「どうやってWETHを入手するの?」
「そもそもWETHって何?」
「OpenSeaで出品されているNFTに入札したい」
そんな方へ向けて。
このページではOpenSeaでWETHを入手・交換する方法をメモっていきます。
・OpenSeaでWETHを交換する方法が分かる
・オークションに入札できる
1. OpenSeaでWETHを交換する前の準備
OpenSeaでWETHを入手・交換する前に、用意すべきものがあります。
あらかじめ準備して、スムーズに操作できるようにしましょう。
とその前に、WETHの概要を軽く紹介します。
①WETHとは?
WETHは「Wrapped ETH」の略で、「ラップされたイーサリアム」の意味。
OpenSeaでは入札・オークション用で使用されています。
作品リストではイーサリアムのアイコンで色分けされていて、
- 黒色:ETH
→ イーサリアムネットワーク上のETH - 紫色:ETH on Polygon
→ ポリゴンネットワーク上のETH - 赤色:WETH
→ 入札・オークション用のETH
といった具合です。
少し専門的な言葉で説明すると、WETHは イーサリアムの「ERC-20規格」に準拠したトークン。
OpenSeaでは、1ETH=1WETHで交換できるよう、価値が担保されています。
ERC-20規格
イーサリアムの利便性を高める目的で誕生したスマートコントラクトの共通規格。
ERCは、Ethereum Request for Commentsの略称であり、イーサリアムの技術提案を意味します。
要は、イーサリアムブロックチェーンのトークン規格のことです。
②事前準備
WETHを入手するにはMetaMask(メタマスク)にETHを用意しておく必要があります。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所でETHを購入
- MetaMaskでウォレットを作成
- 取引所からMetaMaskへETHを送金
の流れで、メタマスク内にETHを用意しましょう。
一応、「Coincheck」(コインチェック)などの取引所にて口座を開設してあることが前提です。
具体的な手順は以下の記事にてまとめてありますので、ご参照くださいませ。
2. OpenSeaでWETHを入手・交換する方法
STEP.1:OpenSeaにMetaMaskでログイン
まずはOpenSeaにMetaMaskを連携・接続させて、ログインしましょう。
①OpenSeaの公式ウェブサイトにアクセス
Google Chromeを開いて、以下のアドレスよりOpenSeaのウェブサイトにアクセス。
■OpenSea
https://opensea.io/
次に右上の「アカウント」アイコンを選択して、メタマスクと連携・接続させます。
②ウォレットリストからMetaMaskを選択
各種ウォレットリストが表示されました。
キツネのマークの「MetaMask」を選択しましょう。
③MetaMaskにログイン
メタマスクが起動し、パスワードが求められます。
間違えないように入力です。
「ロック解除」を押せば、正常にログインできるかと思います。
STEP.2:WETHを交換
次が本稿のメイン。
WETHを入手・交換する手順を開設していきます。
①「Wrap」を選択
画面右上のWalletをクリック。
続いてETHの三点リーダー(More)を押すと、メニューが表示されます。
「Wrap」を選びましょう。
②交換するWETHの数量を入力
「Convert tokens」とタイトルが現れました。
次にどのくらいのETHをWETHに変換するか、数量を入力します。
今回は0.03ETHと指定しました。
交換レートはETH:WETH=1:1ですね。
間違いがなければ、「Wrap ETH」で先に進みましょう。
③MetaMaskで確認&承認
メタマスクがポップアップされました。
交換にかかるガス代(手数料)などをチェックしましょう。
「確認」を押すと、WETHとの交換が完了。
「Wrap confirmed」と画面が切り替わりました。
④入手したWETHの確認
「Close」をクリックして、先ほどのWallet画面を見てみましょう。
WETHのアイコンと数量が表示されました。
お疲れさまでした!
赤色のWETHを入手することができました。
OpenSeaでWETHを入手・交換する方法のおさらいです。
- MetaMask(メタマスク)にETHを用意
- OpenSeaでMetaMaskにログイン
- 「Wallet」→「ETHの三点リーダー」より「Wrap」を選択
- 交換するWETHの数量を入力
- MetaMaskにて確認
以上でOpenSeaの入札に参加する準備が整いました。
気に入ったNFTがオークションで出品されていたら、価格を提示してみましょう。