「いまMetaMaskが接続されているサイトを知りたい」
「もう使わなくなったサイトとの接続を解除したい」
「ハッキング対策を強化したい」
そんな方に向けて。
このページではメタマスクが接続済みのサイトの確認方法と、接続を解除する手順を画像付きでメモっていきます。
・MetaMaskが接続しているサイトの確認方法が分かる
・不要となったサイトとの接続を解除できる
・MetaMask内のNFTや仮想通貨をハッキングから守れる
1. MetaMaskが接続済みのサイトの確認方法
ここ最近、TwitterやNinja DAO内で、
「自分のメタマスクが盗まれて、NFTが無くなった!」
「気が付いたら、CNPが転売されていた!」
といった報告が増えてきました。
CNPのブランド力が高まったせいなのでしょうか。
DAOのメンバー、ホルダーが受ける被害が後を絶ちません。
ハッキングの手口&対策は様々ですが、有効な手段の一つとして、遠い昔に訪問したサイトからメタマスクの接続を解除させる、というのがあります。
例え当時は安全であったとしても、ハッカーの悪だくみによって、密かにサイトからメタマスクの情報が抜き取られている可能性もあります。
なので、まずは今までどんなサイトとメタマスクを接続していたか、確認してみましょう。
STEP.1:MetaMaskにログイン
まずはGoogle Chromeの拡張機能よりメタマスクを起動。
間違えないようにパスワードを入力したら、「ロック解除」を押してログインしましょう。
STEP.2:「接続済みサイト」ページを開く
メタマスクのポップアップ画面が現れたら、右上の三点リーダー(アカウントのオプション)をクリック。
メニューが表示されるので、「接続済みのサイト」を選んでください。
非常に簡単な操作ですね。
ここに今までメタマスクが接続した全てのサイトの一覧が表示されます。
お疲れさまでした!
接続済みのサイトを確認できました。
2. MetaMaskとの接続を解除する手順
良く使うアドレスが確認できるかと思います。
一方で、もう記憶に残っていない、もしくは1度接続しただけでお役御免のサイトが多数あるかもしれません。
ここで一旦整理を行い、二度と訪れることがないアドレスからは、メタマスクとの接続を断ち切ってしまいましょう。
その手順もとてもシンプルですよ。
STEP.1:「接続解除」をクリック
アドレス右側の「接続解除」をポチリましょう。
STEP.2:解除の確認
確認画面がポップアップされました。
問題なければ、再度「接続解除」をクリックです。
お疲れさまでした!
メタマスクとの接続が解除されました。
これで本当に接続が必要なサイトだけが残り、ハッキング対策を行うことができました。
メタマスクやNFT・仮想通貨がハッキングされる手口のほとんどが、
- SNSのDMを通じて紹介されたサイトへのアクセス
- 偽サイトとメタマスクの連携・接続
- フリーミントを装ってデータを盗み取るサイトへの誘導
です。
さらに昨今は巧妙化しつつあり、さらに複雑かつ気付かれにくい手法が取られています。
とは言え、「DMは詐欺」であり、「本物のサイトはブックマーク保存」しつつ、「無料という甘い言葉に安易に乗っからない」のが対策の一つです。
Web3.0によって中央集権から解放された一方で、ハッキング被害からは誰も守ってくれません。
(当然ながら、盗まれたNFTが戻ってきたり、保障があったりするわけでは無く、全て自己責任です)
兎にも角にも、自分の身は自分で守る意識・リテラシーを高める必要があるでしょう。