Polygon(ポリゴン)のネットワークを利用するにあたり、
「手数料として少額のMATICが必要らしい」
「だからMATICを入手する方法を知りたい」
そんな方に向けて。
ポリゴン上の仮想通貨ETHをEthereum(イーサリアム)のネットワークに移動させる際、ガス代(手数料)として、MATICが必要らしい……ということが分かりました。
なので、実際に「QuickSwap」という取引所で、ETHを使ってMATICを事前に用意してみました。
かかった時間は約10分。
やや緊張したものの、思いのほか簡単にサクッとMATICが手に入りました。
なので、心配はいりません。
このページではQuickSwap(クイックスワップ)で暗号資産(仮想通貨)を交換する手順を、画像付きでメモっていきます。
・QuickSwapの使い方が分かる
・MATICを手元に用意できる
QuickSwap(クイックスワップ)の使い方
QuickSwap(クイックスワップ)はPolygon(ポリゴン)ネットワークを代表する分散型の取引所。
中央集権型とは異なり、取引の仲介者・管理者は存在しないため、新規アカウントの作成や個人情報は必要ありません。
MetaMask(メタマスク)を接続するだけで、簡単に取引・交換ができます。
なお、Swap(スワップ)とは「交換する取引」の意味。
仮想通貨の交換することを「スワップする」と言ったりしますので、(横文字が苦手でも)覚えておきましょう。
ここでは以下の7ステップで、仮想通貨ETH(イーサリアム)をMATICに交換する手順を説明していきます。
- MetaMaskにPolygonを追加
- MetaMaskにて「Polygon PoS (Matic) Mainnet」を選択
- 「QuickSwap」に接続
- 交換する暗号資産(仮想通貨)を指定
- 数量を入力
- 交換内容の確認
- 交換されたMATICを確認
STEP.1:MetaMaskにPolygonを追加
MATICを入手・管理する前に、MetaMask(メタマスク)のウォレットにポリゴンのネットワークを追加する必要があります。
追加・設定しないと、MATICとの交換はできません。
具体的な手順は以下の記事にてまとめてありますので、ご参照くださいませ。
STEP.2:「Polygon PoS (Matic) Mainnet」を選択
Google Chromeの拡張機能よりメタマスクを起動。
ネットワークを「Polygon PoS (Matic) Mainnet」に切り替えます。
STEP.3:「QuickSwap」に接続
「QuickSwap」の公式サイトに訪問して、メタマスクを接続します。
■QuickSwap
https://quickswap.exchange/#/swap
①MetaMaskのウォレットを選択
トップページが表示されました。
中央下の「Connect Wallet」もしくは右上「Connect to a wallet」をクリック。
メタマスクを項目を選択して、「MetaMaskとPolygonの接続」を始めます。
アカウントを確認したら「次へ」で進み、続いて「接続」を押しましょう。
②署名する
英語のメッセージが表示されました。
接続するためには「署名」(=サイン)が必要です。
軽く読んだら「署名」をクリック。
これで「QuickSwap」にメタマスクが接続されました。
③接続の確認
トップ画面右上が、きつねマークと文字列に変更されていればOKです。
また試しにメタマスク側でも確認してみましょう。
「接続済み」と表示されていれば、問題ありません。
STEP.4:交換する暗号資産(仮想通貨)を指定
続いて、一番重要なイーサリアムとポリゴンのブリッジです。
①「From」の通貨を選択
交換元の仮想通貨はイーサリアム(ETH)ですが、画面の「From」は「MATIC」が表示されています。
↑をクリックして、イーサリアムのアイコンがある「ETH」を選びましょう。
②「To」の通貨を選択
交換先(To)の仮想通貨はMATICです。
「Select a token」リストからMATICを選択します。
STEP.5:交換する数量を入力
仮想通貨の設定は下記のようになっていればOKです。
ETHと交換したいMATICの数量を入力しましょう。
すると、「Enter an amount」のボタンが「Swap」に切り替わるので、クリックします。
今回は1MATICを交換することにしました。
必要なのは、0.00055ETHほどです。
「Approve ETH」よりアクセス権限の確認。
「ETHへのアクセス権限を与えますか?」の画面にて「確認」を押します。
STEP.6:交換内容の確認
「Swap」ボタンが有効化されました。
こちらをポチってスワップ内容を最終確認です。
(スクショを撮り直したので、ETHの数量が違います……)
問題が無ければ、「Confirm Swap」をクリック。
あとは画面の案内に従えば、スワップ操作は完了します。
注意!!
不思議なことにMATICを交換するためには、ガス代(手数料)として若干のMATICが必要です。
初めてイーサリアムメインネット経由でポリゴンとブリッジした方は、「0.001MATIC」がプレゼントされるそう。
それでコスト的にはカバーできますが……ボクはもらえませんでした。
なので、「MATICが全く手元にない!」という方は↓の方法をお試しください。
「Dfyn」であれば、ガス代(手数料)無しでMATICが手に入りますよ。
STEP.7:交換されたMATICを確認
処理時間はおおよそ7~8分。
しばし、待ちです。
頃合いを見て、メタマスクの画面を開いてみましょう。
ネットワークを「Polygon PoS(Matic) Mainnet」に切り替えると……先ほどのMATICが反映されています。
お疲れさまでした。
無事にETHをMATICに交換することができました。
MATICが用意できたので、ポリゴンネットワーク上の仮想通貨ETHをイーサリアム上に移動させたり、ポリゴンNFTをミントしたりすることが可能となりました。
これで一安心ですね。