「「觉得」「认为」「以为」の違いが分からない」
「どうやって使い分けるの?」
「自分の考えを中国語で説明したい」
そんな悩みを解決します。
自らの「思い」や「考え」を相手に伝える際、「觉得」「认为」「以为」といった単語が良く用いられます。
ですが、どれも似たり寄ったりで、慣れるまで使い分けることができません。
中国語のコミュニケーションで必ず目にする、マスト単語です。
(特にボクは普段の業務で「觉得」を使っています)
このページでは「觉得」「认为」「以为」の意味や違いと使い方を、例文を添えてメモっていきます。
・「觉得」「认为」「以为」の違いが分かる
・3者の使い分けができるようになる
・自分の気持ちや思い、考えを相手に伝えられる
中国語の「觉得」「认为」「以为」の意味・違いと使い方
①「觉得」「认为」「以为」の意味
まずは、単語の紹介から。
认为(rèn wéi):(強く)思う/考える/認める
以为(yǐwéi):(そう自分は)見なす/考える
微妙なニュアンスですね。
確信度から言うと、
以为 < 觉得 < 认为
で、自分の思い・考えと実際の事象がどうだったかによって、どれを使うのかが違ってきます。
例文を見た方が理解しやすいので、1つずつ使い方を解説していきます。
②「觉得」の使い方
冒頭に「なんとなく」とあるように、あまり主張度合いは強くありません。
意見を述べる時に枕詞のように使われ、和らげた態度を見せる効果が期待できます。
我觉得他说的对
私は彼が言ったことは正しいと思う
我觉得灰色的裤子更好看
グレーのズボンの方が良いと思う
我觉得今天不会下雨
今日は雨は降らないでしょう
我觉得她的意见很有意思
彼女の意見は興味深いと感じます
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③「认为」の使い方
一般的に肯定的な文章で、確信をもって伝える時に使います。
色々と分析・考慮した結果の主張を示すことに重きを置いていて、自信の表れも感じられるでしょう。
我认为这App是非常有用的
このAPPは非常に役立つと思っている
他认为八是个吉利数字
彼は8が縁起の良い数字だと思っている
我认为应该最优先家族的事情
我は家族を最優先すべきと考える
足球被认为是在中国最受欢迎的体育
サッカーは中国で最も人気があるスポーツだと認められている
④「以为」の使い方
「そのように自分は思ったけど、実際は違った」ときに「以为」を使います。
後になって判断や状況が合わなかった場合ですね。
ちょっぴり言い訳する時にも便利だったりします。
我以为A球队不会输掉比赛了
Aチームは試合に負けないと思っていた(でも実際は負けた)
我以为你不太喜欢他了
君は彼を好きではないと思っていた(でも彼が好きだった)
我以为今天天气很好了
今日は天気が良いと思っていた(でも天気は悪くなった)
原来你没睡觉,我还以为你已经睡觉了
まだ寝ていないのか、ボクはもう寝たかと思っていた
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⑤「觉得」「认为」「以为」の比較(使い分け)
最後は同じ文章でも「觉得」「认为」「以为」によってニュアンスがどう異なるのか、それぞれ比較してみましょう。
例①:疫情(新型コロナウイルス)
我觉得疫情很快就会结束了
新型コロナウイルスは間もなく終息する気がする
我认为疫情很快就会结束了
新型コロナウイルスは間もなく終息するはずだ
我以为疫情很快就会结束了
新型コロナウイルスは間もなく終息すると思っていた
(未だ終わっていない)
例②:足球日本队(サッカー日本代表)
我觉得他一定会被选为日本代表
彼は必ず日本代表に選ばれると思う
我认为他一定会被选为日本代表
彼は必ず日本代表に選ばれるはずだ
我以为他一定会被选为日本代表
彼は必ず日本代表に選ばれると思っていた
(でも選考外だった)
「觉得」「认为」「以为」のおさらいです。
- 觉得:(なんとなく)思う/感じる/気がする
→ 意見を述べる時に枕詞で、和らげた態度を見せる効果がある - 认为:(強く)思う/考える/認める
→ 認定・確定的な主張で、ハッキリとした態度を示すときに有効 - 以为:(そう自分は)見なす/考える
→ 最初の判断や考えが、後々の状況と合わなかった場合に使用
もう一度。
「觉得」や「认为」、「以为」は中国語の会話で必ず出現します。
使わない日はありません。
忘れずに覚えておきましょう。