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【ミャンマー】バガン遺跡で朝日が見れる時間とスポットをご紹介!

バガンの朝日 TRAVEL
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今度3泊4日でバガンに行くのですが、そのうち1日か2日は朝日を見たいと思っています。
どこに行けば良い写真が撮れますか?

ミャンマーの中部に位置するバガン。
「Pagoda」(パゴダ)と呼ばれる仏塔の数々は2019年に世界遺産に登録されました。

そんな歴史的建造物と共に、観光客を惹き寄せているのが、太陽の日の出(=朝日)と日の入(=夕日)なんです。

このページではバガンで必ず拝める朝日のスポットをメモっていきます。

本記事のメリット
・バガンでの朝日スポットの場所が分かる
・当日のスケジュールが分かる
・朝日鑑賞の注意点が分かる

バガン遺跡で朝日を見るための基本情報

①朝日を見るベストシーズン

10月下旬~2月下旬が観光するのに最も適しています。
この時期に是非バガンへ訪れましょう。

ミャンマーの気候は大きく分けて1年間で3つ。

乾季:10月下旬~2月下旬
暑季:3月上旬~4月下旬
雨季:5月上旬~10月中旬

晴天に恵まれ、暑すぎず寒すぎずなのが乾季
ほぼ毎日朝日を鑑賞することができると思います。

日中は30℃を超える暑季、降水量が多い雨季は避けた方が良さげ。
地域によっては、ホテルが営業しない場合もありますので。

②日の出の時間帯

乾季シーズンは午前6:30前後に太陽が昇ります。
夏季になるともう少し早く、5:45頃です。

雨季は期待できないので、分かりません……。

ボクは1月下旬にバガンを訪れました。
当日のスケジュールは以下に記載しますが、待機&写真タイムを含めると、6:00~7:30が活動時間になります。

③バガン遺跡で朝日が見れるスポットのオススメ地区

「Aye Yarwaddy River」(エーヤワディー川)に沿ったロケーションにあるバガンは、3つのエリアに分かれています。

バガンのエリア

①Nyaung-U(ニャウンウー):東
②Old Bagan(オールドバガン):北西
③New Bagan(ニューバガン):南西

太陽は東から昇って、西に沈みますよね。

なので、朝日を見るスポットは東部の「ニャウンウー」エリアにあります。
この辺りのホテルを手配しましょう。

「オールドバガン」や「ニューバガン」のホテルからだと、朝の早起きが少々辛く、日の出前の移動の際に危険が伴うかも。
安全性も含め、朝日を見るためには「ニャウンウー」を拠点にするのがオススメです。

バガン遺跡の朝日スポット①:バガンビューイングタワー

さて、本題。
「ニャウンウー」に位置する最も確実で、メジャーな朝日スポットは「バガンビューイングタワー」です。

正式名称は「Bagan Nan Myint Viewing Tower」(バガン・ナンミン・ビューイングタワー)。

高さ66mのバガン最長の建物で、展望台からは地区一帯を見渡すことができます。
またレストラン、アートギャラリー、お土産屋もあり、バガンの観光地の一つとなっています。

ちなみに入場料として1人10ドルが必要です。
チャットでの支払いも可能だったと思いますが、いずれにせよキャッシュを準備しておきましょう。

なお朝日だけでなく、夕日も堪能できますよ。

バガンビューイングタワー

①ロケーション

Google Mapで検索すると↓。
「ニャウンウー」地区の南側にあります。

バガンビューイングまでの道のり

交通手段は現地でレンタル調達するE-バイク。
環境にやさしい電動型二輪車です。

E-バイクは半日利用で5,000チャット(380円)、1日10,000チャット(760円)程度。
宿泊しているホテルで借りることができます。

「ニャウンウー」のホテルから「ビューイングタワー」までE-バイクで15~20分
ほぼ一本道で迷うことはないと思いますが、不安なら前日に下見しておくのが良いでしょう。

②スケジュール

5:00  起床

東南アジアのイメージと若干異なり、バガンの乾季の朝は肌寒いです。
パーカーなどを着込み、防寒対策は忘れずに。

以下は持ち物チェックリスト
前日に準備しておきましょう。

・スマートフォン
・カメラ&三脚
・上着
・手袋&マフラー
・軽食(飲み物など)
・現金(10ドル、15,000チャット)

5:30  ホテル出発

出発前にフロントでE-バイクを借りましょう。
前日に予約しておくのもアリです。

街灯が少なく、周辺は真っ暗なので、「ビューイングタワー」までは安全運転を心掛けて。

また冷たい風を感じながらの走行になりますので、手袋やマフラーがあると尚よいです。
E-バイク移動は本当に寒いですから……。

5:50  ビューイングタワー到着

「ニャウンウー」のホテルからなら、ゆっくり走らせても20分で到着できると思います。

「ニューバガン」などからなら倍以上の時間を要しますし、とにかく凍えるくらい寒い
そのため必ず「ニャウンウー」を拠点にしましょう。

隣接された駐車場にE-バイクを停め、メインの階段を上って受付に向かいましょう。
ここで入場料を支払えば、スタッフが展望台まで案内してくれます。

バガンビューイングタワーの駐車場昼間の駐車場はこんな感じ

6:00  展望台で場所取り

この時間帯で既に10数名が展望台に到着していて、日の出方面を陣取っていました。
みんな気合が違いますね……。

ボクも負けじとポジション確保に入ります。

いまはスマホ撮影が主流になっていますが、本格的なカメラを持っている方は、三脚を持参もしましょう。
カメラと共に固定すれば場所取り完了、ひとまず安心できますから。

日の出まで、しばし待ちです。

バガンビューイングタワーの展望台夜明けは真っ暗……↑は日中の写真

6:40  朝日

景色が広がり始め、鉛筆の先っぽのようなパゴダがちょくちょく見え始めました。
いよいよ、朝日のお出迎えです。

この時間になると、ざっと見で50名以上が展望台に集結しています。
興奮状態で、慌ただしく、活気に満ちていました。

バガンの朝日スマホで撮影

太陽が出始めると、さらに競争が激しくなります。
皆さんも負けじとシャッターボタンを押しましょう。

朝日を背景に記念撮影する人も多く見られます。
ただ、狭いスペースでの自撮りは不便なので、お互いに撮影をし合っていました。

バガンの朝日一眼レフカメラで撮影

7:10  気球

朝日とは反対の西側で、バガン名物の気球ツアーが始まります。

参加費用は1人100ドルとかなりのお値段ですが、人気のあるアクティビティ。

タワー付近を飛行する気球は、なかなかの迫力。
こんな間近で見る機会は、そうないでしょう。

すでにバガンはすっかり明るくなり、有名な巨大パゴダも見えてきました。

清々しい朝になること、この上なく感じられると思います。

バガンの気球多数のパゴダと気球

7:30  ビューイングタワー出発

お腹が空いてきました。
E-バイクに乗って、来た道を戻りましょう。

交通量は少なく、帰路はややスピードアップ。
でも、まだ暖かくはありません。

ホテルに戻るまでが、朝日ツアー。
安全運転を心掛けてくださいませ。

朝日を見た人々E-バイクで帰路につく人々

7:45  ホテル到着

お疲れさまでした。
少し休憩したら、朝食を堪能しましょう。

バガン遺跡の朝日スポット②:サンセットヒル

もう一ヵ所は、「Sunset Hill」(サンセットヒル)と呼ばれるところ。
朝日や夕日を見るための小高い丘です。

数年前までは大きなパゴダに登って見るのが主流でした。
しかし、安全面・保護の観点から、現在は塔上できるパゴダはほとんどありません

その代わりなのでしょうか、バガンには「サンセットヒル」がいくつか設けられています。

①ロケーション

ボクがオススメするのは、「Min-Nan-Thu Sunset View」(ミンナンツー・サンセットビュー)。
「ビューイングタワー」のさらに南側にある人工的な丘になります。

バガンのサンセットヒルの場所

ホテルのスタッフから教えてもらった穴場的なスポットですね。

Google Mapだと「Minnanthu Manmade Sunset Hill」で位置を確認できます。

「ビューイングタワー」からE-バイクで5~10分「ニャウンウー」からだと約25分かかります。

ここの「サンセットヒル」の特徴は人が少なく、静かな時間を過ごせるところ。
「オールドバガン」寄りの他の「サンセットヒル」だと団体ツアー客が押し寄せるので、雰囲気が乱されてしまいます。

ゆっくりサンライズを愉しみたいなら、「ミンナンツー・サンセットビュー」へ行きましょう。

②スケジュール

5:00  起床

起床時間は基本同じですね。
頭がボンヤリしていたら、熱いシャワーを浴びてスッキリさせましょう。

あとは持ち物の確認も忘れずに。
「ビューイングタワー」と異なり、「サンセットヒル」は完全屋外です。

防寒対策は必須ですよ。

5:30  ホテル出発

フロントでE-バイクを調達して出発です。

「ビューイングタワー」を過ぎたあたりからは未舗装道路が続きます。
両サイドには中小のパゴダがあって、早朝は異様な空気を感じるかもれません。

そして左手に見えてくるのが「サンセットヒル」。
丘の上に人影があるのが分かります。

バガンのサンセットヒル

なお、当日のぶっつけ本番移動は勇気がいる行動です。
前日の明るいうちに場所を確認した方が良いと思います。

6:00  サンセットヒル到着

丘のふもとにE-バイクと停車させて、坂を上がりましょう。
横7m、奥行き30m(目分量)の朝日スポットにて、しばし待ちです。

なお坂を上り切ったあたりが、気球を撮影するのに適したところ。

一方、坂の逆側の一番端っこは無心に朝日を感じるところです。
ベンチがあって、複数のカップルが寄り添って座っていました。

まぁ、人は全然多くないので自由に移動しながら、気に入った場所で待機しましょう。

6:40  朝日

ここからは駆け足。
ハイライトの写真1枚のみです。

バガンの朝日
上手く伝わらない……申し訳ない

7:10  気球

「ビューイングタワー」方面から気球の空中散歩が始まります。

バガンの気球

20近くある気球を一枚の写真に収めることができるでしょう。

バガンの気球

7:30  サンセットヒル出発

この時間帯になると、観光客が「サンセットヒル」をあとにしていきます。
みなE‐バイクで来たようですね。

安全運転でホテルに戻りましょう。
夜明け前は不気味だった道中のパゴダですが、さやかな朝だとまた違った印象がありました。

8:00  ホテル到着

お疲れさまでした。
朝ごはんを食べながら、その日のスケジュールを確認しましょう。

最後に…

バガンを訪れる前は、パゴダの上での朝日観賞を想定していました。
しかし、現地に着くとそれが難しいことが分かります。

というわけで、ホテルのフロントや地元民に聞いて、今回の2スポットで朝日を見ることにしました。

3泊4日の滞在なら、バガンにある有名なパゴダを全て回れて、2回も朝日を拝めて(夕日は3回)、ちょうど良いと思います。

バガンの全てを楽しんでくださいませ。

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