中国の南方に位置する広東省の深圳は、1年を通して温暖な都市。
日が落ちても街中は活気に溢れていて、24時間を有効活用できます。
そんな眠らない街・深圳で1番人気があるのが「海上世界」(SEA WORLD)です。
雰囲気的には横浜の「桜木町~みなとみらい」といった所でしょうか。
本記事では「海上世界」の歩き方についてメモっていきます。
海上世界の歩き方
深圳市の南山区にある観光地。
衣食住+文化+アートを集結させたエンターテイメント施設として2003年にオープンしました。
湾岸エリア近くに位置しており、周りにはオフィスビルや公園、美術館、植物園などが併設されています。
そして観光客を呼び寄せているのがレストラン&ホテルを兼ね備えた大型クルーザーです。
船の名は「明華」。
フランスの豪華客船「ANCEVELLER」号をリメークして設営されました。
「明華」号を中心に「海上世界」は構成されていて、どの角度からでも拝められます。
まさにランドマークと言った感じですね。
①場所&アクセス
地理的には↓。
有名な観光地の一つなので、交通網も整備されています。
最もメジャーなのは地下鉄を利用した行き方。
2号線の「海上世界」駅が最寄りです。
地下鉄「海上世界」駅の出口
また大抵の公共バスも停車するアクセスの良さ。
こちらも「海上世界」で下車しましょう。
もちろん、タクシーで向かうことも可能です。
中心地(福田区)からなら40分程度、50~70元が目安かなと思います。
なお、「海上世界」周辺の駐車場は限りがあるため、自家用車の利用は控えましょう。
もとより、お酒を飲むのであれば、公共機関をオススメします。
②食べる&飲む
「海上世界」訪れる人たちのお目当ては専ら食べる・呑むです。
エリア内にはオシャレなカフェや各国の料理が楽しめるレストランが数多く営業しています。
雑貨店なども店を構えていますが、感覚的には全体の80%が飲食店。
全体的にはアミューズメント感が強く、ショッピングにはあまり向いていません。
カフェ&チェーン店
エントランスから「明華」号に向かう大広場の側面にはカフェやファストフードがずらり。
有名どころだと、
が中々のポジションを抑えています。
その他、敷地内にはハーゲンダッツ、満記甜品、奈雪の茶、新元素(element fresh)などがあり、ひと休みするにも不足なし。
間食だけで腹が満たしてしまわぬよう注意しましょう。
レストラン
南山区は外国人の居住者が多く、「海上世界」は彼らが集う場所・憩いの場ともなっています。
異国の「食」を体験できるのも魅力の一つでしょう。
ざっくりですが、
日本料理
インド料理
イタリア料理
ドイツ料理
スペイン料理
ブラジル料理
メキシコ料理
とバラエティに富んだ食事が愉しめます。
外観も独創的&それっぽくて、どこで食べるか・何を食べるか悩ましいところ。
自ずと2度、3度と訪れたくさせられてしまいます。
海上世界のブラジル料理店
スポーツバー/ナイトバー
午後から深夜にかけて「海上世界」に人が集まり始めます。
太陽が沈んだ後からが本番といった感じでしょうか。
食事もさることながら、お酒もまた「海上世界」を語るのに欠かせないキーワード。
賑やかなスポーツバーから英国風ハブ、小洒落たバーまで揃っています。
国際酒場ストリート
日が暮れても気温は20℃を下回ることは殆どありません。
午後4時頃から人が集まりだす
オープンテラスで夜空を見上げながら、冷たいドラフトビールを飲む。
1日を締めくくるのに相応しいスポットだと思います。
③見どころ
飲食以外にも様々な楽しみ方があります。
時間によって「海上世界」の風景が変わるのも面白いところですよ。
噴水ショー&ライトアップ
まず抑えておきたいのは夜に開催される噴水ショー。
「明華」号をバックに、華麗な演出を見ることできます。
音楽に合わせて吹き上がる噴水は見物で、コレ目当てに「海上世界」を訪れる人もいるほど。
ショーが始まると誰もが足を止めて堪能していました。
特等席は「明華」号のデッキでしょう。
一段上からだとまた違って景色になりますね。
人気な場所なので早めに席を確保しておくか、事前に予約した方が良いかもしれません。
また周辺の施設は色鮮やかにライトアップされます。
海上世界の夜景はインスタ映え間違いなし。
深圳の夜は活気に溢れていますね。
公園
賑やかな「明華」付近とは一変。
湾岸方向にある公園は絶好の散歩エリアです。
昼間は太陽の日差しが強いため、夕方頃が最適だと思います。
日か完全に落ち切れば、キレイな夜景に早変わり。
人は多めですが割かし静かなので、雰囲気は良さげでした。
夕食→お酒までの気分転換にもなるでしょう。
隣接された植物園
「海上世界」自体は無料で開放されています。
食事が中心としても所要時間は3~5時間を見ておいた方が良いでしょう。
お店や人の活動が活発になるのは、平日なら17時以降、休日でも午後に入ってからです。
一方、午前中は人の気配は殆どありません。
なので、誰の邪魔をせずに写真を撮るのであれば、朝。
本当の姿をして残したいなら、夜がベストですね。