在宅ワークを命じられたのですが、正直戸惑っています。
思うように仕事が捗りません。
どうしたらいいですか?
とあるきっかけで、リモートワークが急速に浸透しています。
まさに「働き方改革」ですね。
とは言え、いきなり「自宅で仕事をしろ」となったところで困惑するのは当然のこと。
即適応するのは難しく、会社でいるときと同じモチベーションになるかも心配です。
ここでは、そんな人のためにリモートワークが効率的になる方法をメモっていきます。
リモートワークの工夫①:インターネット環境を完全整備
インターネットが無い場所では、リモートワークは成立しません。
自宅で作業する場合も、会社と同様の環境を構築する必要があります。
そして、そこで思い知らされるのです。
会社が提供している環境が如何に優れていたかを。
契約している回線によっては、アクセス速度が遅く感じます。
また時々、インターネットに接続できないトラブルに見舞われることも。
これを真っ先に解決しましょう。
最高のネット環境を整えることこそが、仕事を効率的にする第一歩です。
リモートワークの工夫②:シャワーを浴びる&服を着替える
仕事とプライベートの境目が無くなるので、気持ちの切り替えができるかどうかが大切になっています。
仕事モードのON/OFFですね。
出勤が不要になった分、ギリギリまで寝ていることを許されます。
規定上は朝9時開始となっていれば、5分前に起き上っても、まぁ問題ないと見なされるでしょう。
すると、寝起きの状態でダラダラしながら仕事を行うことになり、結果的に捗りません。
目を覚ますためにも、開始前に熱いシャワーを浴びて、寝間着を脱いでみませんか?
これが仕事スイッチを入れる一つの方法です。
ずっと家にいるからこそ、生活リズム・行動を変化させておく必要があるのです。
リモートワークの工夫③:1日のスケジュールは90分単位
毎日の行動計画はしっかりと。
そして、自分の時間は自分でコントロールしましょう。
各ボリュームにもよりますが、最大90分×4~5個で計画立てると良いと思います。
自身に時間制限を設けることで、集中して完了させようとする意識が生まれます。
また「やるべきことリスト」も整理することができます。
この「意識作り」と「タスク管理」が、リモートワークで重要だったりします。
会社での残業が染みついてしまった方、特に気をつけるべき。
リモートワークにはタイムカードがありません。
きっちりスケジュールを組んで、早め早めに着手&仕上げていきましょう。
リモートワークの工夫④:15分の休憩×4回
これは通常の出勤時でも同じですが、小まめな休息・リフレッシュは不可欠。
一日中、部屋に籠っていると尚更です。
上記③のスケジュールの中に、身体と心を整える時間を設けましょう。
・散歩
・身の回りの片づけ
・昼寝
・定期的に立ち上がる
・音楽を聴く
自分に合ったものなら、何でも良いです。
特別なことはせず、普段のルーティンに組み入れちゃってくださいませ。
なお、一般的に、
と言われたり、言われなかったりします。
恐ろしいほど長く、集中力が持続しますが、実際のリモートワークでは意外と途切れやすい。
ボクの場合は、調子が良くて90分。
だいたいは、60分以内で集中が切れてしまいます。
なので、作業の合間は必ず休みましょう。
リモートワークの工夫⑤:午前中に重要な仕事を終わらせる
ボクの場合、朝起きてからお昼までが一番集中できます。
なぜなら、誰にも邪魔されない時間となるから。
同僚などの他の人の仕事エンジンの掛かり始めると、横やりが入ったりします。
すると、その時に行っている業務に支障が出てしまうでしょう。
イライラの原因にもなりますね。
あとは起床後にコーヒーを飲んで脳を活性化させているので、頭の回転が速い状態なのも、午前中に重要なことに着手する大きな理由です。
前日に「やるべきこと」「やりたいこと」を整理しておいて、当日の正午までに仕上げてしまう。
この行動だと、午後も有益な時間が手に入りますよ。
リモートワークの工夫⑥:適度な情報収集
リモートワークとなると、同僚、上司、関係者とのコミュニケーションは最低限のものに抑えられます。
無駄な会話が不要になるのですね。
その一方で、把握しておくべき情報が入りにくくなるデメリットも生じます。
・タバコミュニケーション
・飲みコュニケーション
この辺りから得られたものが、無くなるのですね。
ある程度の収集を行うために、チャットツールを通じて相手の状況を気遣う前提で、
・雑談できる環境を作る
工夫をしてきましょう。
リモートワークの工夫⑦:誘惑物を視界に入れない
家でパソコンの画面を見つめていても、周囲のモノがチラホラ目に入ってきます。
ついつい意識が他のモノにいってしまい、気になって仕方がありません。
これは良くないですね。
特にスマートフォン。
便利なSNSやお気に入りのゲームが入っている悪魔の端末は、引き出しに仕舞ってしまいます。
スマホを見ない・触らない時間を設け、一気に仕事を終わらせましょう。
あとは甘いお菓子、可愛いペット、読みかけの本などなど。
自分を罠にはめるアイテムは目の届かないところにおいて、頭の中から忘れさせることが、リモートワークの効率をアップさせる秘訣です。
リモートワークの工夫⑧:成果報告(数値で見える化)
さて、自宅で何をしているか、会社に報告できる準備は常に整えておきましょう。
前述の通り、リモートワークには出勤・タイムカードの概念が存在しません。
会社の自席にいること=仕事をしている
ような評価はされないことをご留意くださいませ。
(まぁ、今時そんな人・組織はないでしょうけど)
リモートワークの本質は、
どこにいても、自分の責務をきちんと果たして、結果を出すこと
です。
これがさえできていれば、会社から文句は言われないと思います。
そのためにも、客観的に判断できる「数値」で成果を表せるようにしておきましょう。
・売上〇円、達成率〇%
・〇日間で成果物を完成
など。
ノルマや目標値の進捗が適しているかもです。
・成果で圧倒的な存在感を示す
の2点があれば、会社での地位は安定かと思います。
リモートワークの工夫⑨:その日のご褒美を準備
・とっておきのスイーツを食べる
・待ち侘びていたドラマ/映画を観る
一日を〆るにピッタリの、一番好きなモノを用意して、これを仕事終わりのボーナスにするのです。
結局、人は何のために働くのか。
正解の答えはありません。
が、その日の目的を「至福の時のために」としておけば、日中のモチベーション維持と、作業スピードアップに繋がるはず。
あれこれしている間に時間が過ぎ、一日中ぐったり。
気力が残っておらず、終わったら寝るだけ。
なんてのは凄く寂しい。
「リモートワーク疲れ」にならぬよう、寝る前を「最も優雅な時間」にしちゃいましょう。
リモートワークをしている社員のうち、家で丸々1日8時間働いている人は、そう多くないそう。
実質の労働時間は4~5時間ほどとのアンケートも見たことがあります。
やるべきことを明確化できたことで、効率が上がっているのは間違いありません。
また、元々惰性で8時間も費やす必要なかった、と発見できたのでしょう。
いずれにしても、時間の使い方を見直す良い機会であったことは事実。
上記の工夫・方法が皆さんの参考となり、
・新しい豊かな生活を送れること
を願っています。