「MetaMaskにBSC追加したい」
「MetaMaskでバイナンスコインを管理したい」
「ガス代が安いBSCでDeFiを始めたい」
そんな方に向けて。
MetaMask(メタマスク)にBSC(Binance Smart Chain、バイナンススマートチェーン)を接続・追加する作業は約2分。
本文を読みながら、1ステップずつ進めて行けば、簡単に設定が終わります。
このページではメタマスクにBSCを接続・追加する手順を、画像を添えてメモっていきます。
・イーサリアムとポリゴンの違いが分かる
・ブロックチェーンネットワークの知識が身に付く
・NFTをもっと気軽に購入できる
1. BSC(バイナンススマートチェーン)とは?
①BSCとは?
冒頭の通り、BSCはBinance Smart Chainの略。
バイナンススマートチェーンと呼ばれ、海外大手の暗号資産(仮想通貨)取引所の「Binance」(バイナンス)が管理しているブロックチェーンの一つです。
今年2月に「BNB Chain」(BNBチェーン)へ改名したと発表がありました。
しかしながら、今でも通称でBSCと呼ばれています。
BSCは、イーサリアムネットワークとは別物。
利用するには仮想通貨のETH(イーサリアム)ではなく、BNB(バイナンスコイン)が必要です。
②BNBとは?
2017年にバイナンスで公開された基軸通貨。
ビットコインなど他の仮想通貨から両替できる機能や、定期的なバーン(Burn=焼却)を行い、流通量を調整・価値が保たれる(発行上限は2億枚)など、様々な特徴があります。
時価総額4位とBNB(バイナンスコイン)自体が投資対象としても注目されています。
BSCを使う際に手数料が掛かります。
BNBは、その手数料としても使用します。
③なぜBSCの追加が必要?
PancakeSwap(パンケーキスワップ)などBSC上で動く分散型取引所(DEX)を利用する場合、メタマスクにBSCの設定が必要です。
理由は、イーサリアムウォレットしか存在しないメタマスクにBNBを送金した場合、正常に受け取れず、大事な資金が行方不明になるから。
メタマスクにBSCを追加すると、BNBをウォレット内に入れることが可能になります。
またPancakeSwapなど運用するステーブルコイン「Binance USD」(BUSD)やビットコインも管理できます。
④BNBの購入方法は?
BNBはバイナンスにてビットコインを使って購入できます。
まずは日本国内の仮想通貨取引所「Coincheck」(コインチェック)などでビットコインを入手。
次にバイナンスで口座を開き、ビットコインを送金します。
そのビットコインを使って、バイナンスでBNBを買うことが可能です。
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2. MetaMaskにBSCを接続・追加する方法
ここでは以下の4つのステップで、BSCをメタマスクに追加する方法を説明します。
- MetaMaskを起動
- 「ネットワークの追加」を選択
- ネットワークの情報を入力
- Polygonの追加完了・確認
STEP.1:MetaMaskを起動
メタマスクにログインしましょう。
Google Chromeを立ち上げて、拡張機能を選択。
キツネのアイコン「MetaMask」から起動させます。
パスワードを入力して「ロック解除」をクリックすれば、ログイン完了です。
STEP.2:「ネットワークの追加」を選択
この時点でメタマスクは「イーサリアム メインネット」に接続されています。
上部の名前をクリックして、「ネットワーク追加」を押してください。
STEP.3:ネットワークの情報を入力
設定画面が表示されました。
5つの項目に以下のポリゴンの情報を記入していきます。
(BSCの公式サイトでも確認可能です)
②新規RPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org
③チェーンID:56
④通貨記号:BNB
⑤ブロックエクスプローラーのURL:https://bscscan.com
↑をコピー&ペーストすればOK。
念のため、指差し確認しながら進めましょう。
「保存」をクリックすれば、設定完了です。
お疲れさまでした。
以上で、メタマスクにBSCのネットワークが追加されました。
STEP.4:BSCの追加完了・確認
実際に確認してみましょう。
今現在どのネットワークに接続されているかは、キツネのアイコン横に表示されている名前で確認できます。
ネットワーク名をクリックすれば、「イーサリアムメインネット」や「Binance Smart Chain」への切り替えが可能です。
メタマスクにBSCを接続・追加する手順のおさらいです。
- MetaMaskを起動
- 「ネットワークの追加」を選択
- ネットワークの情報を入力
- BSCの追加完了・確認
これでBNBやBUSDをメタマスクで管理できるようになり、PancakeSwapなどで仮想通貨の運用を始める準備が整いました。