PancakeSwap(パンケーキスワップ)で2種類の暗号資産(仮想通貨)を準備できたから、
「この2種類のペア通貨を使ってファーミングしたい」
「PancakeSwapでのファーミングの方法を知りたい」
そんな方に向けて。
ボクは先日初めて、PancakeSwapでBNB(バイナンスコイン)とBUSD(Binance USD)を使って運用を開始しました。
やや緊張したものの、操作にかかった時間は約5分。
思いのほか簡単にサクッとファーミングができ、報酬としてCAKEが手に入りました。
このページではPancakeSwapでのファーミングのやり方を、画像付きでメモっていきます。
・PancakeSwapでファーミングのやり方が分かる
・実際にBNBとBUSDを預けて報酬をもらえる
・仮想通貨を運用できる
1. PancakeSwapを利用する前の準備
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、DEX(分散型取引所)の一つ。
海外の仮想通貨取引所である「Binance」(バイナンス)が開発した独自のブロックチェーン(BSC)上に存在します。
(BSC=Binance Smart Chain、バイナンススマートチェーン)
DeFi(分散型金融)の代表的なサービスです。
①PancakeSwapでできること
主に以下の3つが可能。
- Swap(スワップ)
仮想通貨(暗号資産)の交換 - Farming(ファーミング)
2種類の仮想通貨を預けて報酬をもらう - Staking(ステーキング)
1種類の仮想通貨を預けて報酬をもらう
どれも仮想通貨の運用に欠かせないもので、特にファーミングとステーキングは報酬を得ることで資産を増やすことができます。
②事前準備に必要なもの
ファーミングには2種類の仮想通貨が必要です。
代表的なのが片一方がBNBで、もう片方が別の仮想通貨。
どちらもMetaMask(メタマスク)内に準備しておきましょう。
ボクはBNBの一部をBUSDに交換しました。
肝心のBNBは海外の取引所「Binance」(バイナンス)で手に入ります。
まだ口座をお持ちでない方は、先に開いておくことをオススメします。
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2. PancakeSwapでのファーミングのやり方
ファーミングの流れは以下の通りです。
- PancakeSwapにMetaMaskを接続
- Liquidity画面を開く
- 2種類の仮想通貨を預ける(流動性を供給する)
- LPトークンを有効化してもらう
- LPトークンを「Farms」に預ける(ファーミング)
- ファーミング報酬(CAKE)を確認
STEP.1:PancakeSwapにMetaMaskを接続
「PancakeSwap」の公式サイトに訪問して、メタマスクを接続しましょう。
■PancakeSwap
https://pancakeswap.finance/
①MetaMaskのウォレットを選択
トップページが表示されました。
右上の「Connect Wallet」をクリック。
接続するウォレットリストよりメタマスクを選択します。
②接続する
メタマスクが起動しました。
自分のアカウントを確認したら「次へ」。
続いて「接続」を押しましょう。
③ネットワークの切り替え
PancakeSwapは「BSC」(Binance Smart Chain)のブロックチェーンを使っています。
メタマスクでネットワークをBSCに切り替えます。
④接続の確認
トップ画面にて自分のウォレットアドレスが表示されていればOKです。
残高も0と表示されました。
また試しにメタマスク側でも確認してみましょう。
「接続済み」と表示されていれば、問題ありません。
STEP.2:Liquidity画面を開く
仮想通貨の交換の準備が整いました。
次は画面左上のにある「Trade」にマウスを合わせて、「Liquidity」を選択しましょう。
「Your Liquidity」(あなたの流動性)のページが開きました。
今は何も入っていない状態です。
「+Add Liquidity」を押して、仮想通貨を提供しましょう。
STEP.3:2種類の仮想通貨を預ける(流動性を供給する)
①預ける仮想通貨の種類を指定
いま手元にあるのはBNBとBUSDの2種類。
「Select a currency」の右の「∨」マークをクリックし、リストからそれぞれの通貨を選びます。
②預ける仮想通貨の数量を指定
上にBNB、下にBUSDを指定しました。
続いて、交換する数量の指定。
2種類の通貨のどちらかに、交換したい数量を入力します。
数量が決まっている場合は手動で。
全て預ける場合は「MAX」を押しましょう。
(どちらか1つに入力すればOKです)
今回はBNBとBUSDのペアを作って、PancakeSwapでファーミングを行います。
なので、手持ちのBUSDを「MAX」で指定しました。
※BNBをMAXしないように!
PancakeSwapでは様々な場面でガス代(手数料)としてBNBが必要となります。
全てを預けてしまうと後々面倒になるため、BNBをMAXにしないよう注意しましょう。
③通貨の有効化
BNBとBUSDは共に初めて使う通貨です。
そのため、「Enable 〇〇」より有効化を行います。
(〇〇は通貨名によって変わります)
画面下の「Enable BUSD」をクリック。
メタマスクが現れたら、ガス代(手数料)を軽く見て「確認」ボタンを押しましょう。
これで有効化が終わり、「Supply」のボタンに色が付きました。
「Supply」で次に進みます。
なお、コチラのBNB-BUSDのレートは刻々と変動しています。
預けた後のBNBの残高に余裕が出るか否か、再度チェックしておきましょう。
④獲得できるLPトークンの確認
PancakeSwapに仮想通貨を預ける=流動性を供給すると、LPトークンがもらえます。
どのくらい獲得できるかが画面に表示されるので、預けるBNB・BUSDの数量やレートと合わせて確認しましょう。
大丈夫そうなら「Confirm Supply」をクリックです。
※LPトークンとは……
Liquidity Provider Token。
流動性を提供する際に預ける専用のトークンのこと。
預けた2種類の仮想通貨に対して、LPトークンの中身はBNB:BUSD=1:1の価値で常に保たれています。
(以降のレート変動の影響はありません)
⑤MetaMaskで確認
フライパンのアニメーションとメタマスク画面が表示されました。
ガス代(手数料)も問題なさそうなので、「確認」を押します。
「Transaction Submitted」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまでした!
PancakeSwapに2種類の仮想通貨を預ける(ファーミング=流動性を供給する)ことができました。
↓のように預けたBNB&BUSDと、LPトークンの数字が見れます。
STEP.4:FarmsにあるLPトークンを有効化
たった今、PancakeSwapに流動性を供給しました。
続いて、手に入ったLPトークンの有効化を行います。
トップ画面左上のにある「Earn」にマウスを合わせて、「Farms」を選択しましょう。
ここで今預けた通貨のペアを探します。
先ほどBNBとBUSDを預けました。
「BUSD-BNB」を見つけたら、「Enable」を押します。
またメタマスクが起動するので、ガス代(手数料)をチェックしたら「確認」をクリックです。
お疲れさまでした!
LPトークンの有効化が完了です。
STEP.5:LPトークンを「Farms」に預ける(ファーミング)
最後の作業です。
有効化したLPトークンをPancakeSwapに預けます。
①預けるLPトークンの数量を指定
先の「Farms」画面にて「Enable」ボタンが「Stake LP」に変わっています。
押してみましょう。
「Stake LP tokens」と表示されました。
預けるLPトークンの数量を入力しましょう。
全て預けるため「MAX」を押しました。
「Confirm」で確認へと進みます。
②MetaMaskで確認
事あるごとにガス代(手数料)としてBNBが消費されます。
問題がなければ、「確認」をクリックです。
「Staked」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまでした!
LPトークンを預ける=ステーキングすることができました。
STEP.6:仮想通貨の運用に対する報酬(CAKE)を確認
「Earn」→「Farms」に戻りましょう。
ファーミングにより報酬として「CAKE」が貯まっていきます。
翌日に見てみると……0.006CAKE(0.03ドル相当)を獲得できていました。
あとはこのまま待つだけ。
これが仮想通貨(BNBとBUSD)の運用&配当(CAKE)を得る流れです。
※CAKEとは……
CAKEはPancakeSwapで入手・発行できる仮想通貨。
ガバナンストークンとしても利用されています。
ここで得たCAKEは売却したり、他の仮想通貨と交換したりすることが可能。
再運用してさらにCAKEを増やすこともできます。
PancakeSwapでのファーミングの手順のおさらいです。
- PancakeSwapにMetaMaskを接続
- Liquidity画面を開く
- 2種類の仮想通貨を預ける(流動性を供給する)
- LPトークンを有効化してもらう
- LPトークンを「Farms」に預ける(ファーミング)
- ファーミング報酬(CAKE)を確認
以上で仮想通貨の運用が始まりました。
次は報酬で得られるCAKEを複利運用して、さらに資産を増やしていきましょう。