「AIが自動的に文章を作成してくれるサービスがあるらしい」
「Catchyの使い方を知りたい」
「ブログ記事をAIに書かせてみたい」
そんな方に向けて。
CatchyはAIによるライティングアシスタントツール。
人間が指定した条件や構想を基に、広告のキャッチコピー、セールスレター、メール文章などを自動的に生成してくれます。
サポートの範囲は幅広く、ブログへの活用も可能です。
今後はAIが全ての記事を書いてくれる時代が来るかもしれません。
一から書き始めるよりも労力が少なく済むため、サイト運営の考え方が見直されるでしょう。
このページでは日本最大級のAIライティングサービス・Catchyの始め方・使い方をメモっていきます。
・Catchyの概要や使い方が分かる
・ライティングAIの強みや弱点が分かる
・AIを有効活用した生活が見つかる
1. Catchyとは?
冒頭の通り、Catchy(キャッチ―)は人間の代わりにAIが文章を自動的に作成してくれるサービス。
あらゆるマーケティングシーンを網羅しており、用途に応じた、様々な場面での活用が可能です。
2022年6月にサービス提供を開始し、4ヶ月で会員登録者数が2万人を突破しました。
NHKや日本テレビ、TBS、デイリースポーツなど大手メディアにも取り上げられ、大きな話題になっています。
なお、Catchyを運営しているのは株式会社デジタルレシピ。
社名には「デジタルの世界で、(料理レシピのように)その通りに作れば、誰でも簡単に成果を出せるレシピを作る」という思いが込められています。
まさにCatchyは、それが具現化されたサービスと言えるでしょう。
特徴①:100種類以上の生成ツール
シチュエーションに合わせて、100種類以上の生成ツールを用意。
例えば、
- 記事作成
- 広告のキャッチコピー
- マーケティングのアイディア
- メールやLINEの返信文章
- SNS(Twitterやインスタグラム)の投稿文章
などなど。
さらにはYouTubeチャンネルの企画・立案から新規ビジネス向けのアイディアまで幅広くカバーしています。
将来的に、AIが考え出した案を基に新たな事業が生まれる日が来るかもしれません。
特徴②: GPT-3を搭載したAIシステムを採用
GPT-3は、2020年7月にAI研究企業「OpenAI」が発表した高性能な言語モデル。
文章の生成、要約、翻訳などのツールに導入されています。
特に同社が手掛ける「ChatGPT」はとても有名です。
質問に対してチャット型のAIが即座に回答してくれるサービスで、その内容は人間に負けずとも劣りません。
Catchyにも、まるで「人間が作成しているのでは」と思うほどの言い回し・文章力が備わっています。
今までの「機械文章」とは全く異なり、パッと見だと、AIが生み出したモノだと気付かないでしょう。
実際のクオリティは自分で確かめてみるのが最も早いかと思います。
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特徴③:無料で利用が可能
Catchyの各コンテンツを利用するには「クレジット」と呼ばれる、通貨のようなものが必要です。
今なら新規登録すると10クレジット、さらに毎月10クレジットが付与されます。
(時期によっては、それ以上手に入ることもあります)
また以下のサービスはタダで何度でも利用が可能。
- AI画像作成用テキスト
- 小説の書き出しジェネレーター
- 商品説明文ジェネレーター
- キャッチコピー(短文/文章)
ちなみに海外のAIライティングツール「Autoblogging.ai」は試用版でも1ドルがかかります。
お試しとして無料で始められるのは他にはないサービスでしょう。
2. Catchyの始め方
本稿のメイントピック。
Catchyの始め方・使い方を説明します。
手順は、以下の3ステップです。
- Catchyに新規登録
- チュートリアル
- クレジットの確認
STEP.1:Catchyに新規登録
まずはCatchyの公式サイトへアクセスし、新規登録を行います。
■Catchy
https://lp.ai-copywriter.jp/
初めて利用するので左側の「クレカ登録不要で無料ではじめる」をクリックしてください。
①アカウント連携先の選択
「会員登録 / ログイン」のページが開きました。
登録の方法は次の2通り。
- Googleアカウントと連携
- Facebookアカウントと連携
どちらか1つを選びます。
今回はGoogleアカウントを用いて登録してみます。
②Googleアカウントにログイン
いま使っているGoogleアカウントが表示されました。
該当の箇所をクリックしましょう。
操作は以上。
画面に「Catchyへようこそ」のポップアップが出現したら、会員登録は完了です。
お疲れさまでした!
無事にCatchyに新規登録ができました。
ここまでは30秒もかかりません。
とても簡単にログインすることができます。
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STEP.2:チュートリアル
次はチュートリアル(使い方の説明)。
「開始する」を押して、読み進めていきましょう。
主な内容は、
- ダッシュボードの紹介
- クレジットの消費について
- 短文から文章を作成する手順
- 生成ツールの紹介
など。
ゆっくり確認したら、5分程度かかります。
ダッシュボードの紹介
Catchyのメイン画面的な感じ。
オススメのツールや事例集を確認できます。
クレジットの消費について
右上に表示されたクレジットの説明。
ツールを使用するたびに消費されます。
短文から文章を作成する手順
Catchyの使い方の練習。
短文を指定して、AIに文章を生成してもらいます。
お試しなのでクレジットは消費されません。
↓のような記事が出来上がりました。
なお、チュートリアルをスキップしてすぐにCatchyを始めることも可能です。
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STEP.3:クレジットの確認
手持ちの数量は画面右上に表示されています。
新規登録でクレジットを無料付与
新規登録すると、無料で10クレジットが手に入ります。
ですが、不定期でキャンペーンを実施しており、ボクが登録を行った時は30クレジットをもらえました。
また毎月1日に10クレジットが付与されます。
コピーを作成するごとに原則1クレジット消費されるので、無料だと毎月最大10回までコピーの作成できる計算です。
(複数クレジット消費するツールもあります)
有料プランを利用
初めから課金する必要はありません。
とりあえず、無料で入手したクレジットのみでOKで、先にCatchyがどんな感じなのか体験してみましょう。
参考までに以下にて料金プランをまとめてきました(2023年2月時点)。
- Starter
3,000円/月:100クレジット
5,700円/月:200クレジット
8,100円/月:300クレジット - Pro
9,800円/月:無制限使い放題
7,840円/月:年間払いの場合 - Enterprise
より高度なサービス(コンテンツの最適化、自動投稿スケジュール、分析など)を利用可能、金額は別途相談
※上記は税抜き
もし本格的にCatchyを利用したり、クレジットが足りなくなったりしたら、有料プランを検討すれば大丈夫です。
ガッツリと使うのであれば「Pro」(無制限で使い放題)がお得でしょう。
3. Catchyの使い方
では、Catchyを活用して記事をAIに書かせてみます。
人間側で事前に用意しておくものは「記事タイトル」と「導入文」。
加えて、
導入文 :2クレジット
見出し :1クレジット
記事の作成 :4クレジット
と、各過程で消費されるクレジットが必要です。
新規登録時や毎月付与される10クレジットがあれば、全ての項目をAIに生成させて1記事を完成できるでしょう。
以下より実際の使い方を説明していきます。
STEP.1:「タイトル」を指定
メイン画面にはダッシュボードが表示されています。
左側のメニューより「記事制作」を選んでください。
完成までの流れが確認できます。
最初に記事の「タイトル」を指定。
今回は「書籍のレビュー記事を上手く書く方法」をトピックに選びました。
「作成する」をクリックして、次に進みましょう。
この段階で1クレジットが消費されます。
数秒後、右側に5つの候補が列挙されました。
気にいったモノの「〇」をポチって、タイトルを決定します。
もしくは生成された候補タイトル箇所をクリック。
内容の変更が可能です。
2番目を手直しして「魅力的で説得力のある本のレビューの書き方」に変えてみました。
注意!
ブラウザのページを前に戻すと「タイトル」指定の画面から始められます。
しかしながら、1クレジットが消費されたままで再度やり直しとなるため、操作には注意しましょう。
(ボクは軽率な操作を行ったことで、1クレジットを無駄にしました……)
STEP.2:「導入文」を指定
タイトルを決めたら、リード文章の作成です。
方法はSTEP.1と同じ。
自分の案を左側のスペースに書き込みます。
そんな悩みを解決します。
本記事では本のレビュー記事を書くときの基本構成や手順、抑えておくべきポイント、注意すべき点など紹介。
書評のフォーマットを作成でき、あた相手の心を動かすライティング術が身に付きます。
説得力のある文章でアフィリエイト収益に繋がるかもしれません。
書籍のレビューを本気で書きたい方も必見です。
↓のような感じにしました。
「作成する」をクリック後、2つの導入文が生成されます。
ここは手を加えず、そのまま起用してみましょう(下の方を選択)。
導入文は↓に決まりました。
ポイント!
もし「このリードは微妙だな……」と感じたら、「STEP.1」を押して、タイトルを変更しましょう。
2クレジットが必要ですが、新しいタイトルを基にした導入文を生成し直せます。
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STEP.3:「見出し」を指定
続いて、「見出し」のパート。
導入文を参考に各章の標題を作ります。
なお、この段階では導入文の修正は可能です。
まだ何も候補はありません。
「作成する」より見出しを生成します。
とりあえず、4つ生成してみました。
- 書評とは何か、どのように書けばよいのか?
- 魅力的な書評を書くための構成
- 書評を書くときのポイント
- アフィリエイトで稼ぐための説得力のある文章術
AI的には、本のレビュー → 書評にしたい様子。
SEO的によろしくないですが、仕方ありません。
どのくらいの性能なのかを検証するため、このまま進めます。
STEP.4:本文記事を作成
「タイトル」「導入文」「見出し」が決まり、「本文作成」に移行しました。
左側のボックスで「作成する」をクリックです。
30秒後、↓の本文が完成しました。
いかがでしょうか。
改行や言い回しは整える必要がありますが、内容的には申し分ないかと思います。
(AIの強み・弱みは後述します)
最後に原稿を確保しましょう。
右下の「保存する」を押せば、「ダッシュボード」→「プロジェクト」内に記録されます。
注意!
本文作成中の状態でパソコンを安易にイジらないでください!
ふとした操作でエラーが発生し、記事が生成されない場合がある。
またしても4クレジットを飲み込まれました。
※裏技:4クレジットだけで記事を作成する方法
裏技というか操作方法の続きです。
メニューから「記事制作」を選択したら、「STEP4 本文作成」のタブをクリック。
すると左側の作業スペースが立ち上がります。
(前述の工程と同じです)
こちらに、
- 記事タイトル
- 導入文
- 見出し
を自分で書き込んでください。
最後に「作成する」を押せば、4クレジットのみでAIによる記事が出来上がります。
すでにブログの運用経験がある方にとっては、手間ではないでしょう。
以上が、少ないクレジットで本文が手に入る方法でした。
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4. Catchyの強みと弱み
ひと通り、Catchyを操作してみて、AIの強みや弱みが見えてきました。
ザックリと解説してきます。
Catchy(AI)の強み
まずは強みから。
強み①:シンプルな使い方
Catchyは項目選びや手順がシンプルで、道に迷うことはありません。
チュートリアルを経ていなくても、誰でもすぐに使えます。
また困ったときのチャットボット(AIサポート)も搭載。
何か問題に遭遇したときも瞬時で解決してくれます。
日本企業が運営しているのも強みの一つと言えるでしょう。
強み②:素案なら簡単に生成
記事作成に限って言うと、約1,400文字の文章を30秒足らずで生成。
大筋(タイトルや導入文)だけを指定すればOKで、人間側の手間はかかりません。
もちろん、手直しは必須です。
しかしながら、大元の文面としてはAIが完成形を準備してくれるので、無駄に悩む必要はなくなります。
作業工程の短縮に繋がり、流行のタイパ(タイムパフォーマンス、時間対効果)が向上するでしょう。
強み③:様々な場面でツールを活用可能
ユニークな機能をいくつか紹介します。
- 忘年会の参加を断る
- インタビュー記事用の質問
- 難しい話をわかりやすく説明
どれも知恵や言い回しを絞り出さないといけない事項。
意外と脳を消耗するため、面倒だと感じることもあります。
そんな場面でもCatchyが一役買ってくれそうです。
AI×文章の技術を惜しみなく活用できるからこそ、実現するサービスかなと思います。
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Catchy(AI)の弱み
続いて、弱み・気になる点です。
弱み①:語尾やリズムが単調
例えば、以下の箇所。
このテクニックは、潜在的な読者に本を購入するように説得するために使用することができます。
そのためには、興奮や期待など、強い感情を呼び起こす言葉を使いましょう。
その本の良いところを紹介し、購入を促す。
また、視覚に訴えるような言葉を使うことで、読者の興味を引くことができます。
“読者が喜ぶ”、”見逃せない “などのフレーズを使いましょう。
AIは「○○すること」が口癖の様子。
同じ表現が続いて、読みにくいです。
また「使う」の単語も多用していますね。
「使いましょう」や「その」「この」も目立ち、文章的なリズムは良くありません。
弱み②:人間による調整は必要
↑のように、このままだと文調が悪いので、語尾や言い回しの修正が必要。
やはり最終的な部分は人間の手を加えなければいけません。
とは言え、40点→80点のレベルに上げるのは、そこまで大変ではないでしょう。
Catchyを上手く使いこなして、AIに0→1~を用意してもらえれば、以前よりもグッと執筆が楽になるはずです。
弱み③:クレジット制限
お試し版(毎月10クレジットだけ)だと、物足りなく感じます。
正直、もうちょっと欲しいかな……と思いますね。
無料に慣れてしまった代償とも言えますが、運営も非営利ではないため、致し方ありません。
コストを掛けたくない方は、制限の中で上手に利用していきましょう。
また例えば、自分のサイトで週2本の記事をアップし、うち1本はAIを活用。
そんな計画であれば、月に50クレジットくらいが必要です。
一方で最低プランは3,000円(100クレジット)。
ですが、想定よりも倍のクレジットが手に入ります。
もしコチラを利用するのなら、週3本に増やしつつ、AIに2本分の下書きを生成してもらいましょう。
自分の負担はそのままで、更新頻度を上げられます。
こんな感じで、記事の本数をアップし、且つ数時間分を代用できると考えれば、良心的かなと思います。
Catchyの使い方のおさらいです。
- Catchyに新規登録
- チュートリアル&クレジットを確認
- 記事作成であれば「タイトル」と「導入文」を事前に準備
- 「見出し」と「本文」はAIが生成
Catchyはブログの作業効率を大幅に向上させてくれるサービス。
気分が乗らない日も、少しの準備だけでAIが下地を用意してくれるので、継続にも繋がりやすいです。
すでにある程度の成果を出ている方なら、Proプランが最適かもしれません。
月額分はすぐに回収できるでしょう。
また年間なら20%OFFで、1日あたりだと300円を切ります。
コミュニケーションコストは不要で、人間相手のような煩わしさは皆無です。
将来的にはサイト運営の主体がAIになる日が来るでしょう。
まずはWebライターを雇う感覚でCatchyを利用してみてはいかがでしょうか。
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