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ペパハンとダイヤモンドハンドの意味と極意を分かりやすく解説【ガチホ勢にALが配られる理由】

ダイヤモンドハンド CRYPTO
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「ペパハンやダイヤモンドハンドって、どういう意味?」
「どうして「ガチホ」しないといけないの?」
「有名なNFTプロジェクトのALがほしい」

そんな方へ向けて。

NFT界隈では、コレクションの保有・取引の行動に対し、大きく2つのスタンスが存在します。
それがペーパーハンド(ペパハン)とダイヤモンドハンド(いわゆる「ガチホ」)。

前者はNFTを右から左に流して利益を得る短期投資家のことで、特に初期ローンチ時に入手したアイテムを直ぐに売ってしまう人たち。
後者は入手したNFTを長期に渡り保有する人たちです(応援団)。

自分がどちらかに属するかで、今後の有名なプロジェクトのAL(優先購入権)を獲得できるか否かが変わってくるでしょう。

このページではペパハンとダイヤモンドハンドの意味と極意と、ガチホ勢にALが配られる理由についてメモっていきます。

本記事でのメリット
・ペパハンやダイヤモンドハンドの意味や由来が分かる
・なぜペパハンが歓迎されないのかが分かる
・有名なNFTプロジェクトのALを獲得できる
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1. ペパハンとダイヤモンドハンドの意味と極意

ダイヤモンドハンド

①ペパハンとダイヤモンドハンドの意味と由来

ペパハンは「ペーパーハンド」の略で直訳すると「紙の手」。
文字通り、紙のようにペラペラした手で、長く持っていられないことを形容しています。

投資やNFTの世界では、「ペパハン」は短期売買を行う人たちを指します。
意味合いには、株や作品を右から左に流して、利益だけを追求するタイプです。

ただし、本稿においては、NFTを2次流通で購入して、値上がりした段階で売る行為はペパハンに含みません。
あくまで、初期ローンチ時に格安で手に入れたNFTを即売りする層を指すことにします。

一方、ペパハンの逆の言葉がダイヤモンドハンド。
投資対象の価値が上下しても動じず、長期保有をする人たちのことで、別の呼び方は「ガチホ」(ガチでホールドする)です。

用語の由来はイーロン・マスク氏のツイートから。
暗号資産(仮想通貨)の相場が急落した際、テスラがビットコインを売却しない旨のメッセージを投稿しました。

そこにはダイヤモンドと両手を掲げるアイコンが……これがダイヤモンドハンドの元です。
投資コミュニティの中で、価格が下落しても硬く強く「保有し続ける」という指針となっています。

ちなみにガチホは日本文化的な言葉で、英語圏では「HODL」(保有する=HOLDのスペルミス)というスラングで、同意語で広まっています。

②なぜペパハンが歓迎されないのか

入手したNFTを売ろうが売るまいが、個人の自由です。
しかしながら、ことAL付与者に対しては、即売却は望ましくありません。

元々格安でもらったアイテム=プレゼント。
すぐに手放したら、贈った側の気分を害してしまうのは当たり前です。

そのような行為をするのであれば、欲しくても手に入らなかった人たち(ALに外れた方たち)に渡せばよかったと、後悔させてしまうでしょう。

また第三者から見た印象にも影響を与えます。
利確目的の即売りは、「プロジェクト/NFTに価値がないのか」との誤解に繋がりかねません。

一部の利己的な行動によって、クリエイターのイメージを下げることになります。

さらに言うと、お小遣いをあげるために、ALを与えている訳ではありません
「本当に大切に作品を扱ってくれる」
そんな願いを込めて、渡しているのです。

逆に、どうしてダイヤモンドハンドが歓迎されるのかを考えていけば、自ずと答えが見えてくるかと思います。

③あなたはどっち?

もちろん二次流通で買って、それを売却するトレード行為はペパハンにはなりません。
むしろプロジェクト側には手数料が入り、大歓迎です。

界隈で議論されているのは、AL付与&ミント後の行動。

勢いがあるうちに売りさばき、利確して満足顔なのか。
目先の利益にとらわれず、未だに持ち続けているのか。

今までALを獲得したことある方は、一度振り返ってみましょう。

ちなみにボクはCNPリリース直後、10点ほど売っていました。
当時は NFT 取引の経験が浅く、価格を何十倍に設定しても買い手が現れていたので、興奮したのを覚えています。
それに当時はガチホという言葉もありませんでした。

いま思うと……手放さなければと大後悔しています。
フロア価値は何百倍にもなり、もはや簡単に買い戻しできなくなってしまいましたので……。

それ以降は、他のプロジェクトのNFTを含め、ほぼガチホです。

では、あなたはどうですか?

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2. ガチホ勢にALが配られる理由

本章では「なぜ優先購入権を長期保有者に渡されるのか」について考えてみます。

理由は大きく3つあって、

  • 長期的なファンになってくれる
  • 目先の利益目的でない
  • AL配布前に精査される

からです。

理由①:長期的なファンになってくれる

プロジェクトやファウンダー・クリエイターの立場を考えると、自分の作品が誰かに即売られてしまうのは、心が痛むはず。

これはCDや書籍の例が分かりやすいかもしれません。
一生懸命に生み出した音楽が、中古店で販売されていたら……悲しいですよね。
それがもし初回限定であったなら尚更でしょう。

もしくは熱烈なファンなのでサイン入りのCDをプレゼントしたら、次の日にメルカリで高値で出品されていた……結構大きなニュースになりそうです。
この辺りはモラルに関わる問題でしょう。

NFTはクリエイターが心を込めて作り上げた作品です。
ずっと応援したい人や、自分の作品を待っているファン。
そんな方たちにALを渡したいと思うのは当然でしょうね。

理由②:目先の利益目的でない

言い換えるならば NFTを投資の道具として見ていないということです。

有名なコレクションだと、ミント直後の人気・話題性からフロア価格(出品価格)が急上急します。
元々数百円だったものが10万円を超えるようなこともあり、リスクゼロで利確できるでしょう。

今までALを獲得したほぼ全ての人たちが、利益を目の前に考えさせられたはず。
そこには欲との闘い方、心の葛藤との向き合い方、座禅的な精神が求められます。

多くの場合、ALを与えたのは儲けさせるためでありません。
短期的な利益ではなく、長期的なビジョンに賛同した仲間の証という意味を込めて、それぞれに配られています。
ベンチャー企業の未公開株に近いでしょうか。

兎にも角にも、様々な欲に負けず、保持し続けた人に、次のALが与えられます。
それはALを配る側の立場を想像してみれば、何か見えてくるかもしれません。

理由③:AL配布前に精査される

申請したウォレットアドレスの履歴は全て見られています。
また厳しいところだと、SNS(Twitter)の発信もチェックされているでしょう。

総合的に「この人なら渡しても大丈夫」という方にのみ、ALが配られます。

しかしながら、これはガチホを推奨しているプロジェクトの場合。
イベントとして盛り上げるために多方面に配って、その後の行動は干渉しない、といったコレクションもたくさんあります。

選ばれるか選ばれないかは選定者によるので、その辺りを意識しながら普段の行動を心がければと思います。

※注意:ブラックリスト入りとなる要因

ブロックチェーン上には過去のAL付与後(ミント後)の記録も全て刻まれているため、すぐに売り抜けている人はALを付与されない可能性が高いです

前述の通り Twitter の言動も少なからず影響します。
対象プロジェクトを批判していたり、攻撃的・アンチ的な活動をしていると、ブラックリストに入ってしまうでしょう。

応募時の「応援メッセージ」と実際の行動がかけ離れている人も危ないです。

まぁ、これは NFT に入ったことはありませんね。
一般的な店舗や施設でも必要な措置でしょう。

そのリストは公開されているわけではなく、もしかしたら存在しないかもしれません。
でもボクは、プロジェクトの意向に反する行動をする人は、特に注意が必要かなと思ったりしています。

最後に…

ALは誕生日プレゼントと同じ。
もしせっかく時間をかけて用意したモノを、別の誰かに渡してしまったり、転売されていたら送り主はかわいそうです。

もう二度と誕生日プレゼントをあげようと思いません。
むしろ絶交されて、信頼関係は終わります。

同様に、一度でもAL獲得→ミント後に即売りをした場合、その情報は他のプロジェクトに共有され、二度と優先購入権は与えられないでしょう。

ぺパハンとダイヤモンドハンドのどちらが良い悪いという話ではなく、そういった現実があるということを頭の中に入れておいた方が良さそうです。

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