PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングでCAKEが溜まったから、
「CAKEを収穫・手元に戻したい」
「CAKEを複利運用したい」
「仮想通貨の資産をさらに増やしたい」
そんな方に向けて。
ボクは先日初めて、PancakeSwapでBNB(バイナンスコイン)とBUSD(Binance USD)を使って運用を開始。
ファーミングによって新たな仮想通貨CAKEを獲得しました。
現在はそのCAKEを用いて、さらに資産を増やす運用をしています。
このページではPancakeSwapでステーキングする方法とCAKEを複利運用する考え方を、画像付きでメモっていきます。
・PancakeSwapでステーキングのやり方が分かる
・実際にCAKEを収穫して運用できる
・仮想通貨でさらに資産が増やせる
1. PancakeSwapで得たCAKEを運用する方法
PancakeSwapの運用でメインとなるのは、
- Farming(ファーミング)
2種類の仮想通貨を預けて報酬をもらう - Staking(ステーキング)
1種類の仮想通貨を預けて報酬をもらう
で、どちらも報酬として仮想通貨のCAKEが受け取れます。
そのCAKEをどのように活用するかで、運用方法が変わってきます。
①CAKEを保有し続ける
ファーミング/ステーキングで生成されたCAKEを、何もせずにそのまま持ち続けるパターン。
CAKEの価格は毎秒変動しており、将来的に価値が上がれば、おのずと資産が増える感じです。
いわゆる「ガチ保」で基本的には「収穫」するだけで何もしません。
もっとも手間がかからない運用となります。
②CAKEを別の仮想通貨に交換する
ある程度CAKEが貯まったら他の仮想通貨と交換(スワップ)するのも1つの方法です。
スワップはPancakeSwap内で完結しますし、そのガス代(手数料)はかなり低コストで抑えられます。
CAKEよりも価値が高まりそうな通貨があれば、スワップしてみましょう。
③CAKEを預けて利息を得る(ステーキング)
①のように何もせずに持っているのは、日本の銀行にお金を預けるようなもの。
もっと積極的に仕掛けるのであれば、報酬として得たCAKEをステーキングして、さらに資産を増やしましょう。
本稿でのメインテーマがこちら。
CAKEを預ける→利息としてCAKEを得る→さらに預けて利息を増やす=複利運用の方法を以下より解説していきます。
2. PancakeSwapでステーキングする方法(CAKEを複利運用する)
CAKEを複利運用するの流れは以下の通りです。
- PancakeSwapにMetaMaskを接続
- ファーミングで得たCAKEを収穫
- Pools画面を開く
- プールを選んで有効化
- CAKEを預ける(ステーキング)
- CAKEを複利運用する
STEP.1:PancakeSwapにMetaMaskを接続
「PancakeSwap」の公式サイトに訪問して、メタマスクを接続しましょう。
■PancakeSwap
https://pancakeswap.finance/
①MetaMaskのウォレットを選択
トップページが表示されました。
右上の「Connect Wallet」をクリック。
接続するウォレットリストよりメタマスクを選択します。
②接続する
メタマスクが起動しました。
自分のアカウントを確認したら「次へ」。
続いて「接続」を押しましょう。
③ネットワークの切り替え
PancakeSwapは「BSC」(Binance Smart Chain)のブロックチェーンを使っています。
メタマスクでネットワークをBSCに切り替えます。
④接続の確認
トップ画面にて自分のウォレットアドレスが表示されていればOKです。
STEP.2:ファーミングで得たCAKEを収穫
上部メニューの「Earn」→「Farms」を選択。
「BUSD-BNB」の項目を開きましょう。
①CAKEを収穫
LPトークンを預けた利息分=CAKEが貯まっています。
(20日間で0.18CAKE(0.5ドル相当)ほど増えました)
「Harvest」をクリックです。
②MetaMaskで確認
すると、メタマスクが立ち上がります。
若干のガス代(手数料)がかかります。
大丈夫そうなら「確認」を押しましょう。
「Transaction Submitted」→「Harvested」と出れば収穫完了。
「CAKE EARNED」がゼロになりました。
お疲れさまでした!
まずは元金となるCAKEが手に入りました。
STEP.3:Pools画面を開く
仮想通貨の交換の準備が整いました。
次は画面左上のにある「Earn」にマウスを合わせて、「Pools」を選択しましょう。
(もしくは「Pools」タブを開きましょう)
「Syrup Pools」(シロッププール)のページが開きました。
プールとは、仮想通貨を預ける場所・コミュニティのこと。
一覧表よりCAKEを預けたいプールを選びます。
STEP.4:プールを選んで有効化
プールを選ぶ基準は様々ですが、
- APR(Annual Percentage Rate)
複利を考慮しない場合の年間収益率(元本にのみ利子が付く(単利)年間利回り) - 得られる仮想通貨
Earn〇〇の、○○の通貨 - Total staked
預けられている全てのCAKE数
などを見比べながら、自分に合ったものを決めましょう。
①預けるプールを選択
ボクはCAKEを更に得たいので「Stake CAKE」にしてみました。
右側の「Details」をクリックしたこちらが、預けるプールの画面です。
「Enable」をクリックして、有効化を進めます。
②MetaMaskで確認
メタマスクが起動しました。
ガス代(手数料)に問題がなければ、「確認」を押します。
「Contract Enabled」とポップアップが出ればOK。
無事に有効化ができました。
STEP.5:CAKEを預ける(ステーキング)
有効化した後の画面はコチラ↓。
「Flexible」もしくは「Locked」のどちらかを選びましょう。
Locked:自由に引き出せないが、年利は高い。
初めてですが放置&年利が高い「Locked」をクリックしました。
すると、「Lock CAKEl」のタイトルが現れます。
ちなみに「STAKE CAKE」は「CAKEを預ける」という意味。
仮想通貨を預ける行為を、ステーキングと呼びます。
①預けるCAKEの数量を指定
ここに預けるCAKEの数量を入力します。
手持ちの25%~100%(Max)を預ける場合は、パーセンテージボタンが便利です。
今回は全て預けてみます(「Max」を押しました)。
期間は最長の52W(52週間≒1年)です。
緑色に切り替わった「Confirm」をポチリましょう。
②MetaMaskで確認
またメタマスクが起動。
こちらもガス代(手数料)に問題がなければ、「確認」を押します。
「Staked」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまです!
CAKEをステーキングすることができました。
CAKEをロック後の画面は↓。
あとはただ待つのみです。
STEP.6:CAKEを複利運用する
CAKEの複利運用の仕組みは、
- 預けたLPトークンで得たCAKEを収穫
- 預けたCAKEで得た利息分のCAKEを収穫
- 収穫したCAKEをさらに預ける(ステーキング)
とにかく「利息分を収穫してステーキングする」繰り返しです。
これを定期的に行うのが資産を増やすコツとなります。
ただし、収穫(Harvest)とステーキング(Staking)のどちらにもガス代(手数料)が発生します。
頻繁にやり過ぎると、手数料負けする恐れがあるため、注意しましょう。
少額であれば月1回くらいのペースでOKかなと思います。
PancakeSwapでのファーミングの手順のおさらいです。
- PancakeSwapにMetaMaskを接続
- ファーミングで得たCAKEを収穫
- Pools画面を開く
- プールを選んで有効化
- CAKEを預ける(ステーキング)
- CAKEを複利運用する
以上で仮想通貨の運用が完了です。
ちなみにボクはステーキングの期間を1年に設定しました。
現在のAPYは約90%なので、来年には多少は増えているはず(かなり少額ですが……)。
まぁ、今回はテストがてらCAKEの運用をしてみました。
DeFiにもう少し慣れてきたら、本格的に投じる数量を増やそうかなと思っています。