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【オスロブ】セブ市内から自力でジンベイザメを見に行きたい!

TRAVEL
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Googleで「セブ…」と入力すると、予想候補で「セブンイレブン」「セブン銀行」に続き、「セブ島」が列挙されるほど日本人に人気が高く、アジアの中でも超メジャーな観光地&留学先。

そんな感じなので、アクティビティや旅行ツアー、語学学校を紹介するサイトが数多く存在しています。

セブ近郊のコアでディープで幅広い情報はそれらのサイトに譲るとして……ここではピンポイントで少し役立つ情報を提供。
お題は「自力&日帰りジンベイザメとの遊泳体験」。

一日のスケジュールと費用をメモっていきます。

本記事のメリット
・オスロブへの行き方が分かる
・自力によるジンベイザメツアーのスケジュール&費用が分かる
・道中の注意点が分かる

オスロブのジンベイザメ

目的地はオスロブ

ジンベイザメを見るスポットはセブ島の南に位置する小さな町「Oslob」(オスロブ)です。
市内からは約120km離れていて、事前のリサーチでは車で片道4時間かかるとのことでした。

セブからオスロブのルート
Google Mapだと約3時間半と表示されました。

また、ジンベイザメと触れ合えるのは午前中のみ
餌を求めて近海にやってきたところを「逃さずロックオン」って感じで、見ることができます。

お腹が一杯になる正午すぎには、遠くの方へ泳いで行ってしまうので。
ふむ、日帰りだと結構ハードなスケジュールになりそう……。

実際のスケジュール

3:00  起床
前日は夜の9時に就寝しました……。
起きたら軽くシャワーを浴びて、長袖・長ズボンを着込みます。

水着やタオル、着替えと厚手のパーカーをリュックの中へ。
軽食と飲料水も忘れずに。
現金をチェックしたら、準備完了です。

3:30  ホテル出発
最初に目指す場所は「South Bus Terminal」
長距離バスでオスロブまで移動します。

市内のホテルからバスターミナルまで、タクシーで10分ほど。
深夜料金か91ペソ(200円)かかりました。

ちなみにボクが宿泊したホテルはアヤラ・センター・セブ(Ayala Center Cebu)の近くです。
こんな時間でも、余り待つことなく流しのタクシーを捕まえることができました。

3:45  South Bus Terminal到着
ターミナルの入り口で降車して中に入り、オスロブ行きのバス停を向かいましょう。
外国人を見つけるやいなや「Oslob!Oslob!」と呼びかけられるので、実際に探す手間はかかりません

そのまま後に着いていくと、「BATO via OSLOB」と書かれたバスの目の前に。
バスの最終目的地はバトという町で、その道中にあるオスロブで下車させてもらいます。

とりあえずバスに乗り込み出発を待ちましょう。

オスロブ行きのバスの中オスロブ行きバスの車内。時計が不正確なのはご愛嬌

4:00  South Bus Terminal出発
まだ夜明け前、バスは乗客で満席となりました。
秋服を着こなした乗務員風のお兄ちゃんに行先を告げ、料金を支払います。

オスロブまで1人220ペソ(470円)
もしかしたら、季節や日によって値段が変わるかもしれません。

全員の支払いが完了すると、バスが動き出しました。
車内には陽気なミュージックが流れるも、みんな表情は一様に硬い。
眠いのか、それとも……。

はい、エアコンがガンガン効いていて、とてもサブイんです
劇的に寒い。

頭上の吹き出し口には蓋がなく、強弱の調節もできません
現地のフィリピン人も、街中では決して見られないコートを着用してのご乗車となります。

運転手や乗務員、運営会社は何も感じないのだろうか……。
パーカーを羽織り、足を縮こませた体勢で我慢比べが始まりました。

ここから4時間か……みなさんも防寒対策をお願いします
※エアコン無しのバスもあるようですが、こちらは窓全開で車内は埃っぽい……ここはエアコン有を選択、冬服持参で乗り切りましょう。

7:15  オスロブ到着
白熱した寒さとのアウェー戦は、粘りに粘って、引き分けに終わりました。
6時過ぎから外が明るくなり、少しばかり夏が戻ってきます。

でも、いまバスがどの辺りを走っているか分かりません。
見慣れぬ土地での途中下車って、タイミングが難しいですよね。

でもご心配なく。
ジンベイザメで有名なオスロブは利用者が多く、必ず停車してくれます

到着したらお兄ちゃんが声を掛けてくれるので、気ままに待ちましょう。

オスロブの案内板こんな看板が道中に見えたりします

ターミナルを出発してから3時間ちょっと
渋滞がなかったせいか、予想より早くオスロブに着きました。

バスを降りたら熱気が凄かった。
やっぱりバスの中は寒すぎでしょう、ねぇ、お兄さん!

7:30  ツアー申込&待機
バスから下車したメイン道路沿い、距離にして200mの間に商店やレストラン、お土産屋が並んでいます。
そこから海に続く道を歩いていくと、ジンベイザメのツアーを行っている「海の家」が何件か見えてきます。
遊泳時間や費用はどこもほぼ同じなので、余り悩む必要は無いでしょう。

ボクが選んだのは↓。
50代と思われるマダムのオーナーが手続きしてくれました。

ジンベイザメツアーの受付
名前を控えておくのを忘れました……トホホ

何でもお爺ちゃんが日本人らしく、好意的に丁寧に説明してくれたのが印象的です。

ツアー料金は1人1,200ペソ(2,600円)
シュノーケリングセットのレンタル、ボート乗車、シャワー使用料など全て込み。
また荷物も無料で預かってくれて、安心感がありました

オプションとして、1台600ペソ(1,300円)で水中カメラの貸し出しもしています。
スタッフが同行して撮影を行ってくれるので、願ったり叶ったり。

こちらも申し込んで、諸々の準備は整いました。

海辺近くの屋外シャワー室で水着に着替えたら、しばし待ちです。
小腹が空いていたら持参した軽食で腹ごしらえをしておきましょう。

食べ過ぎには注意して。

ジンベイザメのスポットボートが連なる辺りがジンベイザメのスポット

8:45  ツアー開始&ジンベイザメとご対面
待つこと1時間とちょっと
ようやく、自分たちの番が回ってきました。

ガイドに着いて行きシュノーケリングセットを受け取ります。
ボートに乗り込んで5分ほど沖に進むと、そこがジンベイザメの観賞ポイント。
ふむ、結構近いんすね。

ボートから海に飛び込めば、餌を目当てに集まったジンベイザメが目の前でゆっくりと泳いでいます。

保護の観点から直接「触れる」ことはできませんが、ギリギリまで近寄ることができます。
ふむ、かなり近いんすね。

オスロブのジンベイザメその大きさにビビる人々

ハイライトは写真でどうぞ。

オスロブのジンベイザメ熱帯魚とジンベイザメ

迫力は伝わりましたでしょうか?
ぜひ一度自分の目で確かめてください!

9:30  ツアー終了&お土産ブラブラ
時間が経つのは早いもので、45分の遊泳ツアー(移動時間込み)はアッという間でした。
内心「短いぞ!」と叫びつつも大満足であったのは言うまでもありません。

身体を洗って秋服に着替えたら、せっかくなのでもう少し外でのんびりしちゃいましょう。

近くのベンチに座っていると、心地よい海風が吹き抜けます。
浜辺には、沖に浮かぶボートをバックに写真撮影をする人々もいましたね。

オスロブの休憩場所「海の家」近くの休憩場所

アクティビティの疲れや眠気は全く感じず、晴れやかな休息ができました。

その後はお土産屋で物色。
色々とお店を回りましたが、Tシャツだけで100種類はあるのではないか、というくらいバラエティに富んでいて、かなり迷ってしまいました。

何とかTシャツ1着とキーホルダー1点を購入。
価格は150~200ペソ(400円前後)。

相場はさておき、リーズナブルに感じるから不思議です。
オスロブでのミッションもこれで終了。

11:15  オスロブ出発
降りた場所と同じ所で、反対側からくるセブ市内行きのバスを待ちます
特に停留所があるわけでなく、タクシーのように手を挙げて呼び止めるシステム。

この時間帯は10分に1本の頻度で長距離バスが通っています。
付近の住民さんに手伝ってもらい、エアコン付きを停めてもらいました。

運よく空いている席があったので、荷物を上部に置いて料金を乗務員に渡します。
帰りは217ペソ(465円)で、来るときより気持ち安め。

あとはターミナルに着くまで一休みしましょう、激寒の中で……。

15:15  South Bus Terminal到着
第2ラウンドは判定負けでした。
疲れと眠気が一気に押し寄せ、さすがに身体がダルい。
戻りはきっちり4時間でした

バスから降りたら出口に直行し、タクシーでホテルに急行。

15:30  ホテル到着
バスターミナルからホテルまでは83ペソ(180円)
午前3時半に出発して、12時間後にホテルに戻ってきました。

所要時間と費用のまとめ

セブ市内のホテル⇔オスロブのジンベイザメ遊泳

トータル:12時間
費用(往復):タクシー174ペソ + バス437ペソ + ジンベイザメツアー1,200ペソ=計1,811ペソ(約3,900円)
最後に…

現地にはジンベイザメ+有名な滝(⁉)+αの一日コースもあって、セブ島では様々な楽しみ方ができると思います。

でも、ボクが強行日程を選んだ理由。
それは…その日に、ラグビーワールドカップ2019の決勝が行われるから。

日本代表の活躍でフィーバーしまくったのは記憶に新しいところ。
現地時間で17:00にキックオフなので、それまでに戻ってくるには自力での日帰り一択なのでしした。

夕刻、スポーツバー「THE PARK SOCIAL」で試合をフル観戦。

THE PARK SOCIALスポーツバーでラグビーワールドカップ2019の決勝を観戦

南アフリカの優勝にビールで乾杯し、その雰囲気に酔い痺れましたのは言うまでもなし。

早起きした甲斐がありました。

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