「PancakeSwapの使い方を知りたい」
「仮想通貨をDeFiで運用してみたい」
「金融リテラシーを高めたい」
そんな方に向けて。
このページではPancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方を、画像や注意点を添えてメモっていきます。
・PancakeSwapの始め方や使い方が分かる
・暗号資産(仮想通貨)を運用できる
1. PancakeSwapとは?
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、DEX(分散型取引所)の一つ。
海外の仮想通貨取引所である「Binance」(バイナンス)が開発した独自のブロックチェーン(BSC)上に存在します。
(BSC=Binance Smart Chain、バイナンススマートチェーン)
メインで利用される中央集権型の取引所(バイナンス)とは異なり、分散型で管理されていて、とても安い手数料で取引が可能となっています。
PancakeSwapでは流動性を確保するため、資金を提供してくれた人に対してトークンを配布するシステムを採用。
DeFi(分散型金融)の代表的なサービスの一つです。
①PancakeSwapでできること
主に以下の3つが可能。
- Swap(スワップ)
仮想通貨(暗号資産)の交換 - Farming(ファーミング)
2種類の仮想通貨を預けて報酬をもらう - Staking(ステーキング)
1種類の仮想通貨を預けて報酬をもらう
どれも仮想通貨の運用に欠かせないもの。
特にファーミングとステーキングは報酬を得ることで資産を増やすことができます。
②事前準備に必要なもの
PancakeSwapを利用するにあたり必要なものは、
- 仮想通貨
ビットコイン、BNB(バイナンスコイン)、BUSD(バイナンスUSD) - MetaMask
仮想通貨を管理するデジタルウォレット
です。
以上の準備を含めて、PancakeSwapを始める手順を説明していきます。
2. PancakeSwapの始め方
大まかな流れは以下の通りです。
- 国内の取引所で口座開設
- 取引所でビットコイン(BTC)を購入
- MetaMaskでウォレットを作成
- MetaMaskにBSCを追加
- Binanceで口座を開設
- BinanceにBTCを送金
- BinanceでBNBを交換
- MetaMaskにBNBを送金
- PancakeSwapでBNBをBUSDと交換
- PancakeSwapでBNBとBUSDをファーミング
- PancakeSwapで報酬を獲得
- 得た報酬を複利運用
99.9%の読者はさっぱり意味が分からないかと思います。
でも安心してください。
1つずつ丁寧に分かりやすく解説していきますので。
ちなみに最後まで到達する頃には、DeFiに関する知識と金融リテラシーがかなり身に付いているはず。
また運用の暁には、年利10%~のリターンが期待できます。
ただし、非常に難易度が高いので、いきなり高額を投じてはいけません。
まずは少額から。
リスクを分散しながら、PancakeSwapの運用を進めていきましょう。
(ただし、投資は自己責任でお願いします)
STEP.1:国内の取引所で口座開設
当然のことながら、DeFiを始めるには暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)が必要です。
よって最初に暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を開いて、BTCを手に入れましょう。
国内だと「Coincheck」(コインチェック)や「bitFlyer」(ビットフライヤー)が有名ですね。
ボクは申し込み~審査の早さとビットコインの価格の観点から、ビットフライヤーを選びました。
①公式サイトにアクセス
まずは「bitFlyer」の公式サイトを訪問しましょう。
※Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)。
②メールアドレスを登録
画面下「メールアドレスを入力」にて、連絡用として使っているメールアドレスを記入しましょう。
「登録」ボタンを押せば完了。
以下の画面に移り変わるので、メールボックスを開きます。
③メールの確認
入力したメールアドレスの受信ボックスを開くと、「【bitFlyer】アカウント登録確認メール」(no-reply@bitflyer.com)の自動返信が届いているかと思います。
(受信ボックスに無い場合は、迷惑メール等に振り分けられていないか確認してください)
ここに記載されたキーワードを先ほどの画面の欄にコピぺします。
(メールに記載されたURLからも次の手順に進めます)
あとは案内に従ってパスワードを設定して、基本情報の記入や本人確認書類の提出をすればOKです。
ボクは半日ほどで審査が通り、口座を開設できました。
以下の記事では画像付きで、ビットフライヤーの口座開設の手順を紹介しているので、ご参照くださいませ。
STEP.2:取引所でビットコイン(BTC)を購入
口座の開設が完了したら、次はビットコイン(BTC)の購入です。
①口座に日本円を入金
はじめに口座へ日本円を入金しましょう。
1万円程度でOKです。
ボクが初めて操作を行った際、ビットフライヤーへの入金手続き自体は約10分で完了。
その5分後にビットフライヤーの口座に反映されました。
(ただし、取引所によって入金方法などは異なります)
ビットフライヤーの場合の手順は↓にてご確認くださいませ。
②「取引所」にて仮想通貨を購入
日本円が用意できたら、実際にビットコインを手に入れます。
ビットフライヤーには「販売所」と「取引所」の2カ所で購入できます。
- 販売所
ビットフライヤーから購入するところ。
市場価格に+3%ほどが上乗せされています。 - 取引所
ユーザー間がリアルタイムで売買を行うところ。
直接的な取引なので、相場に準じた価格で購入が可能です。
同じ日本円で購入するなら「取引所」がオススメ。
「販売所」は手数料が上乗せされており、割高なので。
この辺りの詳しい手順は、下記の記事にて解説してあります。
STEP.3:Binanceで口座を開設
PancakeSwapでの運用に必要な仮想通貨の1つ目、ビットコインが手に入りました。
次はBNB(バイナンスコイン)を準備しましょう。
現在のところ、日本国内にはBNBを購入できる取引所はありません。
よって、海外の取引所「Binance」(バイナンス)にて口座を開設し、そこにビットフライヤーからビットコインを送金。
ビットコインとBNBを交換&入手する必要があります。
(BNBはブロックチェーンであるBSCのガス代(手数料)でも用いられます)
ちなみにバイナンスは世界最大規模の仮想通貨取引所で、月間取引高はトップクラス。
200以上の国や地域からのユーザーが利用しています。
①公式サイトにアクセス
「Binance」の公式サイトを訪問しましょう。
すると、以下のメイン画面が表示されます。
「はじめましょう」よりアカウント作成スタートです。
(条件を満たすと、100USDTを獲得できるキャンペーンを実施中です)
②アカウント作成を開始
アカウントの作成方法は3種類。
- 電話またはメールで登録
- Appleアカウントと連携
- Googleアカウントと連携
AppleやGoogleとの連携では、各アカウントのID(メールアドレス/電話番号)とパスワードで、バイナンスのアカウントに登録できます。
今回は「電話またはメールで登録」でアカウントを作成します。
居住国が「Japan(日本)」になっているのを確認したら、「承認」ボタンを押します。
「個人アカウントの作成」より登録開始です。
③メールアドレスとパスワードの入力
メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
選択項目の2つは任意となっており、チェックを入れなくても問題ありません。
「次へ」へ進みます。
④メール認証
先ほど登録したメールアドレスに6桁の認証コードが届きます。
(英語ですが安心してください)
記載されている数字を入力して「提出」をクリックです。
⑤モバイル認証
「メール認証」と手順は同じです。
電話番号を入力したら「次へ」をクリック。
SMS(ショートメール)で届いた認証コードを入力したら「提出」しましょう。
お疲れさまでした!
バイナンスのアカウント作成は完了です。
あとは案内の通りに基本情報の記入、アプリのインストール、本人確認などを進めれば大丈夫です。
申し込みの手続きは10分ほど。
ボクの場合、審査は5分で完了しました。
詳しくは以下の記事をご覧くださいませ。
STEP.4:BinanceにBTCを送金
バイナンスで口座が開設できたら、STEP.2で購入したビットコインを送金しましょう。
もし送金アドレスを間違えたら資金は消失してしまうので……慣れないうちはドキドキするかもしれません。
でも大丈夫です。
ビットフライヤーからの送金手順は↓にて画像付きで紹介しています。
コチラの所要時間はゆっくり操作しても15分程度。
問題なくビットコインの送金ができるかと思います。
STEP.5:BinanceでBNBを交換
無事にビットコインの着金が確認できたら、BNBに交換(両替)を行います。
①Binanceにログイン
パソコンで操作する場合の手順です。
まずは公式サイトにアクセスして、バイナンスにログインしましょう。
②「Binance Convert」を選択
上部のメニューにある「トレード」から「Binance Convert」を選びます。
③交換する仮想通貨を指定
一番重要な仮想通貨の指定です。
振替先:入手したい仮想通貨はバイナンスコイン(BNB)
それぞれリストから通貨を選択しましょう。
④交換する数量を入力
続いて、交換する数量の指定。
「振替元」のビットコインに入力します。
0.005BTCを使ってBNBを手に入れたいと思います。
なお、最低数量は0.0002BTC、最高は130BTCです。
⑤コンバートを実行
ビットコインの数量を決めたら、「コンバートプレビュー」をクリック。
現時点でのレートで入手できるBNBの数量が表示されます。
仮想通貨の価格が常に変動しており、その数量の有効時間はわずか6秒となっています。
(6秒経過したら、手動で更新しなければいけません)
レートチェック&確定は素早く行いましょう。
問題がなければ、右下の「コンバート」ボタンを押します。
「成功」という画面が出てくれば、交換完了です。
お疲れさまです!
無事にBNBが手に入りました。
なお、スマホのアプリ版でも仮想通貨の交換が可能です。
詳細は下記のブログを見ていただければと思います。
STEP.6:MetaMaskでウォレットを作成
MetaMask(メタマスク)とは、仮想通貨やNFTを一括で管理できる「デジタルウォレット」のこと。
仮想通貨イーサリアムで買い物や取引を行う際、必ず必要となる「お財布」です。
約10分で作成できるので、お使いのパソコンに準備しておきましょう。
STEP.7:MetaMaskにBSCを追加
残念ながら、イーサリアムのネットワークは利用者が多く、ガス代(手数料)が高めです。
なので、DeFiを行うにあたっては、冒頭で紹介したBSC(バイナンススマートチェーン)を利用します。
↓のブログを読みながら、メタマスクにBSCを設定してください。
ネットワークの選択項目にBSCが追加されていれば、ステップ4は完了。
1ステップずつ進めて行けば、2分で設定が終わります。
STEP.8:MetaMaskにBNBを送金
バイナンスからメタマスクへのBNBの送金方法です。
落ち着いて操作しても、10分足らずで送金を完了できます。
①MetaMaskでアドレスをコピー
送金先であるメタマスクのアドレスをコピー&確認しましょう。
Google Chromeを立ち上げて、キツネのアイコン「MetaMask」を起動させます。
パスワードを入力して「ロック解除」をクリックすれば、ログイン完了。
メタマスクへのBNBの送金は、バイナンススマートチェーン経由で行われます。
先ほど追加した「Binance Smart Chain」にネットワークを切り替えましょう。
きつねマークの右側が「Binance Smart Chain」になりました。
続いて、アカウント名の下の「Ox…」の右側のマークよりコピー。
メモ帳などに貼り付けておきましょう。
②BNBの「出金」画面を訪問
バイナンスのトップ画面上部のメニューの「ウォレット」にマウスを合わせて、「フィアットと現物」を選びます。
暗号資産(仮想通貨)のリストが表示されました。
今回はBNBをメタマスクに送金(出金)するので、BNB列の「出金」を押します。
③BNBの送金手続き
「仮想通貨の出金」画面です。
通貨が「BNB」になっていることを確認しましょう。
「アドレス」に先ほどコピーしたメタマスクのウォレットアドレスを貼り付けます。
コピペしたとしても、指差しチェックを怠ってはいけません。
1文字ずつ照らし合わせ、間違いがないか確認してください。
なお、アドレスを貼り付けると「ネットワーク」は自動で「BSC」に指定されます。
続いてMetaMaskへ送るBNBの数量を入力します。
最低金額は0.01BNBです。
初めて手続きを行う場合はミスやトラブルも嫌ですから、最初は少額で「0.01BNB」にしました。
(そして実際に送金されるのは、0.01BNBから手数料が差し引かれた0.0095BNBです)
④内容の確認
- 通貨(BNB)
- アドレス(MetaMaskのウォレットアドレス)
- ネットワーク(BSC)
- 金額
- ソース(現物ウォレット)
に誤りがないか、最終確認をしましょう。
ここでもアドレスの指差しダブルチェックは怠ってはいけません。
問題なければ、「出金」をクリック。
ネットワークに係るアラートが出ますが、「承認」を押して次に進みます。
⑤認証アンケートの回答
セキュリティ認証のステップなので、「次へ」をクリックです。
アンケートQ1
1問目、Bを選択して「次へ」。
アンケートQ2
2問目、Cを選択して「次へ」。
アンケートQ3
3問目、Bを選択して「次へ」。
以上でアンケートは終了です。
出金目的に関する確認事項にて、2つのチェックボックスにマークを入れたら、「送信」をクリックしましょう。
「成功」と表示されたら、各質問への回答が正しかったということになります。
「OK」を押して最後の確認へと進みます。
⑥最終確認
出金内容の最終確認です。
金額、アドレス、ネットワーク、ソースに問題なければ「次へ」。
スマホの電話番号、メールアドレス、2段階認証アプリ(Google Authenticator)より認証コードを取得しましょう。
全てを入力し終わったら、「提出」を押してください。
「出金リクエストが送信されました」の画面では「完了」をクリックです。
最後の「承認待ち」でも「完了」を押せば、手続き完了です。
(「審査には約12時間」と書かれていますが、実際は5分程度です)
画面上のメニュー「ウォレット」→「取引履歴」にて「出金」項目を見てみましょう。
きちんと記録されています。
手続き完了から10分が経過しました。
実際にメタマスクにて確かめてみましょう。
安心です。
「Binance Smart Chain」のネットワークに0.0095BNBと反映されていました。
お疲れ様でした!
問題なくメタマスクへの送金が行えました。
STEP.9:PancakeSwapでBNBをBUSDと交換
いよいよ、PancakeSwapの登場です。
BNBを送金したメタマスクと連携・接続させて、PancakeSwapで最後の仮想通貨BUSDを手に入れます。
①PancakeSwapにMetaMaskを接続
「PancakeSwap」の公式サイトに訪問。
■PancakeSwap
https://pancakeswap.finance/
右上の「Connect Wallet」をクリックし、接続するウォレットリストよりメタマスクを選択します。
メタマスクが起動したら「次へ」をクリック。
続いて「接続」を押しましょう。
PancakeSwapは「BSC」(Binance Smart Chain)のブロックチェーンを使っています。
メタマスクでネットワークをBSCに切り替えます。
トップ画面にて自分のウォレットアドレスが表示されていればOKです。
②Exchange(Swap)画面を開く
仮想通貨の交換の準備が整いました。
次は画面左上のにある「Trade」にマウスを合わせて、「Swap」を選択しましょう。
仮想通貨の交換ページが開きました。
③交換する暗号資産(仮想通貨)を指定
今回はBNB(バイナンスコイン)を使って、BUSD(Binance USD)を交換してみます。
上に交換元の通貨、下に交換先の通貨をそれぞれ選びます。
交換元の仮想通貨はBNB。
同じくリストから交換先の通貨をBUSDを指定します。
④交換する数量を指定
2種類の通貨のどちらかに、交換したい数量を入力します。
今回はBNBとBUSDのペアを作って、PancakeSwapで運用する準備をします。
なので、手持ちのBNBの約半分(0.4)を指定しました。
全てを交換したい場合は「MAX」を押せばOKです。
なお、PancakeSwapを利用する時はガス代(手数料)としてBNBが必要。
ある程度のBNBは常に残すようにしておきましょう。
数量が決まったら、「Swap」をクリック。
↓画面が現れるので、入手できる仮想通貨(BUSD)や大体の手数料(Liquidity Provider Fee)を確認したら、「Confirm Swap」を押します。
⑤MetaMaskで確認
左側のPancakeSwapの画面では128.098BUSDが手に入るとのこと。
右側のメタマスクでのガス代(手数料)の見積もりは、0.000812BNB(約33円)でした。
問題なさそうなので、「確認」を押します。
「Transaction Submitted」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまでした!
PancakeSwapで仮想通貨のスワップ手続きは完了です。
⑥交換された仮想通貨を確認
5分ほど待ってからメタマスクを開いて反映状況を確認してみましょう。
元々は0.8965BNBを持っていましたが、0.4BNB+ガス代(手数料)を使ったので、残りは0.4958BNB。
交換した分のBUSDも正常に反映されていました。
おめでとうございます!
無事にBNBをBUSDに交換することができました。
※MetaMaskにBUSDが表示されない場合
BUSDが表示されない場合は、以下の手順を行ってみましょう。
STEP.10: PancakeSwapでBNBとBUSDをファーミング
BNBとBUSDを準備できたので、PancakeSwapでファーミング=2種類の仮想通貨を預けて報酬をもらいましょう。
ようやく、DeFiでの運用が本格的に始まります。
①Liquidity画面を開く
画面左上のにある「Trade」にマウスを合わせて、「Liquidity」を選択しましょう。
「Your Liquidity」(あなたの流動性)のページが開きました。
今は何も入っていない状態です。
「+Add Liquidity」を押して、仮想通貨を提供しましょう。
②2種類の仮想通貨を預ける(流動性を供給する)
預ける仮想通貨の種類を指定です。
いま手元にあるのはBNBとBUSDの2種類。
「Select a currency」の右の「∨」マークをクリックし、リストからそれぞれの通貨を選びます。
続いて、どちらかの通貨に交換したい数量を入力します。
数量が決まっている場合は手動で。
全て預ける場合は「MAX」を押しましょう。
今回はBNBとBUSDのペアを作って、PancakeSwapでファーミングを行います。
なので、手持ちのBUSDを「MAX」で指定しました。
BNBとBUSDは共に初めて使う通貨です。
そのため、「Enable 〇〇」より有効化を行います。
(〇〇は通貨名によって変わります)
画面下の「Enable BUSD」をクリック。
メタマスクが現れたら、ガス代(手数料)を軽く見て「確認」ボタンを押しましょう。
これで有効化が終わり、「Supply」のボタンに色が付きました。
「Supply」で次に進みます。
PancakeSwapに仮想通貨を預ける=流動性を供給すると、LPトークンがもらえます。
どのくらい獲得できるかが画面に表示されるので、預けるBNB・BUSDの数量やレートと合わせて確認しましょう。
大丈夫そうなら「Confirm Supply」をクリックです。
預けた2種類の仮想通貨に対して、LPトークンの中身はBNB:BUSD=1:1の価値で常に保たれています。
(以降のレート変動の影響はありません)
フライパンのアニメーションとメタマスク画面が表示されました。
ガス代(手数料)も問題なさそうなので、「確認」を押します。
「Transaction Submitted」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまでした!
PancakeSwapに2種類の仮想通貨を預ける(ファーミング=流動性を供給する)ことができました。
↓のように預けたBNB&BUSDと、LPトークンの数字が見れます。
③FarmsにあるLPトークンを有効化
たった今、PancakeSwapに流動性を供給しました。
続いて、手に入ったLPトークンの有効化を行います。
トップ画面左上のにある「Earn」にマウスを合わせて、「Farms」を選択しましょう。
先ほどBNBとBUSDを預けました。
「BUSD-BNB」を見つけたら、「Enable」を押します。
またメタマスクが起動するので、ガス代(手数料)をチェックしたら「確認」をクリックです。
お疲れさまでした!
LPトークンの有効化が完了です。
④LPトークンを「Farms」に預ける(ファーミング)
最後の作業です。
有効化したLPトークンをPancakeSwapに預けます。
先の「Farms」画面にて「Enable」ボタンが「Stake LP」に変わっています。
押してみましょう。
「Stake LP tokens」と表示されました。
預けるLPトークンの数量を入力しましょう。
「Confirm」で確認へと進みます。
メタマスク側で問題がなければ、「確認」をクリックです。
「Staked」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまでした!
LPトークンを預ける=ステーキングも完了です。
⑤仮想通貨の運用に対する報酬(CAKE)を確認
「Earn」→「Farms」に戻りましょう。
ファーミングにより報酬として「CAKE」が貯まっていきます。
あとはこのまま待つだけ。
これが仮想通貨(BNBとBUSD)の運用&配当(CAKE)を得る流れです。
STEP.11: PancakeSwapで報酬を獲得
最後のステップはファーミングによって得られたCAKEの獲得と、さらにステーキングして運用する手順です。
上部メニューの「Earn」→「Farms」を選択。
「BUSD-BNB」の項目を開きましょう。
①CAKEを収穫
LPトークンを預けた利息分=CAKEが貯まっています。
(20日間で0.18CAKE(0.5ドル相当)ほど増えました)
「Harvest」をクリックです。
すると、メタマスクが立ち上がります。
若干のガス代(手数料)がかかりますが、大丈夫そうなら「確認」を押しましょう。
「Harvested」と出れば収穫完了。
「CAKE EARNED」がゼロになりました。
お疲れさまでした!
まずは元金となるCAKEが手に入りました。
②Pools画面を開く
次は画面左上のにある「Earn」にマウスを合わせて、「Pools」を選択しましょう。
「Syrup Pools」(シロッププール)のページが開きました。
プールとは、仮想通貨を預ける場所・コミュニティのこと。
一覧表よりCAKEを預けたいプールを選びます。
③プールを選んで有効化
プールを選ぶ基準は様々ですが、
- APR(Annual Percentage Rate)
複利を考慮しない場合の年間収益率(元本にのみ利子が付く(単利)年間利回り) - 得られる仮想通貨
Earn〇〇の、○○の通貨 - Total staked
預けられている全てのCAKE数
などを見比べながら、自分に合ったものを決めましょう。
ボクはCAKEを更に得たいので「Stake CAKE」にしてみました。
右側の「Details」をクリックしたこちらが、預けるプールの画面です。
「Enable」をクリックして、有効化を進めます。
メタマスクが起動しました。
ガス代(手数料)に問題がなければ、「確認」を押します。
「Contract Enabled」とポップアップが出ればOK。
無事に有効化ができました。
④CAKEを預ける(ステーキング)
有効化した後の画面はコチラ↓。
「Flexible」もしくは「Locked」のどちらかを選びましょう。
Locked :自由に引き出せないが、年利は高い。
初めてですが放置&年利が高い「Locked」をクリックしました。
すると、「Lock CAKE」のタイトルが現れます。
ここに預けるCAKEの数量を入力します。
手持ちの25%~100%(Max)を預ける場合は、パーセンテージボタンが便利です。
今回は全て預けてみます(「Max」を押しました)。
期間は最長の52W(52週間≒1年)です。
緑色に切り替わった「Confirm」をポチリましょう。
またメタマスクが起動。
こちらもガス代(手数料)に問題がなければ、「確認」を押します。
「Staked」とポップアップが出ればOKです。
お疲れさまです!
CAKEをステーキングすることができました。
STEP.12: 得た報酬を複利運用
CAKEの複利運用の仕組みは、
- 預けたLPトークンで得たCAKEを収穫
- 預けたCAKEで得た利息分のCAKEを収穫
- 収穫したCAKEをさらに預ける(ステーキング)
とにかく「利息分を収穫してステーキングする」繰り返しです。
これを定期的に行うのが資産を増やすコツとなります。
ただし、収穫(Harvest)とステーキング(Staking)のどちらにもガス代(手数料)が発生します。
頻繁にやり過ぎると、手数料負けする恐れがあるため、注意しましょう。
少額であれば月1回くらいのペースでOKかなと思います。
以上でPancakeSwapでの仮想通貨の運用を始めることができました。
利回りが高いとはいえ、こちらは長期的な目線で地道に続ける&待つのみ。
基本的には放置で数年後に資産が増えていることを期待しましょう。
とは言え、DeFiや投資は自己責任でお願いします。