
「中国語で良く見かける「都」と「也」の違いは何?
「どういう意味で使われているの?」
初めて目にしたときは、ボクも少し戸惑ってしまいました。
でも、1度意味を知ってしまえば、もう二度と忘れることはありません。
それくらい簡単なのでです。
このページでは中国語で頻繁に出てくる「都」と「也」の違いや使い方を、例文を添えてメモっていきます。
・「都」と「也」を使った文法の違いが分かる
・すぐに実践できる
・中国語の幅が広がる

中国語の文法の「都」と「也」の違い
まず構文的な話をすると「都」と「也」は副詞となります。
とは言え、中国語を書いたり話したりするときには、わざわざ品詞のことなど考えません。
「主語」の後に置いて、続く形容詞や動詞などの状態を修飾するために使うというだけ覚えておきましょう。
そして、「都」と「也」の意味は
也(yě):~も(2つ以上の文章にて補う)
となり、違いはと言うと、
也:並列複文で用いて、2つの事柄が同様である場合
で使い分けます。
やはり、ピンと来ませんよね……。
凄くシンプルな例文だと↓になります。
A. 他们都吃完了
→ 彼らは食べ終えた
B. 他们也吃完了
→ 彼らも食べ終えた
Aは主語の「彼ら」が「全員」食べ終えたことを表現。
一方、Bは、例文には登場していませんが「他の人」と同様に、「彼ら」「も」食べ終えたことが強調されています。
どうでしょうか。
このニュアンスの違いが分かると、より具体的に説明しやすくなると思います。
百聞は一見に如かず。
他の例文を通じて解説した方が、理解がさらに深まりやすそうです。
以下より「都」と「也」の意味と用途を詰めてきましょう。

1.「都」の使い方
実は「都」が持つ意味はかなり幅広く、全ての例を紹介することはできません。
よって、ここでは中国語を習い始めた方のみに向けて、シンプルな文章を作る際に、最初に知っておくべき用途のみに焦点を当てます。
まずは上記にて、
と極論してしまいました。
ですが、「~は全て」は直訳ではなく、包括的な感じだと受けてもらえればと思います。
①「主語」+ 都
中国語で最も初歩的な文法での「都」の使い方です。
単純な例文にてサクサクと意味を理解していきましょう。
(文章が長くなる場合はピンインを割愛します)
大家都参加会议(dà jiā dōu cān jiā huì yì)
みんな(全員)会議に参加する
本周都下雨(běn zhōu dōu xià yǔ)
今週は(毎日)雨が降る
广东菜都很好吃(guǎng dōng cài dōu hěn hǎo chī)
広東料理は(どれも)とても美味しい
同事都不加班(tóng shì dōu bú jiā bān)
同僚は(みんな)残業しない
大学毕业两年了都没有找到工作
大学を卒業して2年、(全く)仕事が見つからない
カッコ内が含み意図ですが、「都」によって主語が例外なく該当することが分かると思います。
否定形は「都」の後に「不」や「没」を付けて構成。
おおよその文章は↑の形式で成り立っていますよ。
②「疑問代名詞」+ 都
「都」と併せて、主語の部分に「疑問代名詞」が置かれるケースもしばしば遭遇します。
「疑問代名詞」とは英語でいう6W1H的なもの。
中国語の場合は、
哪里(nǎli):どこ
什么(shénme):何
什么时候(shénme shíhou):いつ
などですね。
これらの単語と「都」が組み合わさると、
といった言い回しになります。
这个事情谁都知道(zhè gè shì qíng shuí dōu zhī dào)
この事は誰でも知っている
他在哪里都玩手机(tā zài nǎ lǐ dōu wán shǒu jī)
彼は何処にいてもスマホをイジっている
午餐什么都行(wǔ cān shí me dōu háng)
ランチは何でも良い
宝贝什么时候都睡觉(bǎo bèi shí me shí hòu dōu shuì jiào)
赤ちゃんは何時でも寝ている
このように、
の意味になることを理解しておきましょう。

③「一」+「数量詞」+ 都不/都没
最後は先ほど少し触れた否定形が伴う文法。
先頭に「一」を持っていくと「全く~ない」的な印象を与えることができます。
一个人都不来(yī gè rén dōu bú lái)
一人も来ない
一声都不说(yī shēng dōu bú shuō)
一言も話さない
一口都没吃(yī kǒu dōu méi chī)
一口も食べなかった
一点都没有钱(yī diǎn dōu méi yǒu qián)
全くお金がない
こんな感じでいかがでしょうか。
「都」は多岐に渡って、その存在感を見せつけますが、まずは上記の3パターンを押さえておけば問題ないかと思います。

2.「也」の使い方
では、次は「~も」を表す「也」ですね。
ポイントは、
で構文が複数必要になります。
語順は、
の形となり、通常と変わりません。
また大部分のケースが、
②「主語」が同じ
のどちらかに分けられます。
例外もありますので、それぞれ例文を作っていきます。
①「述語」が同じ
ざっくり言うと「私は○○、彼も○○」「これは××、同様にあれも××」ですね。
○○や××には同じ事柄が入ります。
そう難しいものではありませんよ。
他是学生,她也学生
彼は学生で、彼女も学生
我喜欢足球,弟弟也喜欢
私も弟もサッカーが好き
日本是亚洲,中国也是亚洲
日本も中国もアジアだ
あまりスマートな例文ではないかもですが……イメージはこんな感じです。
②「主語」が同じ
この場合は「私は○○するし、××もする」「これは○○であり、××でもある」。
主語は1度のみ出現し、後続は「也」から始まります。
她会说日语,也会说英语
彼女は日本語を話せるし、英語も話せる
爸爸喜欢打高尔夫,也喜欢踢足球
父はゴルフもサッカーも好きだ
超市很大,也很便宜
スーパーマーケットは大きくて、安い

③その他
少し特殊ではありますが、「也」の別の使い方も記載しておきましょう。
一文ずつ深堀しませんので、文章の流れからニュアンスを汲み取ってもらえれば幸いです。
他工作很认真,学习也很努力
彼は仕事もまじめで、勉強も頑張る
好孩子会变坏,坏孩子也会变好
良い子は悪くなるし、悪い子は良くなる
如果她不去学校,我也没办法
もし彼女が学校に行かないのなら、ボクも術がない
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3.「连」+……+「都/也」の文法
最後はオマケと言いますか……以下の熟語を紹介。
「连」(lián)を用いた形式ですが、かなりメジャーな文法の1つで、HSK(漢語水平考試)でも出題される鉄板中の構文です。
「连」+……+「都/也」の例文
意味合いとしては、極端な例を挙げて「~でさえ」となり、「他は言うに及ばない」ことを示唆するときに使われます。
连我都知道,他们当然知道
私でさえ知っているのだから、彼らは当然知っているはずだ
才六点了,连早餐也没吃
まだ6時だから、朝食でさえ食べていない
冰箱里连牛奶都没有
冷蔵庫の中は牛乳さえない
这本漫画连孩子也不看
この漫画は子どもさえ見ない
正直、「都」か「也」なのかはケースバイケース。
ボクはその時の気分でどちらかを選んでいます。
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「都」と「也」は似ているようで全く異なります。
が、何度か復讐するうちにすぐに慣れて、自然と使い分けができることでしょう。
両者を日常会話やコミュニケーションで使用しない日はありません。
試験でも何度もお目にかかります。
也:~も(2つ以上の文章にて補う)
今回は少々感覚に頼った伝え方ですが、イメージを頭に描きながら、実践にて理解を深めてもらえればと思います。
