どのような交通手段がありますか?
時間に余裕があるなら、格安のエアポートバスをオススメします。
本記事ではヤンゴン国際空港から市内へ、スムーズに移動できる方法をメモっていきます。
その前に、結論を先に整理します。
・心に余裕がある方はエアポートバス
・時間はタクシーが45分、バスは1時間
・料金はタクシーが10,000~15,000チャット、バスは500チャット
・ただし、渋滞時はタクシーもバスも1時間30分くらいかかる
ヤンゴン国際空港から市内への行き方
ヤンゴンのメインスポットやホテル、ショッピングモール、飲食店が集中するのが「Downtown」(ダウンタウン)。
一般的に市内・中心地とも呼ばれ、最も活気が溢れているエリアです。
では、ヤンゴン国際空港から市内(ダウンタウン)までの行き方を紹介していきます。
①タクシー
ヤンゴン国際空港の入国チェックを通過し、到着ロビーに出ると、タクシーのドライバーから声がかかります。
これは都市でもほぼ同じ光景ですね。
その日に予定があって時間がない場合は、彼らに目的地に連れて行ってもらいましょう。
ヤンゴン市内の中心までは10,000~15,000チャット(770~1,150円)が相場。
行き先を告げたら、料金の交渉です。
他国に比べるとボッタくり率は低めですが、折り合いが合わなければ、きちんと断りましょう。
タクシーを利用すると、「ダウンタウン」までは通常45分くらいです。
ただし夕方時の渋滞にはまると、1時間30分近くかかることもあるので、少し留意が必要かも。
②バス
ヤンゴン国際空港から市内にある有名な観光スポット「Sule Pagoda」(スーレーパゴダ)まで、エアポートバスが運行しています。
ルートは2通りあって(後述)、共に交通量が多い主要道路を通ります。
よって市内へは1~2時間ほど。
乗車料金は1人500チャット(40円)。
かなり格安ですよね。
というわけで、例えば旅行目的でヤンゴンを訪れ、時間的に余裕があるなら、エアポートバスを利用することをオススメします。
現地の公共交通手段を使えば、経験値がアップしますよ。
ヤンゴン国際空港のバス停の場所
簡単ですが、ヤンゴン国際空港内では、以下の移動方法でバス停に辿り着くことができます。
①到着ロビーに出たら「7番」出口に向かいます
②7番出口を出たら、すぐ左の道をまっすぐ進みます
③ケンタッキーを通過
④目の前に「Departure」(出発ロビー)の看板が見えます
⑤出発ロビー・入口の向かい側がバス停ヤンゴン国際
もし分からなければ、周りの人に聞いてみましょう。
ミャンマー人はみんな優しく、親切に教えてくれますよ。
ヤンゴン市内(スーレー・パゴダ)行きのバスの目的地・ルート
ヤンゴン国際空港を出発したエアポートバスの終点は「スーレ―パゴダ」。
ダウンタウンの中心に建てられた仏塔(=パゴダ)ですね。
前述の通り、エアポートバスは2つのルートで運行しています。
ヤンゴン国際空港と市内の間にある「Innya Lake」(インヤー湖)の、
②東側を通る「Kabar Aye Pagoda Road」(カバーエー・パゴダ・ロード)
ですね。
目的地や宿泊ホテルに応じて、乗車するバスを選びましょう。
各ルートのバスの見分け方と主要な停留所は以下の通りです。
①インヤー湖の西側ルート(ピィ・ロード)
まずは真っ先にフロントガラスに注目。
Aサイズの紙に「PYAY ROAD」と書かれてあれば、西側ルートを走るバスになります。
バスの側面には運行ルートの停留所が確認できます。
最終目的地は「YGN Railway Station」(ヤンゴン中央駅)となっていますが、実際は「スーレ―・パゴダ」で降ろされます。
※2020年2月時点
また、ここに記載されていない小さな停留所でも乗客の乗り降りがなされます。
感覚的に30回近く止まった気がしました。
インヤー湖の西側ルート(ピィ・ロード)の主な停留所
(ヤンゴン国際空港)
↓
Mile Hotel(マイルホテル)
↓
Lotte Hotel(ロッテホテル)
↓
Innya Kan Boung(インヤー湖)
↓
Dagon Centre(ダゴン・センター)
↓
City Mall(シティ・モール)
↓
Junction City
(ジャンクション・シティ)
↓
Sule Pagoda(スーレ―・パゴダ)
「ピィ・ロード」はヤンゴン市内で一番メジャーな道路。
そのため、インヤー湖の西側ルートのバスは有名なホテルやショッピングモール付近を通過します。
②インヤー湖の東側ルート(カバーエー・パゴダ・ロード)
東側ルートを通るエアポートバスには、「PYAY ROAD」の表示がありません。
・「PYAY ROAD」なし→東側ルート
で判断するしかなさそう。
心配であれば、念のためにドライバーに聞いてみましょう。
乗車料金は西側・東側一律で、どこで降りても1人500チャットです。
東側ルートも終点は「スーレ―・パゴダ」です。
インヤー湖の東側ルート(カバーエー・パゴダ・ロード)の主な停留所
(ヤンゴン国際空港)
↓
Yangon Hotel(ヤンゴンホテル)
↓
Kabar Aye Pagoda(カバーエー・パゴダ)
↓
Myanmar Plaza
(ミャンマープラザ)
↓
Excel Hotel(エクセルホテル)
↓
Shwedagone Pagoda
(シュエダゴンパゴダ)
↓
Shangrila Hotel(シャングリラホテル)
↓
Sule Pagoda(スーレーパゴダ)
インヤー湖の東側ルートを通るエアポートバスは、いくつかのパゴダを巡ります。
おそらく、ヤンゴンを訪れた人たちの最終目的地は「Shwedagone Pagoda」(シュエダゴン・パゴダ)ではないでしょうか。
いの一番で「シュエダゴン・パゴダ」を目指す方は、東側ルートのバスに乗りましょう。
まとめ(ヤンゴン国際空港から市内まで行き方・乗車料金・時間)
ヤンゴン国際空港→市内(スーレ―・パゴダ)
所要時間:45分~1時間30分
乗車料金:10,000~15,000チャット
※急ぎの方、経済的に余裕がある方向け
②エアポートバス
所要時間:1~2時間
乗車料金:500チャット/人
※時間にゆとりがあり、お金を節約したい方向け
タクシーの方が移動が便利で楽チンです。
一方、エアポートバスは慣れない故に、やや非効率かも。
それでも、本当に旅を楽しみたい方はエアポートバスを利用してみてはいかがでしょうか。
最後に注意点だけお伝えして、本記事を〆たいと思います。
・緊張感があって、不安が過る
・車内は狭いので大きい荷物は大変
・停留所や車内アナウンスがミャンマー語で分かりにくい
・「Google Map」(グーグルマップ)で常時位置を確認しましょう