「自分が保有しているNFTコレクションの資産価値を確かめたい」
「NFT投資で利益は出ているのかな?」
「含み損が出ていないか知りたい」
そんな方に向けて。
「NFTGo」というサイトでは、保有しているNFTコレクションの平均取得単価や、含み損益の確認が可能。
ウォレットアドレスを貼り付けるだけで、現時点でのNFT資産価値が分かります。
自分の資産を簡単に確かめられるため、手作業で記録する必要もありません。
数値の変化を見ることで、心に安心感が生まれるでしょう。
このページではNFTGoの使い方をメモっていきます。
・NFTGoの概要や使い方が分かる
・保有NFTの資産価値を確かめられる
・NFT資産を確認して安心できる
1. NFTGoの使い方
では早速、NFTGoの使い方を説明します。
手順は、以下の3ステップです。
- NFTGoにアクセス
- 自分のウォレットアドレスを貼り付け
- ポートフォリオ価値を確認
先に自分のウォレットアドレスを準備しておきましょう。
STEP.1:NFTGoにアクセス
まずはNFTGoの公式サイトへアクセス。
■NFTGo
https://nftgo.io/ja/
↑コチラがトップ画面です。
STEP.2:自分のウォレットアドレスを貼り付け
右上に検索欄があります。
こちらに自分のウォレットアドレスを貼り付けましょう。
ユーザーアイコンと共に候補が表示されるのでクリック。
操作は以上です。
STEP.3:ポートフォリオ価値を確認
ウォレット内にあるNFTの数量やコレクション数が表示されました。
そして、「ポートフォリオ価値」が現時点での総資産です。
お疲れさまでした!
自分の資産価値を確認できました。
ポートフォリオ価値はウォレットアドレスに含まれるNFTの推定値で、コレクション毎の、
保有NFT数量 × 各コレクションの推定価格
の合計値が総資産して計上されています。
ちなみに余談ですが、NFTや暗号資産(仮想通貨)の取引は全てブロックチェーン上に記録されます。
そのため、ウォレットアドレスさえあれば、その所有者の資産も確認することができてしまいます。
全ての情報が公開されているが故に、プライバシーを心配する人がいるかもしれません。
これもNFTや仮想通貨への挑戦の足かせとなっている一つの要因でしょう。
ただ、誰もが自由に使えて、誰もが支配しない世界がWeb3。
ブロックチェーンが誕生したことで、ユーザー間の「取引」における信頼性が担保されるようになりました。
ウォレットアドレスの情報は偽りがなく、トラストレス(信用不要)です。
自分の資産も含め、オープンになった状況をポジティブに考えるのが良いかと思います。
2. NFTGoの見方
次にサイト画面の見方を説明します。
NFTGoでは最新のNFT情報や取引のトレンド、マーケット分析など行えます。
しかしながら、本稿は自分の資産価値・管理に焦点を当てているため、上記については触れません。
あくまで簡単な把握方法を解説していきます。
見方①:概要
上部に表示されているのは、いわゆるウォレットアドレスの概要。
リアルタイムの資産状況です。
- ポートフォリオ価値
保有するNFTの総価値。 - コレクション
保有するNFTコレクションの種類の数量。 - NFTs
保有するNFTの点数・数量。 - トップホールド
NFTの数が最も多いアドレスが保持するコレクション。 - 取引活動
ブロックチェーン上で確認できる総取引件数。 - 購買
今までNFTを購入した件数。 - 販売
今までNFTを売却した件数。 - ミント
今までNFTをミント(生成)した件数。
インフォマーク「i」にマウスを合わせると、項目の意味を確認できます。
なお、OpenSeaにて公開されている作品の中で、規模が小さいものは個別で「コレクション」としてカウントされません。
一緒くたに「OpenSea」にまとめられます。
見方②:統計
続いて画面を下にスライドさせると「NFTs」「統計」「取引履歴」のタブが見つかります。
「NFTs」では各個体の最終取引価格やコレクションのフロア価格を閲覧可能。
「取引履歴」は該当のウォレットアドレスの取引記録を確認できます。
そして、資産価値の状況をより深く分かるのが「統計」です。
- PnL
保有しているNFTの「実現した利益」と推定の「未実現利益」の合計。 - 未実現利益
保有しているNFTの未実現純利益(総資産価値)。 - 実現した利益
NFTの取引・販売で得た総利益。 - 総収入
NFTを販売して得た総額。 - 総消費量
NFTの購入およびミントに使った総費用。 - ガス代総額
今までの取引で支払ったガス代(手数料)の総額。 - 関連アドレス
今までの取引に関連したアドレスの件数。
今まで費やしたガス代(手数料)が計上されているのがNFTGoの凄いところ。
全体的に早く低価になってほしいと思う今日この頃です。
見方③:ポートフォリオ
もう少し画面を下に移動させて、「ポートフォリオ」を見てみましょう。
- コレクション
NFT作品のシリーズ。 - NFTs
該当コレクションの保有NFT個体の数量。 - 予想価値
保有NFT数量 × 各コレクションの推定価格。 - 未実現利益
該当コレクションの推定の未実現純利益(資産価値)。 - 実現した利益
該当コレクションの取引・販売で得た総利益。 - 平均費用
該当コレクションのNFTの平均コスト(取得単価)。
最後の販売価格またはミント価格によって決まる。 - フロア価格
リアルタイムの最低出品価格。 - 販売(24時)
時間範囲内の該当コレクションのNFTの販売件数。
項目の中で特に「未実現利益」や「平均取得単価」を個別でチェックでき、非常に便利。
ブロックチェーンだからこそ成せるツールですね。
見方④:その他
最後は資産の全体像を把握しましょう。
- ホールディング割合
保有するコレクションの割合。 - 予想価値
資産価値における各コレクションの割合を示しています。 - NFTs
保有するNFTの数量の割合を示しています。 - 累積損益
「PnL」と「ポートフォリオ価値」の推移。
期間は「7日」と「30日」で指定できます。
日々の取引を主業としているNFTトレーダー・投資家向けかなと。
NFTを「ガチホ」する方は時々確認する程度で大丈夫です。
とは言え、何もしていなくても「累積損益」(含み益)が右肩上がりになっていると、安心感が強まります。
心にも余裕が生まれ、精神的に楽になるでしょう。
これから確実にNFT市場は広がります。
グラフが急激に伸びる日は、そう遠くないかもしれません。
NFTGoの使い方のおさらいです。
- NFTGoでは、ウォレットアドレスを貼り付けるだけで、現時点でのNFT資産価値が分かる。
- リアルタイムで把握できるのは、
- ポートフォリオ価値(保有するNFTの総価値)
- 保有するNFTコレクションの種類の数量
- 保有するNFTの点数・数量
- 各NFTのフロア価格
などなど。
- さらにコレクション毎の「予想価値」「未実現利益」「実現した利益」「平均費用」も確認可能。
実際にNFTGoを触ってみると、その凄さが分かります。
まずは自分のウォレットアドレスを貼り付けて、色々と資産価値を見てもらえればと思います。