前回はボラカイ島北部の隠れスポット・プカシェルビーチ(Puka Shell Beach)を紹介しました。
個人的には、地味ですけれども、本当にココがオススメです。
それでも各国のトラベラーの支持を得ているホワイトビーチ(White Beach)も抑えておかなければいけませんね。
「当たり前だ!一体、ボラカイ島の何を語っているんだ!」
と怒られかねませんしね。
本記事ではボラカイ島・ホワイトビーチの楽しみ方をメモっていきます。
1. ホワイトビーチはボラカイ島の代名詞
ボラカイ島の西海岸に位置するホワイトビーチは、誰もが認める世界一美しいビーチ。
約4kmに延びる白い砂浜が、太陽を反射させた光で輝いていて、とても眩しい。
少しひんやりした海水の透明度は100%、足元に舞うパウダー1粒1粒がくっきり見えます。
澄み渡る青空に、まっすぐに伸びるヤシの木、そしてエメラルドグリーンの水面が成す光景は、ザ・南国といった感じ。
アジアNo.1ビーチに何度も選ばれている、フィリピンをも代表するリゾートエリアです。
そんな超有名な観光地だけあって、昼頃から晩まで旅行客でごった返し。
浜辺に併設されたショップや遊歩道も、人・人・人。
気を休めてリラックスすることは少し難しいかもしれません。
客層は欧米系とアジア系が半々ですが、特に韓国人と中国人が多い印象。
逆に日本人は余り見かけません。
マッサージ店などのキャッチに、ボクは頻繁に韓国語や中国語で話しかけられ、若干ウンザリしましたが…。
6時起床、なる早で必ず訪れたい、と強く推薦するビーチの一つです。
2. ホワイトビーチのそれぞれの楽しみ方
ホワイトビーチの行き方はありません。
何も考えず、皆が歩く方向に行きましょう。
そうすれば必ず見つかります。
それくらい、説明不要。
なぜなら、ボラカイ島=ホワイトビーチ、だから。
基本情報としては、ホワイトビーチは北側からStation1、2、3に区切られている点。
ただ特別に境界線があるわけではなく、さらさらパウダーの浜辺をテクテク歩き、「いまは何となくStation1辺り」という感覚で知ってくだけでOKです。
それぞれ特徴があるので、サンダルを脱いで、気ままに散歩してみましょう。
Station 1:夕日を見るなら、ココ!
人通りが最も少ない北側エリア。
この辺りはフライデービーチ(Friday Beach)と名づけられていて、高級ホテルが立ち並んでいます。
午前中はパラソル下で音楽や読書を嗜み、お昼は極上のビーチを見ながら、心地よくランチ。
午後は広い海でリフレッシュしたあと、ビールで小休止っというのも悪くないですね。
日が傾け始める夕暮れ時。
フレッシュジュースを飲みながら、海岸沿いを見てみましょう。
海上に浮かぶサーリングボートの向こう側に、真っ赤な夕日が見えるはず。
昼間とはまた違った顔を見せるフライデービーチ。
まるで絵葉書のようなコントラクトは、旅のハイライトになること間違いなし。
これを見ずして、島を離れることはできませんよ。
Station 2:ショッピングなら、ココ!
ボラカイ島は、Station 2を中心に回っている、と言っても過言ではありません。
レストランやカフェ、雑貨屋にマッサージ&スパ。
ここには「d’mall」(Dモール)と呼ばれるストリートがあって、観光客が最も集中するゾーンです。
滞在中は、とりあえずDモールに行く、という流れになるでしょう。
Dモールから少し内陸に歩けば、スーパーマーケットやファストフードが立ち並ぶメイン通りに出ます。
この通りは島の南北を繋ぐ唯一の道路で、Station 2はその中間地点。
島の何処にいても必ず戻ってくる、ハブ空港的な場所でもあります。
食べて、飲んで、買って、休んで…とお金と時間が許す限り、やり尽くすことが無さそうなStation 2とDモール。
オススメの飲食店はたくさんありますけど…かなり長くなりそうなので、今回は割愛させて頂きます。
とりあえずマップを片手に、あちらこちら歩いてみてくださいませ。
何周ぐるってしても、新たな発見があると思います。
Station 3:アクティビティなら、ココ!
バカンスで訪れた旅行者の目的の一つは、「体験」ですね。
そして地元の人たちにとって、重要な収入源は衣食住+マリンスポーツへの観光消費。
島のあらゆる場所で、「え、こんな辺鄙なところでも!?」という場所でさえ、アクティビティの勧誘が行われています。
以下は主なプログラム。
値段はあくまで参考程度、人数や時間帯、複数のアクティビティの組み合わせなどで割引が利きます。
興味があれば、粘り強く交渉して、体験してみてくださいね。
パラセーリング
時間:15~30分
値段:2,000~2,500ペソ/人
ボラカイ島全体を一望できる超オススメのマリンスポーツ。
空から眺める海・浜・緑の美景は、言葉で表せないほど。
360度の空中散歩をお楽しみください。
スタンドアップパドル(SUP)
時間:30~60分
値段:300~500ペソ/人
サーフボードの上でパドルを漕いで、静かに楽しむアクティビティ。
想像以上に難しい。
体感を鍛えておかないとバランスを崩して、悔しい思いをする。
でも立てた時の達成感はハンパない。
フライフィッシュ
時間:15分
値段:800ペソ/人
スピードボートに引っ張られる「乗り物の浮き輪」(表現がヘタクソ・・・)にしがみつきながら、落ちないように頑張るアクティビティ。
海風の中、爽快感を味わうことができます。
バナナボート
時間:15分
値段:300ペソ/人
誰でも簡単に楽しめる定番メニュー。
青春時代に戻ってワイワイ騒ぎましょう。
ジェットスキー
時間:30分
値段:4,000~4,500ペソ/人
水飛沫を上げながら、豪快に突き進む乗り物。
上級者向けのスポーツかもしれません。
サンセットセーリング
時間:30分
値段:500~1000ペソ/人
海上から夕日を眺めるロマンティックな体験ができます。
カメラとサングラスを忘れずに。
なお、Station 3にはお土産屋さんやナイトクラブも数多く軒を連ねています。
Tシャツは1枚100ペソからとお手ごろ価格。
アクティビティ以外にも、見所は満載です。
ボクが訪れたのは、2019年のハロウィン。
日が沈み辺りが暗くなると、少年少女の楽器隊が出陣してきました。
華麗なダンスと演奏で観光客は大興奮。
その列はどんどん長くなっていきます。
「ああ、これがハロウィンの楽しみ方なんだな」と感じました。
また至る所で仮装大会が開かれていて、アップテンポのミュージックが鳴り止みません。
SNS好きなフィリピン人も、セルフィーに必死の様子。
世界のベストアイランドだけあって、シーズンイベントやエンターテイメントも盛りだくさんでした。
書き始めたら止まらない。
世界屈指のホワイトビーチには、語り尽くせないほどの魅力が詰まっています。