「将来の経済的な不安を解消したい」
「FPへの相談には興味があるが、勧誘されるか心配」
そんな方に向けて。
ボクが実際にファイナンシャルプランナー(FP、Financial Planner)に相談した際の記事は↑。
相談料を支払うことなく、お金の悩みに対するアドバイスをもらいました。
このページでは実体験を踏まえ、ファイナンシャルプランナーに相談するメリットや、申し込みまでの手順をメモっていきます。
・家計の支出を見直すきっかけになる
・実体験を元に、FPに相談する内容が分かる
・勧誘を心配せず、FPから無料でアドバイスをもらえる
※「すぐにファイナンシャルプランナーに相談したい!」という方は、『2. 無料でFPに相談できるサービス』へ進んでくださいませ。
1. 家計の悩みをファイナンシャルプランナーに相談する方法【無料で可能】
はじめに、ボクがファイナンシャルプランナーに話を聞きたいと思った理由。
それは、結婚&第一子を授かり、真剣にお金と向き合いたかったからです。
独身の時は何となく預金を貯めたりはしていたものの、将来に備えた具体的なプランはありません。
資産運用の知識・経験もゼロ。
30代半ばを過ぎ、流石にこのままではヤバいと思ったため、ファイナンシャルプランナーに相談してみたわけです。
正直な感想は「とても有意義な時間で、お金に対する意識が変わった」です。
そして実際に無料で相談してみた結果、良い点(メリット)と悪い点(心配要因)に気付きました。
①ファイナンシャルプランナーに相談するメリット
相談して良かった点から。
- 生活費の収支の改善点が分かる
- 将来のマネープランを考えるきっかけになる
- 経済的な不安を払拭できる
生活費の収支の改善点が分かる
家賃、食費、光熱費、通信費……毎月かかる生活費の抑え方が分かります。
ボクのケースだと、10数年間加入していた保険ですね。
契約内容が未把握なのに、月々15,000円以上支払っていることを指摘されました。
ファイナンシャルプランナーによると、現状に見合っておらず、不要であるとのこと。
というわけで面談後、すぐに解約の手続きを行いました。
相談→改善点の把握→すぐ行動で、少しずつ人生が変わっていきますよ。
将来のマネープランを考えるきっかけになる
子どもの教育資金、マイホーム(予算や住宅ローン)、老後資金の準備……少し遠い未来のテーマについて、詳しく説明してくれました。
歳をとったり、家族が増えたりする中で、必要なお金も右肩上がり。
話を進めるうちに、不安が大きくなるかもしれません。
その気持ちを上手く汲み取って、ファイナンシャルプランナーからアクションプランが提示されます。
資産運用をしていなかったボクは、早速「つみたてNISA」を始めました。
将来への備えのために前に踏み出すことで、心配は和らぎます。
無料相談は、その第一歩でしたね。
経済的な不安を払拭できる
ファイナンシャルプランナーとの話を進めるうちに、毎月いくらのお金あれば満足な生活が可能か、が見えてきます。
必要最低限の金額が分かると、
贅沢品は控え、心が豊かになるための支出を心掛ける。
↓
収入源(働き方)の考えにも影響。
↓
お金に対するプレッシャーが小さくなる。
のような流れで、良いサイクルに突入できます。
収支がプラスになれば、貯蓄は増え、心に余裕が生まれますよね。
結果、少しずつ経済的な問題が解決されていくのです。
②ファイナンシャルプランナーに関する心配要因
上記とは逆に、相談前に抱いていた懸念点は以下の通り。
- 本当に適切なアドバイスをくれるの?
- 強引な営業・勧誘(商品の販売)
- 個人情報の安全性
言葉のイメージだけで、何かと構えてしまうことが多いですね。
本当に適切なアドバイスをくれるの?
ファイナンシャルプランナーが守るべき職業倫理として、「顧客利益の優先」というのがあります。
「顧客の利益を無視して、自分の利益を優先させるようなプランニングを行ってはならない」ですね。
例え無償とは言え、相談者に不適合な案内をしてはいけません。
この信念に沿った形でアドバイスが行われます。
ボクは申し込みメールで聞きたい内容を伝えていたため、担当者も事前に資料を準備してくれました。
コチラの悩みや質問に対しては紳士的な回答・対応で、好印象。
信用を得るためにも、適切なアドバイスはしないでしょうね。
強引な営業・勧誘(商品の販売)
こちらが根掘り葉掘り質問をする一方で、ファイナンシャルプランナーは無償で回答します。
相談時間は60~120分。
相手にはどんなメリットがあるのでしょうか。
最終的な狙いは保険や商品の紹介・勧誘・販売であることは、大体想像していました。
実際のところは……初回の相談中は、そんな話は一切でませんでした。
2回目も、引き続きヒアリング(課題の解決策)でしょう。
それ以降に具体的なアクションプランとして、何か紹介されるかもですが、最初の無料相談にて営業活動はありませんので、ご心配なく。
(もし初回から勧誘されたら、それは怪しいです)
個人情報の安全性
面談中は家族構成、大体の年収、貯蓄状況、現在の生活費などプライベートな話題へ切り込みます。
将来のためのお金の相談ですから、致し方ないですね。
ファイナンシャルプランナーに与えた情報は、適切に管理されます。
詳細は申込時の「利用規約」でも確認できますし、個人情報の取り扱いについての資料が別途メールで届くこともあるでしょう。
いずれにしても非常に厳密に取り扱われるので、安全性は高いと思います。
③ファイナンシャルプランナーに相談する方法
「自分の周りにはファイナンシャルプランナーの肩書を持つ友人なんていない」
ボクも含め、そんな方が大半でしょう。
よって、実際に相談するとなれば、優秀なスタッフを有するサービス会社に申し込む必要があります。
基本的には、最初~3回目くらいまでは無料。
その後は、相談内容に応じて一定の料金がかかる仕組みです。
いきなり相談料は発生しないので、安心しましょう。
(もし初回から請求されたら、それは詐欺です)
次項にて、無料でファイナンシャルプランナーに相談できるサービス会社をピックアップします。
2. 無料でFPに相談できるサービス
以下のサービスを通じて、無償でファイナンシャルプランナーとの面談が可能。
最低でも2社(2名)に相談すれば、各々の特徴が分かるとともに、比較して考えることができますね。
①ライフプランの窓口
こんな方にオススメ!
- 結婚・出産を機に、固定費など細かい出費を見直し、将来の貯蓄・予算をしっかり考えたい方
- 家を購入した(購入予定である)ため、住宅ローンの計画が妥当かどうか、第三者のプロに相談したい方
- 資産形成・運用を早めに取り組み、老後の資金や生活に対する心配を解消させたい方
歳を重ねるにつれて、悩みの種が増える「お金の不安」。
転機となるタイミングで、最適な相談を受けられるのが「ライフプランの窓口」です。
日本全国47都道府県に拠点があり、オフィスや自宅で相談できるほか、現在はオンラインでも対応してくれます。
10年以上の実績を持つファイナンシャルプランナーが、家計の悩みに真剣に向き合ってくれるため、長期的な信頼関係も期待できますね。
②保険のトータルプロフェッショナル
こんな方にオススメ!
- 今まで何となく加入していた保険が、現状の生活に適しているのか見直したい方
- 家計の負担になってきた保険料を削減したい方
- 医療保険、終身保険、介護保険など各分野に精通したFPと話したい方
サービス名にある通り、「保険」に強みを持つファイナンシャルプランナーが在籍。
ライフプランに合った保障に対する適切なアドバイスを得られます。
もちろん、貯蓄方法、生活上の節約・節税方法、住宅購入のコツなども相談可能です。
まずは保険の見直しから始め、次に家計の改善に繋げるイメージですね。
どのような状況で、いくら保険金がもらえるかをきちんと把握していない方も、「保険のトータルプロフェッショナル」に相談した方が良いかと思いますね。
③保険チャンネル
こんな方にオススメ!
- 大手のファイナンシャルプランナーを選んで安心したい方
- お金以外のこと(介護、結婚、妊娠など)も相談したい方
リクルート社が運営する「保険チャンネル」。
他のファイナンシャルプランナー同様、幅広い分野で相談できます。
時々、予約&面談完了でギフトチケットをもらえるキャンペーンも実施しています。
ファイナンシャルプランナーとの無料相談+プレゼントで、ちょっと得した気分になるかもしれません。
3. 相談まで具体的な流れ
ここでは「ライフプランの窓口」を例に、申し込み方法の手順を簡単に説明します。
①公式サイトから予約
ホームページにアクセスすると、目の入る所に「無料相談はこちら」のボタンが表示されています。
ここをクリックして申し込みフォームへと進みましょう。
②日時と場所を選択
次の画面にて、必要事項を記入します。
ここでのポイントは日時と場所。
フォームを入力している日+5営業日ほどの余裕をもってスケジュールを組みましょう。
場所は自宅ではなく、オンラインがオススメです。
移動時間がなく、かつコロナ禍では感染リスク(と勧誘リスク)を抑えられますから。
もちろん、希望の場所を指定してもOKです。
③相談内容を整理
悩みの種はたくさんあるかもですが……初回の相談では、多くても3つに絞りましょう。
色々聞きすぎると、次に何の行動をすればよいか、迷ってしまうかもなので。
申し込みフォームには選択項目があります。
希望を選んだ上で、さらにアドバイスが欲しい内容を記入欄にて書き込みます。
自分の中で整理が出来たら、送信ボタンをポチって、申し込み完了です。
④当日FPに相談
申込後および日時や場所が決まったら、確認メールが届くので、忘れずにチェック。
迷惑メールに振り分けられている場合もあるので、注意しましょう。
あとは当日を待つのみ。
緊張せず、リラックスした状態でファイナンシャルプランナーとの会話を楽しんでもらえればと思います。
「ファイナンシャルプランナー」という単語に対して、胡散臭さや怪しさを覚えるのは事実。
加えて、お金の話もタブーになりがちなので、赤の他人に自分の懐に探りを入れられるのにも抵抗があるかもしれません。
本記事も参考程度に留めておいて大丈夫です。
ただ、一言伝えたいのは「一度自分の目や耳で確かめてから、判断しても遅くない」ということ。
もし本気で経済的な不安や、将来の心配を解消させたいのであれば、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談するのもアリかなと思います。