「NFTを盗んだ相手に復讐したい」
「OpenSeaで詐欺アカウントを通報したい」
「NFTの盗難被害を無くしたい」
そんな方に向けて。
昨今、NFTの盗難報告が後を絶ちません。
その大半の原因が、TwitterやDMで送られてきた怪しいサイトURLにアクセスし、MetaMask(メタマスク)を連携・接続してしまうこと。
期間限定フリーMintなどの謳い文句に誘われて、NFTを盗まれてしまうのです。
そのNFTがOpenSeaで安く出回ると……コレクション全体の価値を下げるとともに、盗難品と知らずに購入した方へも二次被害が広がってしまう可能性があります。
これを阻止するために、OpenSeaを通じて該当アカウントを通報しましょう。
詐欺師に一矢を報いることができるかもしれません。
このページではOpenSeaで特定のアカウントを通報する方法・手順をメモっていきます。
・OpenSeaで通報する方法・手順が分かる
・NFTの詐欺アカウントを凍結できる
・NFTの盗難・詐欺の撲滅につながる
OpenSeaで通報する方法
OpenSea上の取引や、アカウント間のNFTの移動は全てブロックチェーン上に記録されています。
なので、盗難や詐欺被害の報告を受けて、NFTの送付先を特定することが可能です。
相手のウォレットアドレスやアカウントを入手できたら、OpenSeaにて以下の手順で通報しましょう。
- 相手のページを訪問
- 「Report」をクリック
- 通報の理由を選択
- 通報完了
場合によっては、そのアカウントを凍結させて、NFTの流通を阻止できるかもしれません。
STEP.1:相手のページを訪問
まずは盗まれたNFTの送付先であるアカウントページを訪問。
該当コレクションの「Activity」にある取引記録からも遷移できます。
STEP.2:「Report」をクリック
傾向的にアカウントに名前が無い(Unnamed)の場合は、いわゆる「捨てアカ」である可能性が高め。
NFTの送付先として確定的になったら、右側の三点リーダーをクリックして「Report」を押しましょう。
ちなみに該当コレクションの「Activity」にある取引記録からも遷移できます。
STEP.3:通報の理由を選択
「Report this account」(このアカウントを報告)の画面が現れました。
中央の「I think this account is…」(私が思うに、このアカウントは……)から通報理由を選びます。
選択肢は以下の通り。
- Fake collection or possible scam
偽コレクションまたは詐欺の可能性 - Explicit and sensitive content
露骨でセンシティブなコンテンツ - Spam
スパム - Other
その他
今回は詐欺被害なので、一番上を選びましょう。
STEP.4:通報完了
「Original account」(元のアカウント)は被害者のアカウント名。
第三者であれば、そのままで未記入でOKです。
最後に「Report」を押せば、通報完了です。
お疲れさまでした!
OpenSeaで詐欺アカウントの通報をすることができました。
もし同様の報告があり、該当アカウントが加害者と認められれば、盗まれたNFTは一時的に凍結されます。
迅速に行えば、二次被害を防ぐことに繋がるでしょう。
OpenSeaにて通報する手順のおさらいです。
- 相手のページを訪問
- 「Report」をクリック
- 通報の理由を選択
- 通報完了
実際に通報したアカウントのページは、数日後にはエラー(存在なし)となっていました。
Web3では、残念ながら犯人を特定・捕まえることは非常に困難です。
しかしながら、盗難被害に対して一矢を報いるために、通報の方法を知っておいて、損はありません。
少しでもウォレットのハッキング・NFT詐欺が減って行くことを願っています。