「ファイナンシャルプランナーって何?」
「ファイナンシャルアドバイザーって何?」
「結局、両者の違いは何?」
そんな方に向けて。
このページではファイナンシャルプランナーとファイナンシャルアドバイザーの違いをメモっていきます。
・ファイナンシャルプランナーとファイナンシャルアドバイザーの違いが分かる
・お金の悩みをどちらにすればよいか分かる
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ファイナンシャルプランナーとファイナンシャルアドバイザーの違い
結論から言うと、
- ファイナンシャルプランナー
→ 「お金のプロ」という立場から、お金に関する様々な相談を受ける人、または、その仕事。 - ファイナンシャルアドバイザー
→ 企業または個人に対して、具体的な資産運用の提案を行う人、または、その仕事。
です。
①ファイナンシャルプランナー(FP)とは?
ファイナンシャルプランナーは英語で書くと、「Financial Planner」。
Planner(名詞):計画者、立案者
の意味で、日本語的には「財務・金銭上の計画を立てる人」となり、略して「FP」と呼ばれています。
冒頭の通り、ファイナンシャルプランナーは「お金のプロ」です。
現代では「家計のお医者さん」とも言い換えられるでしょう。
お医者さんは、病気や怪我の予防・診断・治療を行う人。
同様にファイナンシャルプランナーは、家庭でお金を収支に対する計画・状況把握・改善を行う人、ですね。
人生には、お金にまつわる様々なイベントが発生します。
- 結婚
- 出産
- マイホームの購入
- 子育て
- 子どもの教育
- 定年
- 介護
などなど。
みなさんにとっても、大きな転換期となるでしょう。
これらの1つ1つの出来事に対し、
- どのような準備をしておけばよいか
- どのようにお金の問題を解決すればよいか
を一緒に計画して、相談に乗ってくれるのが、ファイナンシャルプランナーです。
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②ファイナンシャルアドバイザー(FA)とは?
ファイナンシャルアドバイザーは英語で書くと、「Financial Adviser」。
Adviser(名詞):忠告者、助言者
の意味で、日本語的には「財務・金銭上の助言を行う人」となり、略して「FA」です。
ファイナンシャルアドバイザーは資産を有効活用するための提案を行う人で、いわば「資産運用のプロ」。
銀行や保険会社などの金融機関に属しており、顧客(個人・企業)に対して、資産運用のアドバイスを主な業としています。
資産とは、現金、預金、不動産(建物や土地)、株式、債券、保険など全ての財産のこと。
これらをただ眠らせておくのではなく、
- どのような金融商品を購入すればよいか
- どのように資産を活用すればよいか
を具体的に提言し、時には顧客の代わりに責任をもって運用するのがファイナンシャルアドバイザーです。
最近では企業から離れ、個人で資産コンサルタントを行う「独立系ファイナンシャルアドバイザー」も増えてきました。
彼らは「IFA」(Independent Financial Advisor)と呼ばれ、企業で活躍する「FA」と区別されています。
③FPとFAの違い
ファイナンシャルプランナー(FP)とファイナンシャルアドバイザー(FA)は、共に英語をそのまま呼称としているので、紛らわしく感じるのでしょう。
パッと見で、違いが全然わかりません。
なので以下の表にして、整理してみました。
FP | FA | |
お金 | 収入と支出 | 資産の運用 |
得意分野 | 家計全般 | 金融商品 |
報酬形態 | 相談料 | 販売手数料 |
資格 | FP技能検定 | 証券外務員資格 |
「お金」と「専門分野」は前述の通り。
以下にその他の違いについて解説します。
報酬形態
ファイナンシャルプランナーの収益の源泉は相談料です。
ただし、初対面から2~3回は無償で相談できるのが一般的。
顧客との十分に信頼関係が築けた後、具体的なアクションプランを立てる段階に入ったら、相談料として報酬を受け取ることができます。
一方、ファイナンシャルアドバイザーの収益源は資産運用に係る販売手数料。
ボクたちは銀行で手続きを行ったり、ATMで出送金する際、様々な「手数料」を支払っていますよね。
これと同じで、金融商品の購入や保有に対して発生する「手数料」が報酬となります。
基本的には、ファイナンシャルアドバイザーは相談料を受け取ることはありません。
が、大きな利益(利回り)を達成した際は、成果報酬を+α得られます。
逆にファイナンシャルプランナーは投資商品の売買仲介は行いません。
相談 ≒ アドバイスなので、ファイナンシャルアドバイザーと混同しまいがちな理由でしょう……。
資格
日本FP協会が認定する「FP技能検定」を有する者が、ファイナンシャルプランナーと名乗れます。
FP技能検定は1級~3級の3レベルに分かれており、それぞれに学科試験と実技試験があります。
3級FP技能検定は誰でも試験の申し込み&取得が可能。
独学で「お金の勉強」をしたい人、マネーリテラシーを向上したい方は、3級に挑戦しても良いかもしれません。
1級と2級はファイナンシャルプランナーとしての実務経験が必要です。
相談相手が1級FP技能検定の保有者であれば、信頼できるでしょう。
FP技能検定に対して、ファイナンシャルアドバイザーに係る直接的な資格はありません。
肩書として誰でも使うことはできます。
とは言え、金融商品の売買を取り扱うには「証券外務員」の資格が必須。
証券や株式などのアドバイス・勧誘活動を行うためには、取引業務のノウハウや法令の理解度など、非常に幅広い知識が求められます。
FP技能検定と比較すると、証券外務員の難易度は高めです。
金融業務の経験がない人は、なかなか突破できないでしょう。
ファイナンシャルアドバイザーの中には、FP技能検定を取得している方もいます。
優劣を比べるわけではありませんが、ファイナンシャルアドバイザーの方が、「お金の専門性」がより高いと言えるかと思います。
④お金の相談はどっちにする?
では、ボクたちが「お金」に悩んだとき、どっちに相談すればよいのでしょうか?
ここまでお読みいただいた方は、もう答えが出ていますよね。
- いまより収入を上げたい(転職・副業)
- なかなか貯金ができない(家計)
- 子どもの養育費が心配(ライフプラン)
- 持ち家or賃貸どっちがいいの(不動産)
- 加入している保険を見直したい(リスク管理)
そう思っている方は、ファイナンシャルプランナーに相談しましょう。
また「余裕がある銀行預金を上手く活用したいけど、どうやって資産運用を始めたらいいか分からない」といった人も、最初はファイナンシャルプランナーがオススメです。
逆にファイナンシャルアドバイザーへ相談すべきなのは、
- もっと深く資産運用の相談をしたい
- 金融商品が多すぎて、何を選べば良いか分からない
- あの企業を買収したい
とある程度まとまった資金がある個人・企業でしょうか。
個人向けには金融商品の提案、企業向けには会社の財務全般の見直しやM&A案件のアドバイス、といったイメージですね。
高い専門性が問われる場面で、ファイナンシャルアドバイザーが必要になります。
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ボクは普通のサラリーマンですが、何度かファイナンシャルプランナーと面談したことがあります。
単純に家計の見直しを相談したのですが、
- 生活費の収支の改善
- 将来のマネープランを考えるきっかけ
- 経済的な不安を払拭
に繋がり、マネーリテラシーの向上にも役立ちました。
いまの生活を大きく変えて、安心した未来を迎えたいと思っている方は、一度ファイナンシャルプランナーと話をしてみてはいかがでしょうか。
初回無料で、気軽に申し込みができますので。
一人で悩んでいても、なかなか思うようには改善されません。
「お金のプロ」に相談すれば、より早く問題が解消できますよ。