「話題のNFTアートを購入してみたい」
「でも何を準備したらよいか分からない」
「どんな手順で進めるかも分からない」
今からNFTに触れてみたいと思っている方に向けて。
このページでは初めてNFTを購入する際の手順を、画像や注意点を添えてメモっていきます。
・1つずつステップを踏んで、NFT購入の準備が整う
・NFTの買い方が分かる
・時代に取り残されない
OpenSeaでのNFTの買い方・完全ロードマップ
OpenSeaとは世界最大のNFTオンラインオープンマーケット。
ボクも今年に入り、OpenSeaでNFTコレクションを始めました。
以下にNFTを手に入れるまでの過程を、以下の7ステップに沿って解説します。
- 暗号資産取引所で口座を開設
- 仮想通貨ETHを購入
- MetaMaskでウォレットを作成
- MetaMaskにETHを送金
- PolygonネットワークのETHを用意
- OpenSeaにMetaMaskを接続
- OpenSeaでNFTを購入
STEP.1:暗号資産取引所で口座を開設
NFTの取引には暗号資産(仮想通貨)であるイーサリアム(ETH)を使用しますが、ETHを手元に用意するためには、取引所で口座を開設しなければいけません。
ここではアプリダウンロード数No.1(※)の「Coincheck」(コインチェック)を例に、口座開設の手順を説明していきます。
※対象:国内の暗号資産取引アプリ(データ協力:AppTweak)
①メールアドレスとパスワードを登録
まずは「コインチェック」の公式サイトを訪問し、「口座開設(無料)はこちら」をクリック。
パソコン版の公式サイト
スマホ版の公式サイト
メールアドレスと、今後のログインに使うパスワードを入力しましょう。
「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「登録する」を押せば登録完了です。
\ 10分で完了(無料) /コインチェックの
口座開設はこちら
②アプリをインストール&ログイン
入力したメールアドレスに「Coincheck」(support@coincheck.com)より自動返信が届いているかと思います。
英語の文章ですが、ビックリしないように。
メールに記載されたURLより手続きに進みます。
アプリストア(App Store(iOS)またはGoogle Play(Android))に飛ぶので、スマホ端末にコインチェックをインストール。
ボクはAndroid端末を使用したので、Google Playに遷移しました。
インストールが完了したら、アプリを開き、先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインしましょう。
③認証メールの確認
初めてコインチェックを利用する際は、すぐにはログインできません。
認証メールの確認→基本情報の登録が必要になります。
「メールアプリを起動」を押して認証メールを開きましょう。
記載されたURLより口座開設の申し込みに進みます。
④各種重要事項の確認・同意
コインチェックを利用するにあたり、様々な重要事項に目を通しておかないといけません。
どれも非常に重要なので、スルーせずに内容を確認しましょう。
一通り見終えたら「各種重要事項に同意、承諾してサービスを使用する」にチェックを入れて、「同意する」をタップ。
すると、ようやく本人確認への段階に入ります。
⑤電話番号確認
本人確認の1番目は、電話番号の確認。
スマホの電話番号を入力して「次へ」を押すと、SMSに承認番号が送られてきます。
コードを入力すれば、電話番号の確認は完了です。
⑥基本情報の入力
続いて、氏名や住所など情報を登録。
注意点などは以下の通りです。
- 氏名
- 生年月日
- 国籍/居住国
→ 条件は①居住国が日本、②20歳以上74歳以下、なので留意しましょう。 - 住所
→ 本人確認の書類と同じ現住所を記入します。 - 職業/業種
- 金融資産状況
→ 余裕資金 or 生活資金のどちらかを選びます。 - 主な利用目的
→「暗号資産への投資のため」「暗号資産のウォレットとして」などから選択。 - 取引の経験
- 取引の動機
→ 何を通じて(検索エンジン、SNS、テレビなど)コインチェックに登録しようと思ったかの質問で、こちらも選択式です。
全ての記入が終わったら「外国PEPs……」の「該当しない」をチェック。
「確認」をタップして、入力した情報に間違いがないか確認したら、コチラも完了です。
⑦本人確認書類の提出
最後は本人確認のための撮影です。
本人確認の書類は、基本情報で入力した氏名、生年月日、住所と同じでなければいけません。
- 運転免許証
- パスポート
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
以上のうち、有効期限が切れていない最新の情報が記載されているもの最低1点を用意しておきましょう。
そして、
ボクは個人番号カード(マイナンバーカード)を用いて本人確認を行いました。
以下では、マイナンバーカードを例に撮影方法を説明します。
本人確認書類の表面の撮影
カードを平らな所に置いて撮影します。
表面(氏名、生年月日、住所)の文字がボヤけないよう、ゆっくり撮りましょう。
「有効期限内ですか」「記載されている文字がはっきり読めますか」にチェックして、「次へ」をタップします。
顔と本人確認書類表面の撮影
画面の上側に自分の顔が映るように、下の枠にカードが入るように持って撮影。
表面の文字が指などで隠れないよう、注意して持ちましょう。
「指で文字が隠れていませんか」「記載されている文字がはっきり読めますか」にチェックを入れて、「次へ」と進みます。
顔と本人確認書類厚みの撮影
手順は②と同様ですが、カードが本物かどうか確認するため、動画で厚み(ふち)を撮影します。
画面に表示された指示に従って、ゆっくり顔やカードを傾けましょう。
なお、本人確認には裏面(マイナンバー)は不要です。
撮影時に映り込まないよう注意してください。
最後に「完了」を押します。
⑧口座開設の申し込み完了
「電話番号確認」「基本情報・勤務情報入力」「本人確認書類」のステップを終えたら、「上記内容で提出」をタップ。
これで本人確認の申請は完了です。
あとは審査を待ちましょう。
「かんたん本人確認」の場合は半日もかかりません。
ボクは平日の午前中に手続きを行い、その日の午後に口座開設の完了メール通知がきました。
「郵送ハガキによる本人確認」の場合は、2~4営業日ほどでハガキが届くとのこと。
本人が簡易書留を受け取ったとコインチェック株式会社にて確認が取れ次第、口座は開設されます。
以下の記事でも画像付きで、コインチェックでの口座開設手順を紹介しています。
STEP.2:仮想通貨ETHを購入
コインチェックの口座の開設が完了したら、次はイーサリアム(ETH)の購入です。
①口座に日本円を入金
はじめに口座へ日本円を入金しましょう。
ボクが初めて操作を行った際、コインチェックへの入金手続き自体は約5分で完了。
その10分後にコインチェックの口座に反映されました。
コインチェックの「ウォレット」ページを開く
コインチェックのアプリを起動して、下部メニューの「ウォレット」を選択。
「日本円」をタップすると、入出金の画面が表示されます。
入金方法を選択
「入金」ボタンより入金方法の詳細を確認しましょう。
現在は以下の3つの方法でコインチェックへ入金ができます。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
銀行振込の場合、GMOあおぞらネット銀行か楽天銀行のいずれか。
ボクは三井住友銀行のアプリを通じて、楽天銀行の口座へ送金しました。
理由は銀行以外だと手数料が高いから。
でも自分にとって便利な方法を選べばOKです。
入金先と振込人名義を確認
↑のように初めて入金する際はスクショで保存しておきましょう。
口座番号は右側アイコンにてコピーが可能。
また振込人名義は「自分の氏名(カタカナ」となります。
振込手続き時に間違って入力すると、入金が失敗する可能性があるので、注意してください。
銀行アプリより振込
三井住友銀行のアプリの例です。
とは言え、セキュリティの観点から操作画面のスクリーンショットは撮影できません。
この辺りはご自身で調べて、振込手続きを行ってもらえればと思います。
お使いの銀行アプリで、コインチェックを振込先に登録しておくと、2回目以降の入金はスムーズに行えますよ。
コインチェックにて入金確認
銀行アプリで無事に手続きが完了。
コインチェック側への反映には、数分かかります。
ボクが初めて操作した時は、振込が完了した10分後にプッシュ通知が届きました。
コインチェックの「ウォレット」内でも入金履歴を確認してみましょう。
これで無事にコインチェックへの入金が終わり、仮想通貨を購入する準備が整いました。
②「販売所」にて仮想通貨を選択
日本円が用意できたので、実際にイーサリアム(ETH)を手に入れます。
アプリ内の画面下メニューの「販売所」をタップ。
すると、取引されている仮想通貨の一覧が表示されます。
イーサリアム(ETH)を選びましょう。
③「購入」をタップ
大体の価格を確認したら、「購入」ボタンを押します。
購入画面に切り替わりました。
「いくら分のETHを購入するか」の日本円の金額を入力しましょう。
日本円に相応するETHの数量が表示されます。
今回は5万円分を購入してみます。
④「日本円でイーサリアムを購入」をタップ
金額の入力が終わったら、「日本円でイーサリアムを購入」ボタンを押しましょう。
なお右上に表示されるレート(1ETH当たりの価格)は、10秒毎に変化しています。
これに連動して購入するETHの数量も増減しますので、タップするタイミングは見極めたいところです
⑤確認画面で購入完了
最終確認です。
日本円で支払う金額と、購入する仮想通貨の数量が表示されます。
問題なければ、「購入」タップしましょう。
⑥購入した仮想通貨を確認
お疲れさまでした。
これで無事にイーサリアムを購入できました。
ちょっとコインチェックの「ウォレット」内で状況を確認してみましょう。
ここでは残りの日本円と、入手したイーサリアムの数量が更新されています。
念のため、コインチェックで仮想通貨を購入する手順は↓でも確認できます。
STEP.3:MetaMaskでウォレットを作成
手元にイーサリアムを確保できました。
続いては、MetaMask(メタマスク)の作成です。
メタマスクとは、仮想通貨やNFTを一括で管理できる「デジタルウォレット」のこと。
仮想通貨イーサリアムで買い物や取引を行う際、必ず必要となる「お財布」です。
ここではメタマスクのウォレットを作成する手順を示します。
①MetaMaskをGoogle Chromeに追加
パソコンでGoogle Chromeを開いて、Chromeウェブストアの「MetaMask」ページへ進みましょう。
画面右上の「Chromeに追加」より、拡張機能への追加が行えます。
以下のポップアップが飛び出てきました。
アクセス権限に関して確認しつつ、「拡張機能を追加」をクリック。
以上で拡張機能にMetaMaskが追加されました。
Google Chrome右上にキツネのアイコンが表示されます。
②ウォレットの作成を開始
今回のメインテーマ「ウォレットの作成」です。
初めてメタマスクを追加した際、上記の画面の後に、自動的に「MetaMaskにようこそ」というページに移行します。
「開始」ボタンをクリック後、「ウォレットの作成」を選びましょう。
メタマスクは品質向上を目的としてデータ収集・分析・改善を行っています。
他のソフトウェアと同様、使用データに係る「同意」が必要です。
③パスワードの作成
MetaMaskで「自分の財産=仮想通貨(暗号資産)」を管理する際、
- パスワード
- 秘密のバックアップフレーズ
- 秘密鍵
の3つを使用します。
先にパスワードの設定を行います。
英数字・記号などを用いて、8文字以上のパスワードを記入しましょう。
使用条件(英語)を一読したらチェックを入れて、「作成」をクリックすれば、パスワードの設定が完了します。
④ウォレット保護のレクチャー動画を観賞
次に「秘密のバックアップフレーズ(Secret Recovery Phrase)」の紹介動画ページに進みます。
ここでは、
- MetaMaskの概要
- 秘密のバックアップフレーズって何?
- どうやって保管するの?
- 保管の際の注意点は?
が1分35秒の動画でまとめられています。
画面の右側にも補足がありますが、秘密のバックアップフレーズとは、
- ウォレット/アカウントを復元するのに必要(デバイスが故障した際など)
- 紙に書き留めたり、金庫に入れるなど、厳重に保管する
- 誰にも教えてはいけない
です。
全編英語なので、苦手な方は戸惑うかもしれません。
それでも、一時停止をしながら、ゆっくりでも良いので必ず観ておきましょう。
秘密のバックアップフレーズについて理解できたら、「次へ」を押します。
⑤リカバリーフレーズの保管&確認
Secret Recovery Phraseのタイトル画面が現れました。
紙とペンを準備できたら、「カギ」マークをクリック。
ここに英単語12個が表示されます。
スペルミスが無いよう、何度も確認しながら、書き留めてください。
そして決して忘れないように。
十二分にチェックできたら「次へ」と進みましょう。
そして「秘密のバックアップフレーズの確認」を行います。
下側には12個の英単語がランダムで並べられています。
前画面で入手したフレーズと同じ順番で、単語を選んでください。
こちらもダブルチェックを怠らず、問題なければ「確認」をクリックします。
⑥ウォレットの作成が完了
お疲れさまでした。
以上でメタマスクのウォレット作成は完了です。
ここまでの操作は10分もかかりません。
案内に従って進行すれば、問題なく「自分のデジタル財布」を持つことができるでしょう。
⑦ウォレットのアドレスを確認
アドレスとは、銀行の口座番号のようなもの。
コインチェックからメタマスクにイーサリアムを送金する際に必要になります。
Google Chromeの拡張機能よりMetaMaskにログインして、メイン画面を開きましょう。
上部のアカウント名の下に「Ox…」から始まる、省略された英数字が表示されます。
試しに右側のマークでコピーして、メモ帳に貼り付けると……42桁の英数字が出てきました。
これがウォレットのアドレスになります。
⑧秘密鍵の保管
秘密鍵とは、自分の資金を移動させる際、本人確認のために必要となるパスワード。
パスワード、秘密のバックアップフレーズと同様、とても重要なものなので、保管方法には注意を払いましょう。
右上の三点メニュー(アカウントのオプション)より「アカウントの詳細」を選択。
QAコードやウォレットアドレスが表示されました。
下の「秘密鍵のエクスポート」をクリックしましょう。
③で設定したパスワードを入力後、「確認」で次に進みます。
すると、赤文字で64文字のランダム英数字が現れました。
これが秘密鍵です。
自分だけが知るべきものなので、こちらも大切に保管しましょう。
STEP.4:MetaMaskにETHを送金
ステップ4は仮想通貨取引所・コインチェックからメタマスクへのイーサリアム送金方法です。
落ち着いて操作しても、10分足らずで送金を完了できます。
①MetaMaskでアドレスをコピー
送金先であるメタマスク(ウォレット)のアドレスをコピー&確認しましょう。
Google Chromeを立ち上げて、拡張機能を選択。
キツネのアイコン「MetaMask」から起動させます。
パスワードを入力して「ロック解除」をクリックすれば、ログイン完了です。
アカウント名の下の「Ox…」の右側のマークよりコピーして、メモ帳などに貼り付けておきましょう。
②ブラウザ(Web)でコインチェックにログイン
次はコインチェックへのログインです。
パソコンのブラウザ(Web)から公式ホームページへ訪問したら、「すでに登録済み」もしくは右上「ログイン」→「取引アカウント」より、ログイン画面に移行してください。
メールアドレスとパスワードをタイプしたら、「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「メールアドレスでログイン」をクリック。
次の画面では、2段階認証用のアプリ(ボクはGoogle Authenticatorを使用)を立ち上げ、表示された6桁の番号を入力しましょう。
これでコインチェックへのログインも完了しました。
③「暗号資産の送金」ページへ移動
コチラがメインページです。
左側の項目より「暗号資産の送金」を選びます。
④「送金する通貨」を選択
送金に必要な情報を入力する画面が現れました。
イーサリアムを送金するので、「送金する通貨」は「Ethereum」です。
⑤「宛先」にMetaMaskのアドレスを入力
宛先(送金先)の指定です。
初めてコインチェックから送金する時には、まだ何も宛先が登録されていません。
なので、先に「宛先を追加/編集」→「新規追加」より、メタマスクのアドレスなどの追加・登録を行います。
「通貨(Ethereum)」、「ラベル(宛名のようなもの)」、「アドレス(①でコピーしたもの)」をそれぞれ記入しましょう。
指差しチェックを行いながら、正確に入力されているか必ず確かめてください。
「通貨」「ラベル」「アドレス」を埋めたら、コインチェックの口座開設時に登録したスマートフォンで、SMS認証コードを受信。
6桁の番号を記入したら「追加」をクリックします。
これで宛先の登録は完了です。
「暗号資産の送金」画面に戻れば、先の宛先が登録されているかと思います。
⑥「送金額」を入力
いくらのイーサリアムをメタマスクに送金するかを指定します。
今回は初めて手続きを行うので……ミスやトラブルも嫌ですから、最初は少額で「0.01ETH」にしました。
申請内容は、送金額=0.01ETH、手数料=0.005ETHで、合計0.015ETHになります。
「次へ」より確認画面に進みます。
⑦MetaMaskへ送金
再度、申請内容が表示されました。
ここでもアドレスの指差しダブルチェックは怠ってはいけません。
問題なければ、コインチェックのログイン時と同様に認証アプリで入手した6桁の番号を入力。
「申込みを確定する」をクリックすれば、送金完了です。
画面の上にも「送金申請が完了しました!」とメッセージが流れるかと思います。
⑧送金されたイーサリアムを確認
送金は成功するでしょうか……実際にメタマスクにて確かめてみましょう。
手順は①と同じです。
手続きから1分後……無事に0.01ETHがメタマスクで反映されていました。
お疲れ様でした。
問題なくメタマスクへの送金が行えました。
なお、日本円の入出金や仮想通貨の購入、送金、入金、売却などは、コインチェックのアプリの「取引履歴」メニューでも確認できます。
こちらも以下の記事にて詳しく解説しています。
STEP.5:PolygonネットワークのETHを用意
OpenSeaでは、
- イーサリアムネットワークのETH
- ポリゴンネットワークのETH
の仮想通貨が利用されています。
有名な作品はイーサリアムネットワーク上で出品されていますが、価格が高く、またガス代(手数料)がメチャクチャかかるので、初めての方にはオススメしません。
逆にPolygon(ポリゴン)ネットワークだとガス代が不要。
また良心的な値段なので、お試しで購入するなら、ポリゴンのNFTが安心かと思います。
以下より、ポリゴンネットワークのETHを用意する手順を示します。
(最初から本格的なNFTを求める方は、STEP.6へ進んでOKです)
①MetaMaskにPolygonを追加
メタマスクにポリゴンを追加する作業は約2分。
1ステップずつ進めて行けば、簡単に設定が終わります。
MetaMaskを起動
Google Chromeを立ち上げて、拡張機能からメタマスクを起動させます。
パスワードを入力してログインしましょう。
「ネットワークの追加」を選択
この時点でメタマスクは「イーサリアム メインネット」に接続されています。
上部の名前をクリックして、「ネットワーク追加」を押してください。
ネットワークの情報を入力
設定画面が表示されました。
5つの項目に以下のポリゴンの情報を記入していきます。
(Polygonの公式サイトでも確認可能です)
Polygon PoS (Matic) Mainnet
②新規RPC URL
https://polygon-rpc.com
③チェーンID
137
④通貨記号
MATIC
⑤ブロックエクスプローラーのURL
↑をコピー&ペーストすればOK。
念のため、指差し確認しながら進めましょう。
「保存」をクリックすれば、設定完了です。
Polygonの追加完了・確認
以上で、MetaMaskにPolygonのネットワークが追加されました。
今現在どのネットワークに接続されているかは、キツネのアイコン横に表示されている名前で確認できます。
イーサリアムのネットワークであれば「イーサリアムメインネット」、ポリゴンのネットワークなら「Polygon PoS (Matic) Mainnet」です。
②MetaMaskにて「イーサリアムメインネット」を選択
改めてGoogle Chromeの拡張機能よりメタマスクを起動。
ネットワークを「イーサリアム メインネット」に切り替えます。
③「Polygon Wallet」に接続
ポリゴンの公式サイトに訪問して、メタマスクを「Polygon Wallet」に接続します。
■Polygon Wallet
https://wallet.polygon.technology/
(「Polygon Wallet」は、ポリゴンが発行している仮想通貨MATICを保管するウォレット(お財布)のこと)
MetaMaskのウォレットを選択
トップ画面の右上「Connect to a Wallet」をクリック。
メタマスクを項目を選択して、「MetaMaskとPolygonの接続」を始めます。
アカウントを確認したら「次へ」で進み、続いて「接続」を押しましょう。
署名する
英語のメッセージが表示されました。
接続するためには「署名」(=サイン)が必要です。
軽く読んだら「署名」をクリック。
これで「Polygon Wallet」にメタマスクが接続できました。
接続の確認
トップ画面右上が、きつねマークと文字列に変更されていればOKです。
また試しにメタマスク側でも確認してみましょう。
「接続済み」と表示されていれば、問題ありません。
④ブリッジ(送金)の手続き
続いて、一番重要なイーサリアムとポリゴンのブリッジです。
(「ブリッジ」とは、2つのネットワーク(イーサリアムとポリゴン)をつなげることで、仮想通貨ETHを移動・転送・送金を可能な状態にすること)
メニューの左側「Polygon Wallet」をクリックしましょう。
「Ether(Pos-WETH)」を選択
ウォレットの管理画面に仮想通貨のリストが現れました。
イーサリアムからポリゴンにETHを送るときは「ETH-Ether(Pos-WETH)」を通じて行います。
似たような名前があるかもですが、間違えないように注意してください。
「Ether(Pos-WETH)」の「Deposit」をクリックして、送金手続きを始めましょう。
送金するイーサリアムの数量を指定
「Polygon Bridge」とタイトルにあります。
この画面よりブリッジを行います。
To(送金先):Polygon chain
となっているか念のため確認。
そして、送金するイーサリアム(ETH)の数量を入力し終わったら、「Transfer」をクリックします。
今回は0.05ETHをポリゴンにブリッジしてみます。
注意事項とガス代(手数料)の確認
以降も英語の文章が続きます。
まずは「Important」(注意事項)。
すごく簡単に要約すると、
- イーサリアム(Ethereum)からポリゴン(Matic)へ資金を移動します。
送金には7~8分かかります。 - バリデータへの委任。Maticに資金を入金する必要はありません。
でしょうか。
とりあえず、内容を確認したら「Continue」を選択します。
続いて、「Transfer Overview」。
ここにガス代(手数料)の見積もりが記載されています。
最大で$33.64(約4,000円)が必要だと……激高ですね。
仕方ないですが、「Continue」で最終確認へと進みます。
送金内容の最終確認
「Confirm Transfer」にてブリッジする仮想通貨の数量、送金の流れ、ガス代(手数料)を確認します。
ここでも、
- イーサリアム(ETH)の数量は正しいか
- ETHEREUN NETWORK(イーサリアム) → POLYGON NETWORK(ポリゴン)となっているか
をダブルチェックしましょう。
問題なければ「Continue」をクリックして
メタマスク側でも最終確認
「Continue」ボタンの色が変わるとほぼ同時に、「MetaMask Notification」がポップアップされました。
こちらでも最終確認が必要です。
送金+ガス代(ETH建て)の合計ETHをチェックしたら、「確認」をクリック。
30秒くらいでピースサインが表示されました。
以上で、ブリッジ(送金)の手続きは完了です。
⑤送金処理を待つ
処理時間はおおよそ7~8分。
しばし、待ちです。
ピースサインの画面に注目しましょう。
上部の進捗が「Completed」になれば、送金完了です。
⑥MetaMaskで確認
メタマスクにて確認してみましょう。
拡張機能にてメタマスクを起動。
先ほど送金した0.05ETHが反映されていました。
STEP.6:OpenSeaにMetaMaskを接続
NFT購入前の最後の設定です。
OpenSeaを訪問して、メタマスクを紐づけます。
①OpenSeaの公式ウェブサイトにアクセス
Google Chromeを開いて、以下のアドレスよりOpenSeaのウェブサイトにアクセスしましょう。
■OpenSea
https://opensea.io/
Googleにて「OpenSea」で検索すれば、一番上に表示されます。
ですが、アドレスが似ている偽サイトも存在するため、よく確認してください。
②アカウントアイコンをクリック
次に右上の「アカウント」アイコンを選択。
人の上半身の形をしたピクトグラムが目印です。
③ウォレットリストからMetaMaskを選択
各種ウォレットリストが表示されました。
キツネのマークの「MetaMask」を選択しましょう。
④MetaMaskとの接続の手続き開始
メタマスクを使用してOpenSeaに接続します。
アカウント名およびアドレスを軽くチェックしたら、「次へ」をクリック。
再確認(OpenSeaへの接続許可)の画面が表示されました。
問題なければ、「接続」を押しましょう。
⑤ユーザー名やメールアドレスの登録
お疲れさまでした。
以上で、メタマスクをOpenSeaに接続・紐づけることができました。
ここまでは簡単ですね。
最後にメールアドレスの登録&認証が必要です。
色の付いたアイコンから「Setting」を選びましょう。
「署名の要求」が英語で現れました。
特に注意すべきところではないので、そのまま「署名」をクリック。
プロフィールの編集へと進みます。
ここでユーザー名や自己紹介(Bio)、アイコンとバナーの設定が行えます。
ユーザー名とメールアドレスは必須項目です。
記入が終わったら、下の「Save」で保存しましょう。
⑥メール認証
ユーザー名とメールアドレスの保存が終わると、パソコン画面の右下に英語のメッセージがポップアップされました。
認証メールを送ったとの内容で、OpenSeaから自動メールが届いているはず。
メールボックスを開いてみましょう。
スマホのメールアプリで確認すると、本文は↓な感じです。
青色のボタン「VERIFY MY EMAIL」をタップしてください。
⑦MetaMaskの接続完了
おめでとうございます。
メール認証も完了しました。
STEP.7:OpenSeaでNFTを購入
お待たせしました。
OpenSeaとの接続も完了です。
では、公式ウェブサイトのトップページの左側「Explore」より作品リストに移行。
上部の検索バーを活用しつつ、色々と自分で触ってみて、お気に入りの作品を探しましょう。
最後は実際にボクがNFTを購入した際の操作方法を振り返ります。
①必要な通貨を確認
OpenSeaでは3種類の通貨が使われており、
→ イーサリアムネットワーク上のETH
紫色:ETH on Polygon
→ ポリゴンネットワーク上のETH
赤色:WETH
→ 入札・オファー用のETH
と価格のイーサリアムアイコンで色分けされています。
マウスのカーソルをアイコンに合わせると名前が表示されるので、欲しいNFTを絞ったら、先に必要な通貨の種類をチェックしましょう。
②購入手続き
ポリゴンのETHで販売されている「Pixel Heroes X」シリーズを購入します。
気に入った作品をクリック。
Make offer=入札・オファーを出す
で買い方を選べます。
特に希望価格は無いため(相場も分かりません)「Buy now」をポチりました。
クリエイターの確認
「This is an unreviewed collection」のタイトルが出現。
コレクション名や総販売数などが記載されています。
要約すると、「Openseaはレビューしていない作品なので、購入前にクリエイターなどの詳細をきちんと見て、正しいコレクションかどうかを確認してください」
かなと。
OpenSeaの公認クリエイターでない場合に表示されるようです。
大丈夫そうなら、
「I understand that OpenSea has not reviewed this collection and blockchain transaction are irreversible.」
の左側にチェックを入れて次に進みます。
価格の確認
購入価格は0.03ETH(約9,000円)。
ポリゴンなのでガス代(手数料)はありません。
「By checking this box, I agree to OpenSea‘s Terms of Service」
(OpenSeaの利用規約に同意する)
にチェックを入れたら、「Confirm checkout」をクリックしましょう。
MetaMaskに署名
メタマスクが起動しました。
こちらでもガス代(手数料)は掛かりません、と明記されています。
「署名」を押して次の工程へ進みます。
MetaMaskのETHをアンロック
OpenSeaで初めて取引を行う時には、メタマスクの通貨(ETH)を開放する必要があるようです。
技術的なことは分からないので、流れに沿って手続きを行いました。
「Unlock」→「署名」の順にクリックします。
送金先の確認
無事に「Unlock currency」ができました。
最後は「Sign」より送金先の確認です。
メッセージ欄には現オーナーのウォレットアドレスが表示されています。
こちらも流れで「署名」選びましょう。
問題なければ、「Your order was successfully placed and is waiting to be processed」のポップアップが現れます。
(「Complete checkout」の画面はそのままでした)
これで購入手続きは完了しました。
③承認待ち
購入の手続きは完了しました……が、すぐに自分のモノになるわけではありません。
おそらく、現オーナーの承認・確認が必要なのでしょう。
取引の承認がなされるまで、しばし待ちです。
一応、「自分のページ」→「Offers」→「Offers made」よりステータスは確認できます。
購入から数時間後。
OpenSeaから1通のメールが届きました。
「You successfully bought X hero #729!」
一安心です。
無事にNFTを買うことができました。
④入手したNFTを確認
早速OpenSea内で確認してみましょう。
自分のページに移動すれば……「Collected」に表示されています。
詳細画面でも「Owned by you」となっているでしょう。
お疲れさまでした。
これでNFTデビューを果たせました。
OpenSeaでのNFTの買い方・完全ロードマップのおさらいです。
- 暗号資産取引所で口座を開設
- 仮想通貨ETHを購入
- MetaMaskでウォレットを作成
- MetaMaskにETHを送金
- PolygonネットワークのETHを用意
- OpenSeaにMetaMaskを接続
- OpenSeaでNFTを購入
長い道のりを経て、ようやくNFTのオーナーとなりました。
みなさんも、これから少しずつNFT作品を集めていただければと思います。
\ 10分で完了(無料) /コインチェックの
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