「クソ運営」と呼ばれ続けて、悔しい思いばかりが頭をよぎります。
関係者の皆さま、申し訳ございません。
それでも、
・ゲームタイトルを更に進化させて、お客さまを喜ばせたい。
・ゲームに関わる全ての人が笑顔になってほしい。
このような思いを常に心に灯しております。
現実は程遠いですが……。
前置きが長くなりました。
スマホゲームの運営・開発に興味を持ち、将来ゲーム業界で働きたいと思っている貴方へ。
ボクが心得る「ゲームを良くするための3つの視点」をメモっていきます。
まぁ、結論は、
①ユーザーからのフィードバック × ②自分のプレイ感覚 × ③データ分析
①ユーザーのフィードバック
全ての事業サービスにおいて最も大切なこと。
お客さまの声を聞くのは基本中の基本、言わずもがなですね。
これを軽視すると瞬く間に利用者は去っていき、たちまちサービスの継続が難しくなるでしょう。
オンラインゲームの場合、24時間365日絶えずサーバーは動いているわけで、終始で反応が届くのですが、特に以下のタイミングで貴重な意見や感想を寄せられることが多いです。
・新たなゲームのリリース
・大型アップデート実施
・新イベント開催
・システム改修
・新商品の販売
初動でプレイするお客さまは、いわゆるコア層・プレミアム層の位置づけと言ってよいでしょう。
ゲーム環境に変化が起こる際、彼らのフィードバックは非常に有益なものとなります。
ここは見落とさないようにしなければいけません。
なお、運営側がフィードバックを受ける方法はいくつかあります。
②SNS(Twitter、Facebook)
③ゲーム内のチャット機能
④チャットツール(Discord、Lobi)
⑤外部サイト・掲示板
①と②はお客さま→運営へ直接届きます。
③はプレイヤー同士の会話からを間接的に把握(ログからピックアップ)。
④と⑤はゲーム外でお客さま同士がやり取りしているコメントから拾っていく手法です。
以上の方法で常にフィードバックへ耳を傾け、ゲーム改善に活用していくのが大切だと考えます。
②自分のプレイ感覚
自分たちが扱う製品を理解せず、お客さまの声を受け止めることができるでしょうか。
「運営側が誰よりもゲームについて詳しくなければいけない」
くらいの心構えは持っておきたいところです。
ところが実際は、開発側も予期しない仕様・設計になっており、それをユーザーが発見&掘り下げていく、ということが少なからず発生してしまいます。
運営と開発双方の力不足が招くことではありますが、優秀なユーザーには敵わないというのも事実ではあります。
(不完全なテストのままで世に送り出した結果ですね……)
少し話が予期せぬ方向に行ってしまいました。
ここで言いたかったことは、
②お客さまと同じ環境でプレイ
③自分のアカウントをツールで誤魔化さない
④気になる箇所は次の日に改善
一言で言えば、
「お客さまの立場になって、プレイをし続ける」
ですね。
かなり「え!」となるのですが、意外とできていない運営もいるようです。
特にサービス年数が長くなるにつれて自身が飽きてしまう、とか(勝手な想像です)。
①は義務ですね。
・ネットワーク接続が正常で問題なくログインができるか
・ゲーム内に異常が発生していないか
といったリアルタイム監視の目的もあります。
②は、例えばキャラクターの成長度やステージ進捗具合を自ら体験しつつ、「お客さまが何を思い、何を求めているか」を肌で感じることが大切だからです。
なので、強力アイテム付与やレベル経験値を操作する③の行為は控えなければなりません。
恐らく、1日4~8時間ログインし、1年で365日プレイする必要があるでしょう。
そしてより良いサービスを目指し、④を行い続けていきます。
③データ分析
全ユーザーのプレイデータはサーバーに保存されています。
俗に言う、ビッグデータですね。
これを整理・分析・見える化することで実際のプレイ動向を客観的に把握できます。
「数字は嘘を付かない」
ってやつです。
ゲームタイトルごとに記録しているデータは千差万別。
かなり深いところまでログを残して、細かく分析することもあります。
何を何処までを対象とするかは、正直ピンきりですよ。
以下にゲーム業界にて重要な指標と見なされる項目をメモッておきます。
・ユーザー数
・新規ユーザー数
・新規ユーザーの継続率(2日目以降のログイン率)
・課金ユーザー数
・新規課金ユーザー数
・最大同時接続/ログイン人数
事業視点では1日、1週間、1ヶ月単位でこれらの数値を整理。
広告露出や商品販売の効果がどうだったかをチェックします。
ゲーム内経済・エコシステムに関しては、
・キャラクターのレベル分布
・ユーザーごとのアイテム所有状況
・アイテムの強化進捗
・イベント参加率
・目標/クエスト達成率
この辺りを見ていくことになるかと。
あくまで一例であり、運営チーム毎に異なることを留意してもらえればと思います。
①ユーザーからのフィードバック × ②自分のプレイ感覚 × ③データ分析
これが解を導き出す方程式です。
この3つの掛け算によって、問題解決策が見つかり、早急な改善に繋がるはずです。
どれか一つが欠けてもいけません。
極力「クソ運営」と言われないために、上記の3つを意識しましょう。