単に「カラオケ」とも呼ばれますね。
もちろん、中国にも「カラオケボックス」はあります。
正真正銘の「カラオケボックス」が。
本記事では、中国の独特なカラオケ事情をメモっていきます。
中国で使われる一般的なカラオケの意味
「カラオケ」は日本発祥の言葉。
カラオケ=カラオーケストラ
の略語ですが、この単語はそのまま海外にも広がりました。
中国でも発音は同じ。
表記は「卡拉OK」です。
ただし、「卡拉OKに行こう」となった場合、ケースバイケースで、大きく2通りの意味をもつことになります。
①普通のカラオケ
純粋に歌を唄うところ。
繁華街には必ずと言っていいほど「カラオケ」店があります。
ただし1人〇元の客単価での計算ではなく、1部屋〇元という料金制になっています。
もし1部屋300元を3人で使用するなら、1人あたり100元。
6人なら50元、と集まった人数で割り勘する形が一般的なのです。
また金額にはビールや軽食(おつまみ)が含まれている場合もあります。
飲み・食べ放題ではありませんが、別途料理を注文することも可能です。
一般的な「卡拉OK」は日本と同じような使われ方をします。
②キャバクラ
女性におもてなしをしてもらうところ。
KTVと呼ばれることもあります。
中国には店内がオープンスペースではなく、個室型のキャバクラが存在します。
カラオケ店のように各部屋が分かれているイメージですね。
その個室で、指名した女性と一緒に会話やお酒、カラオケを愉しみます。
主に接待に用いられているようです。
このような形態のキャバクラは隠語(⁉)として「卡拉OK」が使われます。
特に男性同士の場合は、②の意味を指す可能性が高いでしょう。
中国のKTV(キャバクラ)の内装イメージ
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中国の究極のカラオケボックス
というわけで、今までは上記の2つが「卡拉OK」となっていたわけですが、時代のニーズに合わせたイノベーションが起こりました。
まさに言葉通りの、本当の「カラオケボックス」が登場したのです。
見た目は昔懐かしの電話ボックス。
サイズをひと回り大きくした感じですね。
完全防音となっており、外に音が漏れることがありません。
ボックスの中に入り、思う存分、歌を唄えることができるのです。
大体は想像できているかもですが、以下に特徴を整理します。
特徴①:完全セルフサービス
当然ながら、カラオケボックスを管理する人はいません。
利用者は料金の支払いから選曲まで、全て自分で行います。
①画面に表示された、もしくは設置されているQRコードを読み取る
②微信(ウィーチャット、WeChat)のアカウントと紐づけ・登録
③パック料金を選択&支払
④選曲
スマートフォンを通じて、キャッシュレスで利用します。
とても簡単ですね。
料金システムは、
・15分20元(300円)
・1時間64元(960円)
など。
サッと入って、すぐに唄える。
この利便性が急速に受け入れられた理由の一つです。
なお、自分が唄った曲を保存・持ち帰ることもできますよ。
特徴②:1人でもOK
1人だとカラオケ店には行きづらいし、勇気もない。
そんな若者の訴求を満たしました。
周りの目を気にせず、思う存分、歌を唄えることができます。
1人で練習するのもアリ。
気分を発散するのもアリ。
友達がいなくても問題なし……。
「個」を大事にする時代だからこそ、生まれた発想かもしれませんね。
特徴③:少人数で気軽に楽しめる
ボックス内のスペースはこんな感じ。
椅子、マイク、ヘッドホンが2セットずつあります。
最適なのは2人ですが、両親+子どもの3人で利用している家族も見たことがあります。
4人は……ちょっと窮屈かも。
飲食類の持ち込みはOK。
近くのコンビニなどで準備しておきましょう。
少人数なら通常のカラオケ店より安上がりに済みそうです。
特徴④:隙間時間に利用可能
大体の料金制度は1曲5元。
なので、軽く数曲唄いたいな、といった時にもピッタリです。
また例えば、次の予定まで時間があるな、という場合に利用しやすいでしょう。
自分の時間&歌う時間を自由にコントロールできるのも魅力的なポイントの一つです。
「時間」の使い方も重要視され始めた昨今、まさにピンポイントでハマった感じを受けます。
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カラオケボックスの設置場所
では、実際はどこに設けてあるのでしょうか。
良く目にするのは、
②空港
③駅構内
です。
①ショッピングモール
どのショッピングモールにも必ず置いてあります。
エリア的にはレストランやフードコートがあるフロアか、映画館付近。
映画館は、だいたいは最上階ですね。
1曲、唄いましょうか?
様々なケースと結び付けた選択肢として、カラオケも候補に挙がるのです。
というか、そのような選択肢を与えた・広げたところが、イノベーションと言えるのかもしれません。
②空港
特徴④のように、空いた時間を有効活用することに着目して、このような形のカラオケボックスが全国に普及しました。
突発的な時間が発生しやすいのは、何といっても、待ち時間ですね。
特に空港ではフライト1~2時間待ちや、遅延・キャンセルなどなど……。
時間を持て余している際に、カラオケボックスが利用されます。
中国国内なら、どの空港でも設置されていると思います。
「隙間時間ビジネス」の典型的なパターンですね。
出発ゲート前のカラオケボックス
③駅構内
こちらも②空港と同じ。
鉄道各線はほぼ時間通りに運行しているので、利用率は低いかもしれません。
ただし、カラオケボックスは設置時&テナント料(⁉)以外、運用/ランニングコストは殆どかかりません。
ニッチな場所でもきちんと回収できる仕組みになっているようです。
なんと、この「カラオケボックス」は「淘宝」(タオバオ、Taobao)などで一般人でも購入が可能なのです。
いやはや、何でもアリですね。
さて、いくらするのでしょうか。
なんと、1台888~14500元。
高いか、安いかは皆さんの判断にお任せします。
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