「微信」(ウィーチャット、WeChat)には音声を録音して送受信する「ボイスメッセージ」。
キーボードで文字を入力する手間が省け、多くの中国人が活用しているコミュニケーション方法ですが、受け取った際に中国語が聞き取れなかったりして、困ることが多々あります。
そんな時はボイスメッセージをテキストに自動変換してみましょう。
このページでは、WeChatで受け取ったボイスメッセージを文字起こしする方法を画像付きでメモっていきます。
・WeChatで受け取ったボイスメッセージを文字起こしする方法が分かる
・聞き取れなかった中国語を文字で読める
・音声送信でコミュニケーションが楽になる
WeChat(ウィーチャット)でボイスメッセージを文字起こしする
まず前提として、現時点で文字起こしできるのは中国語のみ。
日本語や英語などの音声には対応されていません。
ボイスメッセージ自体はどんな言語でも送受信できますが、文字起こしは中国語だけ可能、という感じですね。
その上で、ここではスクリーンショットを添えながら、音声→テキスト変換の操作方法を説明していきます。
なお、Android版(Ver.7.0.21)のイメージを用いています。
古いバージョンやiPhone/iPadとは若干仕様が異なる場合がありますが、基本的な手順は変わりません。
大きくステップを分けると、
②文字起こしをしたいボイスメッセージを選ぶ
③テキストに変換する
です。
①設定言語を中国語にする
日本語表記になっている場合、
「自分」→「設定」→「全般」→「言語」
上記の手順でWeChatの表示を中国語に変更します。
詳しくは↓の記事をご参照くださいませ。
他言語→日本語に戻す方法も画像付きで紹介しているので、ご安心あれ。
②文字起こしをしたいボイスメッセージを選ぶ
相手からボイスメッセージが届くと、「出力」と数字が表示されます。
数字は音声の長さ。
按住 说话 = 押したまま話す
この画像だと、そのままタップすれば、3秒間のメッセージが流れます。
テキストに文字起こしする場合は、ボイスメッセージの「出力」箇所を長押ししましょう。
③テキストに変換する
長押しすると、↓のような項目が出てきます。
转文字 = 文字起こし
文字起こしの機能は「转文字」。
ここをタップしてみましょう。
すると、相手の音声(中国語)がテキストとして変換されます。
これで文字起こしは完了です。
なお「转文字」はWeChatの言語を中国語に設定しないと表示されません。
現状、日本語のままだと文字起こし自体はできない仕様となっています。
iOS版の場合、ボイスメッセージの横に「変換」が併記されます。
ここをタップしただけで、テキストに変えられます。
(設定が日本語になっていても、直接文字起こしが可能)
ただし、「変換」が表示されるのは1度のみ(もしくは一定時間内だけ)。
「変換」が無い場合は、上記の手順で、一度設定を中国語に変えてから、長押し&文字起こしが必要です。
この文字起こし機能は、相手の言葉が不完全だと(発音に訛りがあるなど)、実際とは異なった言葉に置き換えられてしまいます。
まだ100%正確に認識できているわけでは無いようです。
しかしながら、おおよその内容はテキストで確認可能かと思います。
また相手のボイスメッセージだけでなく、自分の音声も文字起こしも可能。
これを利用して、正しい発音の練習に役立つかもしれませんね。