すみません、Wikipediaから失敬しました。
ボクが日本に帰って真っ先に口にするのが、「うどん」と「そば」。
日本人の心です。
さて、中国でも「うどん」や「そば」は食べられるのですが、現地の日本式料理屋では味の再現性が低い場合も……。
当たり外れが大きいです。
なので、「うどん」を食べたくなったら「丸亀製麺」(中国語:丸龟制面)に行くようにしています。
少し遠くても、足を運ぶ価値がありますね。
本記事では、中国で展開する丸亀製麺のイロハを、メモっていきます。
中国での丸亀製麺の展開状況
株式会社トリドールの月次売上高レポートによると、2020年3月の時点での丸亀製麺の国内の店舗数は841店。
海外においては13の国と地域で243店舗を展開しているありますが・・・・・・現在はもっと多いと思います。
では、中国はというと、
広州:18店
北京:19店
武漢:3店
杭州:2店
大連:1店
など全国に進出していますね。
公式サイトの店舗リストよりマップ上の表示数の方が多いので、随時拡大中といったところでしょうか。
ちなみに最近は住居近くのショッピングモールにも出店が確認できたのが嬉しいかぎり。
店舗を増やしている実感を覚えつつ、より身近な存在になっています。
中国の丸亀製麺のメニューのあれこれ
メニュー構成は中国人向けにアレンジされています。
カテゴリー別に見てきましょう。
なおメニューも店舗ごとに異なります。
また価格は地域によって、かなり差があったりします(3~10元)。
ここでは北京のメニューと価格を参考として掲載します(2020年4月時点)
①うどん
商品名 | 中国 | 日本 |
牛肉盛りうどん | 26元(395円) | 690円 |
あさりうどん | – | 620円 |
釜玉うどん | 15元(228円) | 370円 |
おろし醤油うどん | – | 390円 |
釜揚げうどん | 15元(228円) | 290円 |
明太釜玉うどん | – | 440円 |
とろろ醤油うどん | – | 390円 |
ぶっかけうどん | – | 300円 |
とろ玉うどん | – | 440円 |
カレーうどん | 23元(350円) | 490円 |
きつねうどん | – | 440円 |
かけうどん | – | 300円 |
ざるうどん | – | 300円 |
月見わかめうどん | – | 440円 |
肉うどん | 23元(350円) | 590円 |
牛すき釜玉うどん | 32元(486円) | 690円 |
肉ぶっかけうどん | – | 590円 |
牛肉トマトうどん | 34元(517円) | – |
豚骨うどん | 37元(562円) | – |
マーラーうどん | 25元(380円) | – |
サンラータンうどん | 29元(441円) | – |
中国人はトマト味が大好きで、オリジナルのうどんが楽しめます。
マーラー(麻辣、辛いスープ)やサンラータン(酸辣湯、すっぱいスープ)も独特でしょう。
肉系は共通していますが、生たまごを食べる文化が無いため、それ系のメニューはありません。
肉うどん
②どんぶり
商品名 | 中国 | 日本 |
カレー丼 | 27元(410円) | – |
牛肉トマト丼 | 30元(456円) | – |
牛丼 | 29元(441円) | – |
カツ丼 | 32元(486円) | – |
がっつりメシもあります。
味はしっかり日本でした。
豊富などんぶりメニュー
③天ぷら
商品名 | 中国 | 日本 |
野菜かき揚げ | 5元(76円) | 140円 |
かしわ天 | 10元(152円) | 150円 |
えび天 | 11元(167円) | 160円 |
いか天 | 10元(152円) | 130円 |
さつまいも天 | 5元(76円) | 110円 |
かぼちゃ天 | 5元(76円) | 110円 |
ちくわ天 | 5元(76円) | 120円 |
トッピングのラインナップは同じですね。
④いなり・おむすび
商品名 | 中国 | 日本 |
いなり | 6元(91円) | 110円 |
鮭 | 6元(91円) | 140円 |
梅 | – | 140円 |
明太子 | – | 140円 |
こんぶ | – | 140円 |
シーチキン | 5元(76円) | – |
⑤サイドメニュー
商品名 | 中国 | 日本 |
から揚げ | 8元(122円) | – |
魚フライ | 10元(152円) | – |
ブロッコリー | 8元(122円) | – |
温野菜 | 10元(152円) | – |
温泉たまご | 3元(46円) | – |
豆腐 | 8元(122円) | – |
茶碗蒸し | 8元(122円) | – |
サイドメニューは日本に無いかもしれません。
栄養面を考慮した一品が並んでいます。
たこ焼きやスパイシーチキンもアリ
注文方法
カウンターに沿ってオーダー&品物を受け取っていく手順は日本と同じ。
向かいの調理場ではスタッフがテキパキと料理を準備していて、停滞することはありません。
流れを簡単におさらいしてきましょう。
①注文
うどんの場合は、
・うどんの種類
・サイズ(中or大)
・カスタマイズ(辛さ、濃さなど)
どんぶりの場合は、そのままオーダー後、お会計。
②うどんを受け取る
カウンターに沿って、移動。
③付け合せ
天ぷらなど「うどん」のトッピング、おむすび、サイドメニューを選ぶ。
日本と同じカウンターシステム
④お会計
メニューが揃ったら精算して完了。
・現金
・支付宝(アリペイ、Alipay)
・微信支付(ウィーチャットペイ、WeChat Pay)
の全てに対応。
特徴的なのは、味の好みをある程度調節できることでしょうか。
辛さを求める中国人にとっては、現地化された良いサービスと言えます。
言葉が通じなくても心配無用。
カウンター手前に写真と値段が掲載されているので、指差しオーダーも可能です。
旅行者・外国人にも優しいサービスでしょう。
実食&中国人の評判は…
ボクが注文したのは「咖喱丼」(カレー丼)。
空腹感も付き合ってか「マジ美味しい」の一言です。
それ以外はありません。
実際に訪れた中国人の反応は……。
グルメサイトのコメント2件だけを紹介しますが・・・・・・衛生面、スピード感、味に対して高評価を得ています。
新型コロナウイルス真っ只中にて、この記事を執筆しています。
外出自粛&飲食店の営業制限があって、外食する機械がメッキリ減りました。
丸亀製麺も大打撃を受けていることでしょう。
世界的に早く収束することを願いつつ、あの味を楽しめる日を待っている今日この頃です。