今度3泊4日でバガンに行くのですが、落ち着いて夕日を見たいと思っています。
どこに行けばいいですか?
歴史的建造物や「Pagoda」(パゴダ)が世界遺産にも登録されましたミャンマーの古都・バガン。
前回は朝日を拝めるスポットを紹介しました。
このページではバガンで心が洗われる夕日のスポットをメモっていきます。
・バガンでの夕日スポットの場所が分かる
・当日のスケジュールが分かる
・夕日鑑賞の注意点が分かる
バガン遺跡で夕日を見るための基本情報
①夕日を見るベストシーズン
ミャンマーの気候は大きく分けて1年間で3つ
暑季:3月上旬~4月下旬
雨季:5月上旬~10月中旬
乾季が観光するのに最も適しています。
日中は太陽が顔を出し、カラッとした暖かさ。
夕日の時間帯は少しヒンヤリしますが、そこまで寒くはありません。
30℃を超える暑季、天気が悪い雨季は避けましょう。
②夕日の時間帯
乾季は18:30頃(午後6時半)に太陽が沈み始めます。
太陽が下っていく動きを目で感じることができますよ。
そして、完全に姿を消した19:00以降は、急に周りが暗くなります。
夕日を見終わったら、ギリギリ明るさが残っている間に、ホテルに戻りましょう。
遅くなりすぎると、街灯が少ない道中の移動で危険が伴いますので。
③バガン遺跡で夕日が見れるスポットのオススメ地区
「Aye Yarwaddy River」(エーヤワディー川)に沿ったロケーションにあるバガンは、3つのエリアに分かれています。
②Old Bagan(オールドバガン):北西
③New Bagan(ニューバガン):南西
太陽は東から昇って、西に沈みますよね。
なので、夕日鑑賞に適しているのは北西の「オールドバガン」か、南西の「ニューバガン」エリアとなります。
夕日:オールドバガン、ニューバガン
ですね。
滞在中に朝日観賞もしたいなら、「ニャウンウー」のホテルを拠点にするのが良いでしょう。
バガンでの移動はE-バイクが中心です(一番便利)。
各エリアの移動時間の目安は、
オールドバガン ⇔ ニューバガン:20分
ニャウンウー ⇔ ニューバガン:40分
「オールドバガン」「ニューバガン」のどちらで夕日を見ても、午後8時前には「ニャウンウー」に到着できると思います。
なんていうのはどうでしょうか。
バガン遺跡の夕日スポット①:ブーパヤ―(オールドバガン)
平坦な地形でこじんまりしたバガンでは、あらゆるところから沈みゆく太陽が見れます。
言い換えてみれば、無数にスポットが存在するということですね。
ですが、ここでは「オールドバガン」「ニューバガン」でそれぞれ1つだけに絞ります。
実際の体験した場所ですね。
「オールドバガン」のスポットは「BUPAYA」(ブーパヤ―)。
エーヤワディー川が南に方向転換した辺りにある歴史塔です。
いついつ建てられた、とか。
どんな背景・目的で崇拝者が集うのか、とか。
ボクは解説できません。
もっと深く「ブーパヤ―」を知りたいという方は、別の専門サイトをご覧くださいませ……。
基本的には一言さん向けの、キレイな夕日を目に焼き付けたい方への案内となりますので。
「ブーパヤ―」への行き方は簡単。
西側のメインロードをE-バイクで北上した終着点にあります。
エントランス前には多くの車とバイクが停められており、お土産屋さんも両サイドに連なっています。
さて、午後5時頃を目安に、靴を脱いで「ブパヤ」に入りましょう。
なお「ブパヤ」は神聖な場所なので、露出が多い服装はNG。
短パンやスカートの方は気を付けましょう。
男性は民族衣装のロンジーを購入しておくと、観光に便利です。
大きな金色のオブジェを尻目に階段を下ると、目の前はエーヤワディー川。
向こう岸には民家がポツポツと散らばる平地が見えてきます。
あちらに太陽が下っていくのです。
石造りの淵際には既に何人もの観光客が場所取り中。
サンセットのカウントダウンを待ち侘びています。
実際の夕日は↓な感じ。
「ブーパヤ―」は有名な観光スポットでもあるので、少し賑やか。
周りの人と感動を共有するにはピッタリです。
バガン遺跡の夕日スポット②:リバーフロントレストラン(ニューバガン)
「ニューバガン」で見つけた場所は「River Front Restaurant」(リバーフロントレストラン)。
日の入前に少し休憩を、と思って入ったところが隠れスポットでした。
エーヤワディー川沿いで営業しているレストランで、モーテルも兼業しているような感じ。
壁がないオープンスペースに10席ほど設けられていて、開放感があります。
トリップアドバイザーの写真を拝借
夕刻には欧米人が集まりだします。
といっても数組しかおらず、静かに落ち着いた雰囲気。
遠めの山々に吸い込まれる太陽を見つめながら、一日の余韻に浸るのにもってこいのスポットです。
バガン遺跡の夕日スポット③:ローカナンダ・パゴダ(ニューバガン)
最後は「ニューバガン」の一番南にある「パゴダ」で、正式名称は「Lawkananda Pahyar」(ローカナンダ・パヤ)。
実のところ、ボクは昼間に訪れたので、夕日には直面していません。
しかし、上記の「リバーフロントレストラン」からは多くの人々が、夕日を眺めている姿が見えました。
きっと、素晴らしい景色が見られることでしょう。
ということで、「ローカナンダ・パゴダ」も推薦するスポットに選んでみました。
行き方は「ブパヤ」と真逆。
西側のメインロードをひたすら南下します。
「オールドバガン」からならE-バイクでかっ飛ばして20分。
「ニューバガン」の交差点を通過して更に進むと、右手に仏教徒の学校が見えてきます。
「Lawkanandar Dhamma School」(ローカナンダ・ダッマ学校)と読むのでしょうか。
この敷地内に「ローカナンダ・パゴダ」があります。
おそらく、↓のような夕日を目に焼き付けることができるでしょう。
朝日に比べて、夕日を愉しむチャンスは多いです。
なぜなら、早起きの必要がなく、時間の調整の融通が利くので。
一番のオススメプランは、
午前:ゆっくりパゴダ巡り
午後:少し休憩、再びE-バイクで観光
夕方:夕日
バガンを満喫できる1日となるでしょう。
天気が安定した11月から1月シーズンに、ぜひバガンへ足を運んでくださいませ。