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Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)のWeb版の使い方【AIが絵を自動生成】

Stable Diffusion LIFE
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「最近流行っているStable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)って何?」
「どうやってStable Diffusionを使うの?」
「経験や才能が無いけど、絵を描いてみたい」

そんな方へ向けて。

Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)は、指示したキーワード(単語や文章)に基づき、AIが自動で絵を描いてくれるテクノロジー(サービス)
スマホで写真を撮るかの如く、簡単な操作&短時間で自分のオリジナル作品が仕上がります。

AIを活用して自分に描いた(指示した)絵にビックリすることでしょう。

このページではAIが絵を自動生成してくれるサービス、Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)の使い方をメモっていきます。

本記事のメリット
・Stable Diffusionの概要が分かる
・操作画面を確認しながら、Stable Diffusionの使い方が分かる
・AIを活用してオリジナルの絵を作成できる

1. Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)とは?

冒頭の通り、Stable Diffusionは、自分の代わりにAIが絵を描いてくれるサービス。
英語の単語や文章で指示を送るだけで、自動的に4枚1組の画像が出来上がります。

Stable Diffusion①

絵心が無い人にもプロ顔負けの作品を作れる時代になりました。
もちろん、絵を描写する楽しさや素晴らしさを実感できるでしょう。

ちなみに類似サービス「Midjourney」(ミッドジャーニー)のようにアカウント作成や登録は必要ありません。
誰でもすぐにデザインを生成できます。

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2. Stable DiffusionのWeb版の使い方

本稿のメイントピック。
Stable Diffusionの使い方を説明します。

STEP.1:Stable Diffusion Onlineにアクセス

まずは公式サイトへアクセス。

■Stable Diffusion Online
https://stablediffusionweb.com/

Stable Diffusion②

「Get Started for Free」をクリックするか、画面を中盤までスクロールしましょう。

STEP.2:絵の描写を英語で指定

使い方は至ってシンプルです。
「Stable Diffusion Playground」のタイトル下に「Enter your prompt」のスペースがあります。

Stable Diffusion③

ここに、描きたい絵のイメージを文章(テキスト)で書き込みます。

例えば、

  • 雨が降り続く中、チームを優勝に導くため、奮闘するサッカー選手
    Soccer player struggles to lead his team to victory in the pouring rain
  • 大賑わいの万里の長城で記念写真を撮る人々、天気は快晴
    People taking commemorative photos at the Great Wall of China, which is very crowded, and the weather is clear
  • 新鮮な魚介類を使用した熱々のパエリア
    Hot paella with fresh seafood
  • 最愛の娘が遂に結婚、披露宴で涙ながらギターを演奏する父親
    Beloved daughter finally marries; father tearfully plays guitar at the wedding reception

とかでしょうか。

Stable Diffusionは英語がベースです。
少し面倒ですが、翻訳サイト「DeepL」を併用して使いましょう。

とりあえず「Soccer player struggles to lead his team to victory in the pouring rain」にしました。

Stable Diffusion④

ちなみに「Enter a negative prompt」の欄がある場合、ここには絵に反映してほしくない描写を指定します。
こちらは後ほど試してみます。

STEP.3:「Generate image」をクリック

デザインのイメージが決まったら、「Generate image」をクリック。
あとは30秒ほど待てば、自動的に絵が完成します。

Stable Diffusion⑤

STEP.4:自動生成された画像を確認

描写したいテキストに合った画像が4枚表示されました。
それぞれを見比べてみましょう。

Stable Diffusion⑥

上記のうち、2枚にはボールが描かれています。
もし選手のみでデザインを作りたい場合は、「Enter a negative prompt」に「soccer ball」と打ち込み、再度イメージを生成させてみましょう。
(画面を再読み込みすると、「Enter a negative prompt」欄が出ます)

Stable Diffusion⑦

ボール無しの絵ができ上りました。

Stable Diffusion⑧

3. Stable Diffusionで絵を描くコツ

何回か使ってみると「指示の伝え方」によって、AIの性格(得意・不得意)が見えてきます。
これを理解すると、より深みのある作品に仕上がるかと思います。

①コンセプトアートは得意

例えば、「ニューヨーク」「近未来」「宇宙」と単純なコンセプト。
この辺りはAIの得意領域です。

有名なアーティストも「コンセプトアートにおいて人間はAIに敵わない」と言っていました。

逆に言うと、風景などを指定しておけば、様々なバリエーションをStable Diffusionが用意してくれます。
どんな風に形になるかは、やはり実際に試してみるのが良いかもしれません。

②ストーリーを内包する

一方で、描かれた絵から人間が感じる、作品の背景(題材の背後にある事情)や物語。
これを上手に再現することは、まだAIは苦手です。

英単語の羅列だけでは、物語を含んだ絵を生成することはできません。

なので、人間側(すなわち自分)がすべきことは、ストーリー性の具体化。
どんな「筋書き」が絵に込められているかを、詳しく伝えましょう。
(次項の③とも関連します)

③AIとのコミュニケーションが大切

Stable Diffusionによってボクたち人間は画力を手に入れました。
しかしながら、それは「思い通りに絵を描ける」ということではありません。

どんな絵を描写するかは、人間→AIへの指示が大きく影響します。
すなわち、

AIとのコミュニケーション能力=絵の完成度

です。
言い換えると、

AIが出す答えを予測する力+AIが出した答えを修正する力

となります。
この辺りの能力を高めるために、何度もStable Diffusionで画像を創り出して、AIへの指示の出し方(コントロールする方法)を学ぶのが重要かなと思います。

最後に…

今までは絵をデザインすることは、才能やセンスを持ち合わせたプロの仕事だと思っていました。
ところがAIを筆頭にテクノロジーが進化し、そうではなくなっています。

絵心が無いボクでも、高品質のアート作品を制作することができました。
それもかかる時間は30秒程度で。

「自分には無理」「私には関係ない」と諦めていた方たちは、まずは一度Stable Diffusionを触ってみてください。
絵を描くという特殊スキルが、AIによって一般人に解放されたことを実感できるでしょう。

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