PR

一旦、仕事納め → 時間について考える

カレンダーイメージ HALF TIME
記事内に広告が含まれています。

昨日は旧暦最後の出勤日。
これから新年会に参加して、その後、約2週間の春節休みに入る。
久しぶりの長期休暇である

中国に来て8年が経ち、仕事や生活リズムは、こちらのカレンダーに慣れてしまっている。
年末年始は元日のみ休みだったこともあり、今はまだ新年の実感が余り無い。
ようやく2020年の幕が開ける、といった感じだ。

ところで、ボクは中国企業で働いているが、主要の顧客やサービスの対象は日本である。
もちろん相手方は春節とは関係なく、来週も通常営業を行う。
そのため、今週中に先々の用事を前もって片付けておく必要があった。

逆の場合はどうか。
元号切り替えの10連休前などは、かなり慌しかったのを覚えている。
取引先もギリギリまで業務をこなしていた。

一方、日本が休みになると、どこか気が緩みがちになる。
緊張感がなくなり、作業効率も低下しがちだ。
中国が平日でも、心の何処かが休みモードに入っているかのようだった。

よくよく考えると、常に双方のカレンダーを意識しながら、仕事を進めていたように思う。
2019年の祝日を数えてみたら、
日本:20日
中国:19日
休みが同じ日を除くと、約30日間は片方の国が稼動していないことになる。

中国の連休中はオフモードである。
そして、日本の祝日も半オフモードになってしまっている。
両方合わせて1ヶ月分。
一年の8.2%。決して少なくない。

時間管理の重要性に関しては、今の時代において最も注目度が高いトピックになっている。
SNS上でも、今も何処かで、リアルタイムで議論が繰り広げられている。
大学生活の4年間、休日出勤や残業、すきま時間の使い方、育児休暇に老後の設計。
全く当たり前だが、人生=時間 である。

時間は全ての人に対して平等に与えられているが、その有効性はまるで違う。
ボクも、あなたも、アリババの創設者も、アメリカの大統領も、サッカーのレジェンドも、1日24時間。
悲しいかな、例えば、ユニクロのCEOだけが40時間ある訳ではない。

時間は平等、でも見方を変えれば不平等。
社会に貢献している人でさえ、1日24時間しかない。
一定の期間で大きな成果を上げることができる人もいれば、無駄に浪費してしまう人もいる。
いま改めて思うのは、後者にはなりたくない、ということだ。

これからは、時間を細分化して物事を考えつつ、きっちりと成果・結果が出るような使い方にしたい。
1分、10分単位で目的をもって行動する。
それが、自身の成長はおろか、人生をも豊かにすると信じて。

タイトルとURLをコピーしました