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中国語のライティングの勉強の始め方【初心者が独学で習得する方法:今から即行動できる】

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中国語を向上させる最適な手法は実際に使ってみること。
学習し始めの頃はインプット=リーディングのあとに、即実行したいものです。

実際に使う=アウトプットは大きく分けて2つ。

  • 書く=ライティング
  • 話す=スピーキング

ですね。

中国語のスピーキングの勉強の始め方【初心者が独学で習得する方法:今から即行動できる】
中国語のスピーキング(話すこと)の能力が上がりません。どうしたら会話力を伸ばすことができるのでしょうか。本記事では独学で学習できる方法を提供し、そんな悩みを解決します。中国人の友人や知り合いがいない方も必見です。まずはスピーキングの練習をして、将来実践する時に中国人を驚かせてましょう。

そして、まず手っ取り早くできるのが「ライティング」でしょう。
「書く」ことは非常に簡単ですから。

その目的は、

  • 自分の意思を伝えるため
  • チャット時代に適用するため

コミュニケーションの要。
相手への意思表示です。

と同時に伝達手段も変わっています。
テキストでの伝え方ですね。

チャット時代に突入している中で、どのように文字で気持ちを表現するのか。
ライティング能力を身につける本質だったりします。

初心者の皆さんはどのように学習したら良いのでしょうか。
ここでは簡単にできるライティングの勉強方法をメモっていきます。

本記事のメリット
・すぐに始めることができる
・身近なところから学び方を得られる
・アウトプットの方法が分かる
信頼性
・筆者は独学でHSK6級を取得
・中国在住9年
・妻は中国人、会話は中国語

1. 中国語のライティング=書く&タイピング

ライティングのイメージ

Writing=「書くこと、執筆」と英語では訳されます。
ですが、現代では「文字を打つ」=「タイピング」の意味にも使われます。

むしろタイピングの方が圧倒的に多いでしょう。

まずは両方の側面から、その役割と学習の意図を見ていきます。

①ライティング=「書く」こと

ペンで書くイメージ

小学生から行っている

  • ペンを動かす
  • 体で文字を覚える

ことです。

実は手を使って「書く」動作で、インプットとアウトプットを同時に進行しているのです。
初歩的ながらも、初心者には最初にこの方法での学習をオススメします。

手法は色々ありますが、とりあえず、目の前の簡体字を真似て書き出すことですね。
一筆ずつペンを動かすことで文字の構成ルールも分かってきます。

これが分かると、日本の漢字→簡体字の法則が自然と身に付き、習得できる文字の量も一気に増えるでしょう。

また簡体字を構成している特定の部分を見れば、読み方が自ずと連想できるはず。
これは後述の「タイピング」にも役立ちます。

何はともあれ、どんなジャンルでも体に染みつかせる方法が、上達する最も早い近道だったりします。
ノートを購入して、ペンを動かすことから始めましょう。

中国語のリーディングの勉強の始め方【初心者が独学で習得する方法:今から即行動できる】
中国語のリーディング(読むこと)の能力が上がりません。どうしたら文章の意味を理解することができるのでしょうか。本記事では独学で学習できる方法を提供し、そんな悩みを解決します。中国人の友人や知り合いがいない方も必見です。まずは中国語(簡体字)を目で慣れさせ、ニュースやアプリを楽しく読めるようになりましょう。

②ライティング=「タイピング」

キーボードのイメージ

ペンを使わずに

  • キーボードで文字を打つ
  • 文字を送る

ことです。

簡体字を一画一画なぞっていくのではなく、画面上で文字を「ライティング」する方法ですね。

当然ながら、漢字のローマ字表記と同じ拼音(ピンイン、Pin Yin)ベースでキーボードを叩いていきます

このメリットは発音も同時に覚えられるということ。
後々の「話す」へ繋がります

また中国版LINEの「微信」(ウィーチャット、WeChat)などSNSがコミュニケーションの中心になっている昨今、「文字をタイプして送信する」ことができないと、かなり厳しいでしょう。

この練習はペンで「書く」ことよりも優先される事項かもしれません。

中国でも、日本で見られるような「文字を打てるけど書けない」現象が起こっているくらい、タイピングがコミュニケーションの大部分を占めていますので。

ただし、「読む」段階でピンインが分からなければ、打ち出すこともできません。
上述の書きながら文字を覚えると同時に、読み方にも意識する必要があります。

中国語のピンイン(拼音)とは?発音や読み方を徹底解説【四声の違いを完全マスターする】
「中国語のピンインって何?」「中国語の発音がとても難しいです」「どのように上達することができるの?」中国語を勉強していて、最初に挫折するのが「ピンイン」。・上手く発声できない・何て読むか意味不明・相手が話すことがサッパリ分からないこんな感じ...

2. 中国語のライティングの勉強の始め方

中国語

以上を踏まえて、「ライティング」を実行してみます。
というか、方法は滅茶苦茶シンプル。

最初は真似て書く(2度目)。

ここからスタートです。
では、何を真似るのか。

まずは中国語の教材を手に入れましょう。
言わずもがなですが。

方法①:教材テキスト

小学生のころ、よく漢字ドリルで文字を勉強したものです。
書き順を覚えながら。

これから中国語を始める方は、そこまでする必要はありません。
正直、どんなテキストでもOKです。

初級の教材には必ずルビ(読み方)が振ってあります。
そして、おそらく「你好」(ニーハオ、Ni Hao)から会話がスタートしているでしょう。

ペンとノートも準備したら、一語ずつそのまま書き出していきます。

まぁ、当たり前すぎますが、「ライティング」の方法はこれが一番ですね。
ガッカリしてしまった方、ゴメンナサイ。

必要な行動力:★☆☆

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方法②:スマホで文字入力

机に向かっていなくても、「ライティング」はできます。
スマートフォンの文字入力に簡体字を加えてみてください

iPhoneを使用している方は、

[設定]-[一般]-[キーボード]

で追加できるはず。

iPhoneの中国語入力

Androidでも中国メーカーのスマホであれば、もともと簡体字が搭載されているかもしれません。
また下記のアプリからもインストールできます。

■Googleピンイン入力
Google Pinyin Input

あとは、

[設定]→[言語と入力]→[Googleピンイン入力]

をONにすれば完了です。

漢字のようにローマ字入力でアウトプットしてみてくださいませ。

最初は適当な文字でも大丈夫。
まずはタイピングに慣れることから始めましょう。

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方法③:パソコンで文字入力

スマホ同様にパソコンの入力文字に簡体字を加えるのも必要です。
両手を使ってキーボードを打つ訓練も、少しずつ導入していきましょう。

以下の方法で追加できます。

Windowの方

Microsoft IME(中国語)の設定方法
1. [コントロールパネル]
2. [時計、言語、および地域]-[言語の追加]
3. [言語の設定の変更]-[言語の追加]
4. [中文(简体)]を選択して[追加]
5. 入力言語を[中文(简体)]に切り替えて完了

Appleの方

1. アップルメニューで[システム環境設定]を選択
2. [キーボード]
3. [入力ソース]-[追加ボタン(+)]
4. [中文(简体)]を選択して[追加]
5. 入力言語を[中文(简体)]に切り替えて完了

必要な行動力:★★☆

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方法④:字幕リライト

中国映画の字幕

少し難易度が上がるかも。
紙ベースの教材ではなく、動画を通じたライティングの勉強方法です。

まずはYouTubeをチェックですね。
「中国語の基礎講座」なるものがたくさんアップされています。

主に「読む」「聞く」ことが目的のようですが、画面に表示された文字をノートに書きだしてみるのは、いかがでしょうか。

あとは中国の番組、ドラマ、映画などのセリフを引用する手法。
気に入ったフレーズをノートに整理してきます。

ハードルは結構高いめ。

中国の大概の作品には字幕が付いていて、映画の場合は英語も併記されています。
(日本向けに編集(吹き替えなど)されたのではなく、原作(⁉)ですね……)

最初は見るだけではチンプンカンプンでしょうが、画面を停止しながら書き写すのもアリ。
中級者以上なら、この方法はかなり有効ですよ。

必要な行動力:★★★

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最後に…

パソコンやスマートフォンで字を「書くこと」が主流になった昨今、ペンとノートを使用することが減りました。
中国語でも同様、これからはキーボードで「書く」ことに慣れていく必要があります。

アウトプットの方法にも、人によって向き・不向きがあると思います。
ボクは机にしがみついて、ただガムシャラにペンを走らせました

決して効率的では無かったかもしれませんが、ライティング能力の向上には繋がっています。

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また「HSK」(漢語水平考試)の6級を狙っている方。
テストは、

①リスニング
②文法・読解
③ライティング

の3つで構成されていることをお忘れなく。

③は作文。
答案用紙にペンで文章を書く試験です。

簡体字がうる覚えではパスできないでしょう。
ボクは独学3年でHSK6級に受かりましたが、一番しんどかったのが③作文でした。

アウトプットの力がもろに試されます。
そのためにも、体を動かしてライティング能力を鍛えることが必須なのです。

まずは今から教材テキスト、ペン、ノートを準備して、どんどん書いていきましょう。

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