
「Web3で世の中はどう変わるの?」
「そもそもWeb3って何?」
「今から知っておくべきことは?」
そんな方へ向けて。
このページではWeb3で生活や社会が変わる小話をメモっていきます。
・Web3までの時代の流れが分かる
・Web3が創る未来が分かる
・これから身に付けておくべき知識が得られる
1. Web3とは?
Web〇=インターネットの歴史を表します。
10数年単位で新技術が登場し、ネットワークの在り方が変わってきました。
①Web1の時代
1991年から2004年頃のインターネット黎明期。
静的なコンテンツ(ホームページ)がほとんどで、ユーザーの大半が利用者・消費者でした。
コンテンツのクリエイターから消費者への一方通行であった時代ですね。
②Web2の時代
2004年から現代まで続く、インターネットの成長期。
ユーザー自身がコンテンツ(SNS、ブログ、動画)を作成でき、情報の流れが双方向になりました。
日本的には「一億総発信」時代とも言われます。
一方で巨大なプラットフォーマーが台頭。
インターネットを利用する際、ほとんどがGAFA無しでは成立しません。
一部のビッグ・テック企業が牛耳っている社会ですね。
③Web3の時代
2014年にイーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッドによって提唱。
様々な暗号通貨(仮想通貨)やNFTなどのブロックチェーン技術を基幹としており、打倒・巨大企業(および中央政府)が前面に打ち出される時代です。
ビジョン通りに国家・企業による支配がなくなるかは分かりません。
しかしながら、ブロックチェーンを含む技術革新によって、ボクたちの生活が大きく変化することは間違いないでしょう。
2. Web3で生活や社会が変わる話
①中央集権から分散型へ
大きな組織だと国家。
企業ベースではGAFAに代表されるように、現代は中央集権型社会です。
どちらも非常に大きな権力・パワーを持っています。
また銀行や証券取引所は中央集権的な金融。
自分の資産や口座は、それぞれの金融機関が管理しています。
そんな感じで中央集権には国民やユーザーの情報・財産を支配できる、特定の管理者が存在します。
株主がいない社会
世の中のサービスを使う際には、必ず「手数料」が発生します。
国で言い換えると「税金」です。
これらの負担額はユーザー自身ではなく、中央集権が決定。
企業の場合は、「得た利益や使い道や、誰のものになるのか」は株主が決めます。
徴収したお金(税金)の用途を決定する権利が中央(株主・国家)にあるのが、資本主義の基本的な構造です。
これをWeb3が変えてくれるはず。
株主が存在しない新しい経済の形ですね。
NFTやDAOが代替
Web2時代で大きな事業を起こすには、会社を立ち上げたり、ベンチャーキャピタルから資金を調達したりすることが常識でした。
ところがWeb3だと、世界中から参画者を募り、株式ではない形で資金を集めることが可能となります。
その代わりに発行されるのがNFT。
トークンを活用した意思決定を分散的かつスピーディーに行えるようになります。
いわゆるDAO的な形ですね。
DAOは「Decentralized Autonomous Organization」の略で、日本語では「自律分散型組織」と訳されます。
「特定の人に権力が集中せず、また支配・制約をされずに、複数の人々が自主的に行動することで、発展していく組織」
ですね。
社長や一部の役員が権力を持つ会社や、トップリーダーが統率するプロジェクトとは全く異なった組織形態が、Web3に置き換わることでしょう。

②IDやパスワードが不要
ボクたちの生活は会員登録で溢れています。
Amazon、楽天、Twitter、YouTube(Google)などなど。
無限に存在するアカウントの管理に消耗する世の中です。
ログインができずアタフタした回数は、両手両足では収まりません。
何度もパスワードを失念して、再発行の手続きに面倒くささも感じています。
しかしながら、Web3の時代になると会員登録が必要なくなります。
代表的なのは世界最大のNFTマーケットプレイスのOpenSea。
アカウント作成・登録の機能がありません。
デジタルウォレットがあればOK
代わりに自分が持っているデジタルのお財布(MetaMaskなど)を連携すれば使うことができます。
よって、OpenSea側はユーザーの情報を持っていないため、
企業的にもプライバシー管理のコストやリスクが不要となります。
資金(仮想通貨)の送金や移動もデジタルウォレット間で完了。
仮想通貨による決済が広がる
非常に革命的な技術によって、個人情報を登録しなくても、買い物ができるようになるでしょう。
セキュリティ管理は自己責任
逆にウォレットの盗難やハッキングからの被害は自分の身で守る必要があります。
自己責任性が強く、誰も助けてくれません。
もちろん、保険や保証もないため、かなりのリテラシーが求められるでしょう。
それと引き換えに、利便性は飛躍的に向上します。
「仮想通貨の財布」をみんなが持っていて、そのウォレットとサイトを接続して買い物をする。
個人情報が無くても様々なサービスを利用できるのが、Web3の社会です。
③匿名性が一般化
デジタルウォレットの作成自体にも個人情報は求められません。
よって、国・地域によって決済ができない、なんてこともなくなります。
理由の一つはビットコインやイーサリアムが世界共通の通貨になるから。
国籍による縛りも無く、国境を跨いだ買い物やサービスの利用が可能となります。
例えば現状は、中国に住んでいないと国内の銀行口座は開設できず、人民元も自由に使うこともできません。
中国の商品を買うにしても、専用サイトに情報を登録して、場合によっては身分証をアップロードも必要となるでしょう。
一方、Web3だと、この問題が解消され、全てを匿名で利用できるようになります。
どこの国の誰であろうと関係ありません。
そして決済や取引に使われるのが仮想通貨。
ウォレットアドレスがあれば一瞬で送金・受金が可能で、またブロックチェーンによって改ざんができなくなります。
匿名で世界の誰とでもやり取りできる社会は、大きな構造の変化だと言えるでしょう。
性別、年齢、学歴、家族構成……この辺りと切り離した匿名コミュニケーションが一般化すると、自身のアイデンティティを再構築できる(なりたい自分になれる)かもしれませんね。
今までは性別や年齢の違いで、不利になることが多すぎました。
日本の文化・伝統に伴う、不平等・不公正さが生きづらい社会にしているのも事実です。
しかしながら、Web3ではそれらが無縁。
ブロックチェーンのみに紐づいた個人の識別が加速すると、その他の個人情報を公開・受け渡す必要が一切なくなります。
よって、現在の評価軸では影を潜めざるを得なかった人たちも、Web3では活躍しやすくなると思います。
「匿名性」がプラスに働いて、より良い社会が創造されていくでしょう。