リゾート地でのマリンスポーツの定番と言えば、シュノーケリングでしょう。
海が苦手な方も気軽にチャレンジできて、想像以上の感動を味わえます。
マレーシアのランカウイ島とその周辺には、大小の島々が点々としていて、熱帯魚の鑑賞スポットがいくつもあります。
その中の一つ、「Pulau Payar」(パヤ島)はランカウイから約60km離れた小島。
有名なシュノーケリングエリアです。
浜辺でシュノーケリングを楽しむ人々
今回はボクが実際に参加した「パヤ島ツアー」の体験談をメモっていきます。
・大体の時間と費用の目安が分かる
・ツアー参加時の注意事項が分かる
所要時間・費用
結論から言うと、ツアーは丸1日だと見積もっておきましょう。
大体は朝8時出発の夕方戻り、などになります。
ギチギチのスケジュールではないのですが、時間に余裕をもった感じなので。
というか、スノーケリングタイムをたっぷり確保してあるので。
パヤ島へのツアーの目安は一人350リンギット(8,800円)。
移動費、ランチ、シャワー施設、シュノーケリンググッズ全て込みです。
ボクは宿泊ホテルのフロントで予約しました。
パヤ島以外にも行き先はあって、時間や予算と相談しましょう。
前日の18時くらいまでに申し込めばOK。
支払は出発前までに済ませます。
また「Go Pro」といった防水スポーツカメラも手配してくれる場合があります。
レンタル料は1日100リンギット(2,500円)でした。
若干高いかも……ですが、自前のカメラが無い場合はレンタルすることをオススメします。
現地の光景に感動したボクは、
「借りておいて本当に良かった」
と思いましたので。
実際のスケジュール
6:30 起床
前日は早めの就寝、最高のコンディションで朝を迎えましょう。
軽くシャワーを浴びたら、荷物の整理。
・水着
・タオル
・着替え(Tシャツなど)
・飲料水/軽食
・ビニール袋
・携帯充電器
・上着
・耳栓
・書籍など
・日焼け止めなどのケア用品
・ウェットティッシュ
移動時間は長め。
小腹&暇つぶし対策は必須です。
ランカウイ→パヤ島はフェリーを利用しますが、環境はあまり良くありませんでした。
船内は冷房はやや強で、ツアー客が騒がしい。
上着や耳栓は万が一の自己防衛アイテムになります。
環境保全のため場所によっては日焼け止めNG。
事前に確認しておいた方が無難でしょう。
ひと通りカバンが整ったら、朝ごはんを食べて準備完了です。
8:30 ホテル出発
8:00出発のはずが、時間通り進まないのがザ・アジア
5分前集合は意味がありませんでした。
もっとゆっくり朝食を楽しめば良かった……。
20分遅れでツアーバスがホテルに到着。
なんだかんだで、8:30に出発となりました。
最初に目指す場所は「Kuah Jetty」(クアジェッティ)。
フェリー乗り場がある港です。
9:00 Kuah Jetty到着
乗車時間はおよそ約30分。
うたた寝している間に到着します。
バスを降りたら、ツアーガイドの背中を追って団体客専用のチケット売り場へ。
そこでツアーごとにストライプが配られ、腕に装着。
ピンぼけはご愛嬌……
赤いテープ、これが目印ですね。
見た目は紙のようですが、防水加工がしてあります。
結構頑丈な品質で引っ張っても千切れないので、紛失する心配はありません。
そんなことを思いながら、しばし待ちです。
9:30 Kuah Jetty出発
いよいよパヤ島行きのフェリーに後部から乗り込みます。
キャパが80人程度の中型船だったかなと記憶。
中央の通路を挟み左右に5人ずつ、計8~10列ほどありました。
前方の扉はデッキに続いていて、出港後はオーシャンブルーを一望できます。
乗船時間は1時間ちょっと。
まぁ、することは余りないです。
船酔いしない方は本を読むもよし。
スマホをイジるもよし。
仮眠を摂るもよし。
参加したツアー客のメンバーは……殆どが中国人。
音声ONで動画を見るなど、かなりうるさかった。
耳栓はマストアイテムとつくづく思いましたね。
10:45 パヤ島に到着
フェリーがパヤ島の浅瀬にある浮島・ポンツーンに着港。
下船して移動します。
パヤ島に設置された浮島・ポンツーン
そこで管理者(⁉)によるガイダンスが行われました。
滞在時間のスケジュールですね。
今から約5時間がスノーケリング&自由時間。
お昼は12:30頃から。
以上。
気持ちが浮足立っていたので、内容は覚えていません。
早速、マスクやフィンを受け取ったら、軽くウォームアップをして海にジャンプイン。
ポンツーンの周辺がシュノーケリングスポットなのです。
時間が許す限り、魚たちと泳ぎましょう。
ここでのポイントはホテルで水着を着替えて出発した方が良いということ。
クロージングルーム兼シャワー室は男女合わせて6室と激少でした。
開始早々、着替えの列にゲンナリするのは気分的に嫌でしょう。
記事の中盤での指摘で恐れ入りますが、事前に水着を着ておきましょう。
12:30 昼食
浮島にてビュッフェスタイルのランチです。
サラダ、スープ、揚げ物、麺、チャーハン、フルーツなどなど。
地元の料理も用意されていました。
特記することはないですが、味はまずまず。
ジュースやデザートもあって、割と充実しています。
少し休憩したら、また海へ。
なので、食べすぎに注意です。
15:00 ポンツーンに集合
楽しかったシュノーケリングタイムは終了。
文章ではサクッと終わらせます。
毎回の如く、あとは実際に体験してほしい。
多々ある形容詞を連なっても、感動は伝えきれません。
悪しからずです。
30分後にフェリーに乗り込むので、それまでに着替えを済ませます。
前述の通り、シャワー室はカオスです。
もし時間に間に合いそうになければ、持参したウェットティッシュで全身を応急処置。
最低限の清潔さを保てるようにしておきましょう。
15:45 パヤ島を出発
お疲れさまでした。
ランカウイに戻りましょう。
マリンスポーツは脳が感じている以上に体力を消耗しています。
約2時間、ゆっくり身体を休めましょう。
耳栓を付けて。
17:00 Kuah Jetty到着
お疲れさまでした(2回目)。
バスに乗って、ホテルへ戻りましょう。
ツアーに従って直行するなら17:30前後にホテルに到着できます。
ボクはガイドに、
「港の傍の「Eagle Square」(イーグル・スクエア)に寄り道して帰る」
と告げ、別行動を取りました。
30分ほどブラブラしながら写真をパシャり。
その後、タクシーでホテルに向かいました。
18:00 ホテル到着
お疲れさまでした(3回目)。
ホテルのフロントに防水カメラを返却して、ツアー終了です。
動画や画像データは翌朝、USBで渡してくれます。
USBはサービスでした。
まとめ
ランカウイ⇔パヤ島のシュノーケリングツアー
費用:350リンギット/人 + 防水カメラ「Go Pro」100リンギット/日(USB込み)
行き先のスタイルやターゲットによって、ツアーの雰囲気が変わってきます。
結果的に、ボクは中国人ツアーに参加してしまったよう。
終日、中国にいる感覚を抱かないわけにはいきませんでした。
浮島でのガイダンスも、実は中国語でした。
恐らく、日本人はボク一人。
欧米人も殆どいません。
係りの人が気を使って(⁉)、個別で英語で説明してくれたのが救いです。
もし、外国に来た感をたっぷり堪能したいなら、ツアー申込時に他の参加者について聞いてみるのも良いかもしれませんね。